ゼロから始める かんたんメンテ 原付編

洗車をしましょう

 原付をいじる前にとりあえず洗車してキレイにしましょう。きったないままバイクをいじると結構あちこち汚れるし、精神衛生上も好ましくないですから。

道具の用意

 洗車の時に使う道具です。特に入手の難しいものは使っていないのですぐに揃えられるでしょう。

洗車用具
  1. バケツ
  2. スポンジ
  3. 洗車ブラシ
  4. 中性洗剤
  5. マジックリン
  6. 吸水クロス
  7. ボロ布
  8. ホースかジョウロ

 洗車後にワックスをかける場合は、以下の物も用意しておく。

ワックス
  1. ワックス
  2. 目の詰まった布
  3. 仕上げ用クロス
  4. 手袋

洗車の手順

チョロチョロ

水をかける

 全体に軽く水をかけます。埃や汚れを流しましょう。蛇口が近い人はホースを引いていってもいいです。

ジャブジャブ

泡を立てる

 バケツに洗剤を少々入れ、中でスポンジをグシグシ揉んで泡立てましょう。キメ細かい泡で汚れもより落ちやすくなるってな寸法です。

上から下へ

上から下へ洗う

 下の方を先に洗うと上の方を洗った時に汚れが下の方へ流れていって二度手間になるので、上の方から洗います。

やさしくネ

塗装面はやさしく

 カウルなどの塗装面はスポンジを使ってやさしく洗います。ブラシを使うと引っかき傷が入る原因になります。エンジンやホイールなどはブラシでゴシゴシやって構いません。

しつこい汚れ

しつこい汚れ

 マジックリンを原液のままぶっかけ、ブラシでこすります。使い古した歯ブラシなんかを捨てずに取っておくと役に立ちますよ。

洗い流すのだ

洗剤を洗い流す

 汚れもろとも洗剤を洗い流します。水は上から下へかける。洗剤が残らないようにします。

拭き取る

水気を拭き取る

 吸水クロスやボロ布を使って水気を拭き取ります。管理人は塗装面は吸水クロス、その他はボロ布でやってます。金属部に水滴が残ると錆の元になるので、拭き残しには注意しましょう。綺麗なところから先に拭き、全体的に水気を拭き取り終わったら洗車完了です。

ワックスがけ

薄く薄く

薄く塗る

 手にワックスが付くのが嫌ならここで手袋を。車体が濡れていたら、ワックスがけの前によく拭き取ってください。固形や液状などありますが、管理人は固形派です。よく、円を描くようにと聞きますが私は鱗状に模様を描く感じでやってます。厚塗りせず、薄く、薄く、全体に均一に塗ります。全体に塗れたら、乾くまで待ちます。

白くなったら

白くなったら

 ワックスの表面が白くなって来たら、乾いてきた証拠です。指で触ってみて、乾いていれば拭き取りに入って大丈夫。まだ湿っているようならもうしばらく乾かします。

拭き取りは一方向

拭き取りは一方向

 拭き取りはワックスが完全に乾いてから。拭き取るときは円を描くようにするとムラになりやすいので、一方向に動かします。全体を拭き取り終わったら完了ですが、更なる光沢を求めるなら2度塗りをします。ワックスを塗るところから再度同じ事をします。

カスをとる

ワックスのカス

 あとは細かい隙間に入ったワックスのかすを取り除いておきます。カウルの合わせ目部分、ステッカーやカッティングシートの縁、ネジの周りなどに乾いたワックスが付いていますので先の細い物(楊枝など)でほじくってやります。

最終兵器

真打ち登場

 ここまでの行程でけっこうツヤが出ているとは思いますが、更なる輝きを求めるなら最終兵器の仕上げ用クロス。こいつで手が熱くなるくらい擦ってやるとそりゃあもうもうピカピカさ。

出来上がり

ピッカピカ

 全てのワックスを拭き取り終わったら、かなりピカピカになります。水はじきが悪くなってきたらまたワックスがけしますが、固形なら2ヶ月くらいはもつのでその間は洗車だけしていればオーケーです。ちなみに顔も映ります。

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