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−6月15日−
【緑色の宝石を求めて・・・】
〜北海道 然別湖〜
今回の釣りの場所は然別湖。
1万年前に起きた火山活動により出来た山上湖です。
此処で海と湖を行き来していたオショロコマは陸封され、独特の進化を遂げてきました。
この湖に住むオショロコマは、生息環境の大幅な変化により体の作りから色まで変わり、
緑色の宝石の様に美しく輝く然別湖固有の種「ミヤベイワナ」と呼ばれる様になり現在に至ります。
去年北海道に来て以来、何時かは会いにいかなくては!!と思いつつ早1年・・・
今年は早々に予約をし、1万年のネイティブと言われるミヤベイワナに会いに行ってきました。
しかも今回は、なんとフローターでの挑戦です。
スタッフの方と話をすると、「フローターは2005年の特別解禁以来3人目ですよ!」との事(笑)
釣友からは「フローターなんて見た事無いよ!」とか言われていましたが、まさかそこまで少なかったとは・・・
フローター可能エリアが狭いからですかね?水が冷たいからですかね?・・・ナゼでしょう?
あの湖との一体感、浮遊感、そして魚のファイトが目線で楽しめる迫力。最高なんですけどね!!
とりあえずボウズ回避の為、1の湾砂場ワンドのカケアガリ付近でアタリが多数有ったのでそこで多少粘りました。
アタリは無数に有るものの、なかなかのらない・・・HITしても20cmクラスとかなり小さい群れの模様。
しかしサイズは関係ないのがミヤベイワナ。その美しさと言ったら格別ですね・・・
岸に近い固体は『ブラウンバック』の固体が多いそうです。
写真で見る見事な『グリーンバック』の固体は沖めで釣れるそうです。
さらに沖だと『ブルーバック』になるとか・・・不思議ですねぇ。
個人的にはこれでも十分美しいと感激なんですけどね!
でもまぁ、やはりグリーンバックの見事なヤマベイワナに会いたい・・・
でもアタリが有る場所を諦めて沖に行く事がなかなか出来ず、もう暫く1の湾砂場ワンドで粘りました。
途中でまだ禁漁の40cmほどのサクラマスもHIT(6月30日まではすみやかに再放流しましょう!)
このくらいのサイズでも、顔はちゃんと精悍なサクラマスの顔になっているんですねぇ。
昼頃になってサイズも上がってきて30cmクラスが混じり出しました。
この優しげな顔。う〜ん、癒されますねぇ・・・(笑)
さらにグリーンバックになりかけの『オリーブバック』の固体も釣れました。
流石にここまで緑に近づくと見事だと思えます。海でのグリーンバックの海アメともまた違った美しさです。
1の湾砂場ワンドのカケアガリ付近で、最大は35cm止まりでしたが二桁達成。
これでようやく沖に行く決心が出来ました。時間は12時ほどでしたでしょうか。

釣行終了時間まであと3時間。思い出岬に向って進みました。
砂場ワンドと思い出岬の間辺りで、14gのスプーンのカウントダウンで探りました。
15秒から初め、20秒・・・25秒・・・ 1時間ほどアタリも無く、30秒も沈めて巻き始めた瞬間、
『ゴン、ゴン、ゴン、ゴゴゴゴン!!』とようやくHIT!サイズもなかなか良さそうです。
よっしゃ〜、これは良いサイズのグリーンバックか!?・・・そう思った矢先『フッ・・・』とバレました(泣)
しかし群れならば、周辺にまだ居るはず!
同じ方向にキャスト&30秒フォールして引き始めにまた『ゴン、ゴン、ゴゴゴン!!』
またキター!!今度も良いサイズだ、グリーンバックだ〜!!・・・・・・『フッ・・・』(泣)
その後も同じ事がなんと2度続き、計4連続HIT4連続バラシと言う「ナニコレ?」状態。
2〜5秒くらいは確実に重さを感じてたんですが、なぜにバレてしまったのか・・・フックも問題無かったです。
その後は群れも散ってしまったのか、途端にアタリが無くなり・・・
3時の終了時間まで広範囲を探りましたが結局ノーヒットで終わりになりました。
結局、完全なグリーンバックのミヤベイワナは釣る事が出来ませんでした。
ボートで1の湾外に出た人達の殆どは、グリーンバックだったそうですけどね(泣)
これはまたリベンジに行かねばなりませんでしょう・・・また来週でも再挑戦します(笑)
そうそう、フローターは快適でしたよ!
真冬に川に立ちこんで釣りをする装備をしておけば、全然寒さを感じずにまったり釣り出来ますよ〜!
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