小無間山( 小無間山:2,150m ) 2008.07.12 登山



【PHOTO & 記録 小無間山 3】

小無間山の登りに取り付く。
少し高度を上げて振り返ると、視界が開け、いわゆる白峰南嶺の山々が見えてきた。
恐らく大きくどっしりとしている山が青薙山。 その右後方に見えるのが稲又山、布引山で、青薙山の右手に見えるのはイタドリ山と思われるがどうであろう。

この辺になると、バテバテ状態で、 少し進んでは立ち止まって上を見上げるという 苦しい時のパターンが出始めた。
後で調べたら、鞍部から小無間山頂上まで 300mの登りとか、それは少々大げさとしても、樹林の中、 メリハリ無くひたすら登り続けるのは本当に辛かった。

そして崩壊地のコルから登り続けること 55分、徐々に傾斜が緩やかになり、12時57分、小無間山頂上に辿り着いた。
頂上は狭く、周囲はシラビソ等の樹林に囲まれて全く展望はない。標識があるから小無間山頂上と分かるが、 そうでなければ先ほどまでにいくつか越えてきたピークの一つと言っても分からないであろう。

頂上で大休止。小蠅がうるさく周りを飛んで、煩わしい。
先ほど私を抜いていった若者は今頃どの辺であろうか。 大無間山にはまだ着いていないであろう。

写真は小無間山の頂上。
上で述べたように、樹林に囲まれて全く展望は利かない。
時刻は 13時。ここから大無間山を往復し、田代に下山すると、20時近くになる計算である。 行けないこともないとは思ったのだが、18時以降暗くなった山道を下るのは大変危険である。
先の赤城山再登山 で少々戸惑った経験があるし、 ましてや赤テープが頼りとなるこの山では夜間の下山は危険であろう。
ということで、もともと諦めてはいたものの、再度 大無間山へは行かないことを確認し、 13時11分、下山を開始した。

樹林の中を下り、再び視界が開けると、コルを隔てた向こう側に P1が見えてきた。
これをまた登り返すかと思うとげっそりである。慎重に足場を確認しながらコルへと下る。



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