1,796m三角点にある岩に腰掛け休憩を取りながら大無間方面を眺める。 大無間山からの稜線の向こうに朝日岳の姿が見える。それにしても大無間山は遠い山だ。
後はひたすら下るだけであった。 この 1,796m三角点からはほぼ下り一辺倒と言っても過言ではない。本当のよくもまあ登ってきたものである。 ところで、途中何回か登山道をはずしそうになったことがあった。幸い木につけられた赤テープで軌道修正できたのだが、 これが夜だったらどうであろうか。やはり夜の 7時頃に下るのを避けたのは正解である。 長い下りに辟易しながら、ようやく登山届提出の小屋に到着。時刻は 16時21分であった。 登る時に出した登山届けは回収しておいた。この日の登山者は 2人だけだったようだ。
階段を下り、林道を横切って杉林の中を下る。 そして 16時29分、諏訪神社鳥居前に到着。鳥居手前にコンコンと湧き出ている水の美味かったこと。 本当にくたびれた。
駐車場前から井川湖というか、 畑薙ダムからの流れを望む。
帰りは、往路を戻る予定であったが、ハプニングが待っていた。 今朝ほど奥泉駅手前で生じた道路への落石のため、くだんの道路が通行止めになってしまったのである。 井川駅−井川ダム間も通行止めであるから、まるで陸の孤島状態である。 井川で唯一のガソリンスタンドで話を聞くと、静岡に帰るには井川大橋を渡り、 林道を進んで富士見峠の道に出るしかないとのことであった。
まずは、井川から田代へと戻り、途中にある井川大橋を渡る。 この橋は 車 1台しか渡れない幅の細い吊り橋であり、しかも同方向であっても2台一緒に乗るのは無理というものである。 揺れる橋に少々スリルを覚えながら橋を渡り、その後狭い林道を延々と進むこととなった。 幸い対向車は少なく、どうにか無事に富士見峠まで辿り着いたものの、そこから静清バイパスに至る道程も長いものであった。
登山でも、その前後の車の運転でも苦労させられ、 本当にくたびれた 1日であった。