国師ヶ岳 & 北奥千丈岳( 縦走路中の最高峰は 北奥千丈岳:2,601m ) 2013.5.5 登山



【PHOTO 国師ヶ岳 & 北奥千丈岳 5】


1.大弛小屋前を 12時36分に通過。
 この後、大弛峠からテント場に行く人を見かける。本日 この山域で見か
 けた人は 7人程。最初に大弛峠で出会った方には、国師ヶ岳頂上でも
 出会ったが、甲武信ヶ岳方面に縦走。後の方々は、時間的に大弛小屋
 あるいはキャンプ場に宿泊であろう。小生は無論日帰り下山。
2. 12時37分に大弛峠に戻り着く。ここでアイゼンを外し、暫し休憩する。
 後は 林道を下るだけである。12時48分、大弛峠を出発。
 写真のゲートを過ぎた所で、折角だからと、背中のスノーシューを下ろし、
 装着する。わずか 2km程の使用だが、ずっと背中の荷物で終わらせて
 しまうのは勿体ない。
3. 2km弱の装着であったが、やはりスノーシューは楽しい。
 一方で、わずか 2kmという距離では、物足りなさを覚えたのも事実。
 山の雪が融けてしまわないうちに スノーシュー歩きをタップリ楽しめる山
 に行きたいところである。
 スノーシューを外し、少し下って稜線を振り返る。
4.後は退屈な林道下りである。
 大弛峠までの距離を示す標柱が 1km毎に立てられているが、その数字
 がなかなか減らないのがもどかしい。
 下り続けていくと、やがてカラマツ林が目立つようになるが、その根元
 には苔むした倒木や岩が見られ、なかなか風情がある。
5.鶏冠山林道 (西線) との分岐を 15時33分に通過する。
 当初の目論見では、北奥千丈岳から石楠花新道を辿って白檜平まで
 下った後、白檜平からは鶏冠山林道 (西線) を辿ってここまで戻ってくる
 はずであった。
 実際は、この鶏冠林道がどういう状況なのかも分かっておらず、結果的
 に 往路を戻ることになったのは正解なのかも知れない。
 また、目論見通りにいかないのも山の楽しみと、前向きに捉えたい。
6.15時54分、前方に 千貫岩が見えてきた。
 傍らにあった説明板には、『 約200万年前の火山噴火により、マグマが
 冷却固結する際、花崗閃緑岩をほぼ垂直に貫いた火山岩体 』
とのこと。
 そして、15時58分、ゲート前の駐車スペースに戻り着く。10時間近い
 登山となり、しかも期待した程 林道に雪は残っていなかったが、楽しい
 登山であった。
 今度は スノーシューの活躍の場を求めて、山に行きたいところである。

国師3_1、   国師3_2、   国師3_3、   国師3_4、   国師3_5  もご覧下さい。


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