1. 時刻も 8時30分を過ぎ、高度も上がってくると、周辺に雪が現れ    始めた。ようやく冬山らしくなってきたことを喜ぶ。    東に向かっているため、進む方向には太陽が見える。 |
2. 傾斜も大分きつくなってきたが、それだけ高度も上がってきた訳    で、振り返れば南アルプスの山々が見える。    よく見れば、何と赤石岳と悪沢岳ではないか。ちょっとビックリ。 |
3. 雪は固く締まっているが、アイゼンは不要。快調に足が進む。    振り返ると、今度はかなりすぐそばになかなか立派な山が見える。    御坂黒岳である。その堂々とした姿にこれまた驚かされる。 |
4. 傾斜も緩やかになると、周囲はグッと開け、やがて木無山の標識    がかかった平坦地に到着。どこが頂上やら分からないが、少し先    に方位盤があった。時刻は 8時56分。 |
5. ほぼ平らな道を少し進むと、見晴らしの良い岩場に到着。    ここから見る富士山は素晴らしい。 |
6. 反対側を見れば、屏風岩を抱えた開運山が見える。屏風岩の    岸壁が素晴らしいだけに、周囲の人工物が興趣を削ぐ。 |