注: 文字用の領域がありません!
−6月30日−
【2009年 第二次猿払川遠征 初日】
〜北海道 猿払村〜
生命反応すら無く散々な結果だった前回の猿払川遠征。
そこらじゅうでボイルが有った去年の6月とは全くの別世界でした・・・(泣)
ただ、その後の6月は調子の良い時も有ったのも事実。先週までは非常に暖かい日も続いた様です。
今回こそはなんとかイトウの姿を見たいものです。
土日までは汗ばむくらいの暖かさだった様ですが、今朝はごらんの状況でした。
昨日あたりから急激に冷え込んだらしく、今朝も霧で太陽も隠れ挙句に雨も降り出し寒いのなんの・・・
本日も日の出から河口でイトウのボイルを探しましたが、本日もボイルは無し・・・もう慣れました(笑)

早めに新富士見橋下へ移動し、橋下で釣りをしていたヤスさんと合流。
並んでキャストしていると『ガボッ!!』
私は音しか聞こえませんでしたが、久しぶりにイトウらしいボイルを感じる事ができました。
しかしその後はイトウの気配も無くなり、川も全く静かになりました・・・(泣)
ヤスさんが帰宅後は上げ潮を追い掛け回り込むように上流へと移動しました。
こちらのポイントではシャローエリアに小さいながら群れるトンギョの姿が確認できました。
ならばイトウも近くに潜み、その捕食タイミングを伺っていてもおかしくないハズ。
秘密兵器に今回の猿払川遠征の為に作成した新型フライを付けてキャスト。
ブレイクライン付近にキャストし、ゆっくりゆっくりリトリーブしてイトウを狙いました。

このポイントに場所を移動して、黙々とキャストし続けて約2時間後・・・
仕事を終えそのまま夜通し運転して現場に着き、一睡もせずに釣りをしていた私。
流石に「ウトウト・・・」と、川辺でリトリーブしながら半分居眠りをし始めた矢先

「ガツッ!!」

とフライを引っ手繰るような強烈なアタリが!
その瞬間は「何事か!?」と思いましたが一瞬で目が覚め、反射的にフッキング!
ロッド越しに伝わる首降りを重量感で、イトウだと確信する事が出来ました。
最初は小さいかな?と思っていましたが、途中から走る走る・・・
ただしロッドにライン、そしてフックに至るまでメーターオーバーを狙う為のセッティング。
最初は少しばかり慌てふためきましたが、途中からは安心してファイトできました。
走ろうとするイトウを力でねじ伏せ、無事イトウをランディング。
写っているオレンジの物体は、釧路の川パトロール隊のアメ隊長直伝の秘密兵器
簡単に言ってしまえば、フライを飛ばせる飛ばし浮きみたいなもんです(笑)
フライロッドも持っているんですが、ルアー竿一本でルアーとフライを簡単にチェンジできるのが良い所。
長所はルアー竿でフライが出来る&フライより手返しが良い。短所はフライ程飛ばない所。
去年の秋よりイトウでも使用してまして「条件によってはイトウにも有効だ!」と感じ今年も検証しております。
釣果はこれで6バイト2フィッシュ。
本当は前回の「トンギョシーズンに威力を発揮するのでは?」と思っていたんですけどね(泣)
トンギョを追うイトウに対しての効果については、また来年検証してみなければです。
なにはともあれ今年初のイトウは70cm。胴回りも太く銀色に輝く魚体が非常に美しい一匹でした。
去年に朱鞠内湖で釣った同クラスと比べると、コンディションが良く非常に引いてくれました。
70cmでこの重さ、この引きだとすると・・・メータークラスの重さと引きは凄そうですね(汗)
写真を何枚か撮らせていただ後にリリース。
元気に泳ぎ去って行く瞬間が、イトウ釣りの中で私が一番「ヨッシャー!」と思う瞬間ですね。
その後も次のイトウを求めて黙々とキャストを続けましたが、その後は一度も反応が有りませんでした・・・

初日は一匹釣れてくれたので幸せな一日でしたが、それ以外は全くと言って良いほどに生命感の無い一日でした。
それほどに先日から急激な気温の低下と降り続いた雨は、イトウの活性に大きく影響を与えていたのでしょうか・・・
よ〜し、明日に期待〜!!・・・でも明日もまた一日雨なんだよなぁ(泣)
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