1.大弛小屋前を 12時36分に通過。 この後、大弛峠からテント場に行く人を見かける。本日 この山域で見か けた人は 7人程。最初に大弛峠で出会った方には、国師ヶ岳頂上でも 出会ったが、甲武信ヶ岳方面に縦走。後の方々は、時間的に大弛小屋 あるいはキャンプ場に宿泊であろう。小生は無論日帰り下山。 |
2. 12時37分に大弛峠に戻り着く。ここでアイゼンを外し、暫し休憩する。 後は 林道を下るだけである。12時48分、大弛峠を出発。 写真のゲートを過ぎた所で、折角だからと、背中のスノーシューを下ろし、 装着する。わずか 2km程の使用だが、ずっと背中の荷物で終わらせて しまうのは勿体ない。 |
3. 2km弱の装着であったが、やはりスノーシューは楽しい。 一方で、わずか 2kmという距離では、物足りなさを覚えたのも事実。 山の雪が融けてしまわないうちに スノーシュー歩きをタップリ楽しめる山 に行きたいところである。 スノーシューを外し、少し下って稜線を振り返る。 |
4.後は退屈な林道下りである。 大弛峠までの距離を示す標柱が 1km毎に立てられているが、その数字 がなかなか減らないのがもどかしい。 下り続けていくと、やがてカラマツ林が目立つようになるが、その根元 には苔むした倒木や岩が見られ、なかなか風情がある。 |
5.鶏冠山林道 (西線) との分岐を 15時33分に通過する。 当初の目論見では、北奥千丈岳から石楠花新道を辿って白檜平まで 下った後、白檜平からは鶏冠山林道 (西線) を辿ってここまで戻ってくる はずであった。 実際は、この鶏冠林道がどういう状況なのかも分かっておらず、結果的 に 往路を戻ることになったのは正解なのかも知れない。 また、目論見通りにいかないのも山の楽しみと、前向きに捉えたい。 |
6.15時54分、前方に 千貫岩が見えてきた。 傍らにあった説明板には、『 約200万年前の火山噴火により、マグマが 冷却固結する際、花崗閃緑岩をほぼ垂直に貫いた火山岩体 』 とのこと。 そして、15時58分、ゲート前の駐車スペースに戻り着く。10時間近い 登山となり、しかも期待した程 林道に雪は残っていなかったが、楽しい 登山であった。 今度は スノーシューの活躍の場を求めて、山に行きたいところである。 |
国師3_1、   国師3_2、   国師3_3、   国師3_4、   国師3_5 もご覧下さい。