奥穂高岳 敗退( カモシカ立場までで敗退 : 2,050m ) 2011.10.07 登山


【PHOTO 奥穂高岳 敗退 5】

1. 悔しい思いをしながら登ってきた道を戻る。
   後から さらに1名登ってきたが、その方もすぐに撤退となった。
   また、途中で老夫婦ともすれ違い、色々話をさせてもらう。その
   会話の中で、小生が引き返した場所がカモシカ立場と知る。
   高度を下げるに連れ、雪の方は止む。
2. 高度を下げるに連れて足下の雪あられも無くなり、順調に下る。
   そして、岳沢小屋には 10時26分に戻り着く。
   小屋にあった写真で、カモシカ立場、岳沢パノラマの場所を知る。
   それで撮ったのがこの写真。右の高みが岳沢パノラマ、そして
   カモシカ立場は岳沢パノラマの左下方である。
3. 岳沢小屋では 岳沢小屋から天狗ノコルを目指し、途中撤退して
   きた方と少し話をする。その方は その後、重太郎新道を登って
   行ったのだが、果たして穂高小屋まで行けたのだろうか。
   10時45分、小屋を出発。順調に下る。途中のガレ場から振り
   返っても、やはり上部はガスの中であった。
4. 11時48分に岳沢登山口に戻り着く。
   ここからは完全に観光地。また、この辺は日も当たっており、青空
   も見え、観光に適した天候になっている。先程まで雪あられに降ら
   れていたことが嘘のようである。
   観光客を避けるべく、途中まで林道のような道を進む。
5. 途中から自然探勝路に戻り、明神岳を眺める。一番高く見える
   台形の頂上は III 峰だろうか。岩峰に日の光が当たり、青空も
   見えている。これを見ると、先程までのガス、雪あられが嘘のよう
   だが、明神岳の左部分はやはりガスである。
6. また、岳沢方面を見れば、朝と同様、上部は完全にガスの中で
   ある。本日は大変残念な結果になったが、これも山、致し方ない。
   人々で賑わう河童橋を渡り、12時5分にバスターミナルに到着。
   20分のバスで沢渡に戻ったが、乗客は観光客ばかりであった。



奥穂敗退 1、   奥穂敗退 2、   奥穂敗退 3、   奥穂敗退 4、   奥穂敗退 5 もご覧下さい。

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