7月11日現在、梅雨明けにはもう少し時間がかかると言われているものの、
翌日の 12日土曜日は晴れそうだということで、1ヶ月ぶりに山に行くことにした。
先週の 7月5日の土曜日も狙い目だったのだが、生憎 ? 大分県への出張が入ってしまい土日はつぶれてしまったので、
このチャンスは絶対逃したくないところである。
ただ、上述のように 5、6日の土日を出張で休んでおらず、また 6日の週は何だかんだで寝不足状態が続いたので、体力が少々気がかりである。
狙う山は、戸隠山。YAHOO 天気予報では、戸隠山のある地域に日中晴れマークがついている。
ところがである、念のために他の天気予報のサイトをいくつか覗いてみると、戸隠地域は日中曇りマークとなっているではないか !
アレッと思って色々調べてみると、YAHOO の天気予報発表時間は 17:00 になっているのに対し、 他の天気予報はもっと遅い時間の予報になっている。
ここは一発賭に出て、戸隠山に向かうことも考えたのだが、 かなり遠い地であり、行ってみて駄目だったでは泣くに泣けない。
そこで残念だが戸隠山は断念することとし、どの天気予報も晴れマークがついている東海地方の山に登ることに方針変更したのであった。
しかし、東海地方の山で日帰り可能な 2,000m以上の山
(夏場はこれが私の基準) というのはなかなか思い浮かばない。
暫し何冊かのガイドブックをひっくり返し、ようやく候補に挙がってきたのが小無間山、大無間山であった。
ただ、この山は高さ的には問題ないものの、横浜からの日帰り登山が可能かというところが問題である。
そこでネットを調べてみると、井川湖の北にある田代から 1日でピストン登山した記録が結構アップされているではないか。
これで距離的には日帰り登山が可能と分かったが、実はこれらの登山は皆 前日に田代近辺に泊まっているのである。
横浜からでは少々無理という気がしたが、とにかく山に行きたいという気持ちが勝ち、トライしてみることにしたのであった。
しかし、やはり疲れが溜まっていたのであろう、予定した時間に起床できず、
自宅を出発したのが 4時過ぎ。
加えて、念のためにその日の朝ネットで道路情報を確認したところ、井川ダムと井川駅の間が通行止めとのこと。
富士見峠経由で向かおうと思っていた出鼻をくじかれたのであった。
仕方がないので、東名高速道清水IC (あるいは 静岡IC) から国道362号線に入って大井川鉄道千頭駅へと進み、
そこから井川へと向かうことにしたのであった。
この362号線も途中から非常に細い山道となって心細さを覚えたものの、やがて太い立派な道路に変わって、無事千頭駅に到着できたのであったが、
そこから道が分からなくなってしまったのである。
一応カーナビで確認したのだが、井川へ行く道を示してくれない。千頭駅の周りをウロウロすること 1時間、
途中、寸又峡温泉へも向かってしまったりと時間ロスし、ようやく川根大橋のたもとにあった地図を見て、接阻峡温泉経由にて井川まで行くことができることが分かったのであった。
もっとネットでよく調べておくべきだったと猛省した次第である。
しかも、悪いことは重なるもので、千頭駅と奥泉駅を結ぶ県道川根寸又峡線は途中で道に大きな岩が崩れ落ちていて、
交通規制が始まっており、何だかんだで田代に着いたのは 8時を回っていたのであった。これでは大無間山往復はとても無理であろう。
とは言え、折角ここまで来たのだから手前の小無間山まででも良いから行くかということで、8時10分に田代を出発したのであった。