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99号 フェラーリF40
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第99号
発行日:2004年10月22日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のアルファード、環境に優しい
フィット、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●ロールスロイスシルバークラウドからピンツガウアーまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
先週思い立った家族旅行、即計画・実行して、つい先ほど帰ってきました!
場所は日本三景の一つ、天橋立。
宿泊先の旅館ですが、ツイている事に大当たりです!
雰囲気、料理、サービスなど満足を超えて感動でした!
ただ、三景である景色の方は私的にはこんなモンかなぁ、くらい。
両親は喜んでいたようだけど、お金と時間と苦労を費やした割にはこんな反応
かぁ、くらい。
よって総合的な旅の感想もこんなモンかぁ、くらいです。
まあ、日本でこんな良い所があるとは驚きでしたが♪
車は普通のホンダで行ったので、別に車関連で報告する事も何てことないので
すが、実はこの場所は結構な台風被害があった所で、自衛隊の車輌がガンガン
派遣されている所でした。
少し不謹慎ながらその車達には「ほぉ~」の連続!
ジープが連発して来たかと思えばトレーラー付き、更にパジェロ改、そしてト
ヨタメガクルーザー、更には私も識別出来ないトラックや巨大な装甲車まで・・・。
まじ凄かったです。
一日も早い復旧を心よりお祈り致しますm(_ _)m
来週は祝・100号です♪
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■■■□ 第99回
■■□ 【フェラーリF40】
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孤高の存在フェラーリはすべてのモデルが速い・高い・貴重・・・なのですが、
その中でも群を抜き特別なモデルというのは勿論存在するのです♪
そう、アニバーサリー・モデルで、社の創立40周年を記念して造られた
F40、その後のF50、そして2002年のF60(エンツォ)がソレに当
たります。
更にその中でも、今回の「フェラーリF40」はやはり特別と言わざるを得な
いでしょう!!
フェラーリ様の本気の限定車であるだけで充分だったのですが・・・
内容や当時のインパクトも然る事ながら、カリスマ創始者エンツォ・フェラー
リ氏の逸話が残されています。
「フェラーリはレースの資金稼ぎの為に車を市販している」というのは使い古
されたフレーズですが、言葉通りレースでは充分な輝かしい成績を残していま
す。
そして、エンツォ氏は90歳を目前にして、自分の体調から余命が長くない事
を知った上で、当時の自動車界における最高の技術、素材、そして情熱を注ぎ、
最高の最高のロードカーを造る、というフェラーリに捧げた人生を締め括る計
画に至ったのです。
40周年と言う節目、1987年にデビューを果たしたF40。
デビューの翌年に安心したのかエンツォは逝去。
彼の息の掛かった最後のフェラーリという事で更にその価値を見出されたので
した。
フェラーリのフラッグシップはこの当時も当然12気筒モデルでしたが、コイ
ツはV8です。
何故8気筒か。それはあの幻の名車、ホモロゲートの288GTOを進化させ
たモノだからです。
フェラーリが本気のその性能は常識を超越し世界を震撼させました!
ミッドに縦置きされるエンジンはDOHC、V8-3Lでウェーバー・マレリ
ーの電子制御インジェクションにより燃料供給+インタークーラー付きの
IHI製ツインターボにより加給されます。
その出力は478馬力、最大トルクは58.8kg・mというモノ。
僅か3.8秒で100km/hに達する加速性能で、最高速は324km/hに至りま
す!
レースカーばりの構造の軽量シャーシに、ボディにもカーボンやケブラーなど
のレースでしかお目に掛かれないような素材てんこもりです。
この素材と内装や装備の軽減、軽量化により、高剛性でありながら1100
kgを実現しました(軽量化は約ヒト2人分に値しました!)。
ブレンボと協同開発したブレーキを始め、サスペンション、ハンドリングも抜
かりはなく最高レベルで抜群。
まさにレーシングカーそのマンマという卓越した性能です。
記念は勿論ですが、ポルシェ959がフェラーリの魂に火を付けた事は容易に
想像付きます。
ポルシェ959→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back74.htm
ノンサーボのブレーキを始め、凝ったメカニズムや装備を採用していないスパ
ルタンな仕様なのも、これまたポルシェ959とは対照的で面白い所ではない
でしょうか。
そのアピアランスには素性を全く知らない素人でも驚きます!
2mの車幅イッパイに広げられた前後のフェンダーのラインはエッジが立って
いてシャープな印象。
1.13mと低い全高で充分にカッコイイそのデザインはやはりピニンファリ
ーナ。
両端のフェンダーから立ち上がり中間に足がない形状のリアウイングスポイラ
ーは大きく独特で、この後に日本メーカー含め、世界中のスポーツカーに影響
大でした。
ボディサイドの巨大なダクトはエンジン、ブレーキを冷却する為の物で、全て
のスポイラーは速く走る為の工夫から生まれた、"機能美"です。
F40はそれだけで一括り出来ず、末期まで進化を遂げていますし、
F40LMやコンペティツォーネといったバリエーションもあります。
また、F50との対比やケーニッヒ・テスタロッサとのバブル比較も面白いか
と思うのですが、それらはまた別の機会にでも♪
当時のバブル景気も手伝って大人気となりました。
当時の日本での正規販売価格は4500万円でしたが、ご存知の通りプレミア
が付いて二億円以上でも取り引きされたと言うフィーバーぶりでした。
当初400台限定と言われていましたが、結局92年までの5年間で1311
台をラインオフするに至りました。
とは言ってもやはり貴重。
現在ではバブル相場から比べればグンと落ち着いてお買い得になっています。
程度の個体差で勿論値段は違いますが、そのキャラクターからデイリーユース
には向きませんし、極端に走行距離が少ない車、屋内でずっと眠っていた内外
装極上車も多いです。
基本線は約3000万円。
入手難易度は「★★★★☆ 4」でしょうか。
地元の国道で何気なく走っていると、いつの間にかF40と並走していた事が
あります。
もちろんレプリカではない事はスグに分かりました!
その後会いませんが、聞くところによると一部では有名な、メチャクチャ距離
も乗る人で、事故で廃車になったらしいです・・・
合掌
Ferrari F40
ボディーサイズ: 4430×1980×1130mm
ホイールベース: 2450mm
重量: 1100kg
乗車定員: 2名
駆動: MR5速
エンジン: 水冷V型8気筒DOHC
排気量: 2936 cc
ボア×ストローク: 81.9×69.5mm
圧縮比: 7.7:1
燃料供給: ウェーバー/マレリEFI+IHI製ツインターボIC
最高出力: 478PS/7000rpm
最大トルク: 58.8kgm/4000rpm
燃料タンク容量: 60L×2
最高速度: 324km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後): ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ: 前245/40ZR17 後335/35ZR17
当時価格: 4500万円
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
アンフィカー【水陸両用車】
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n8567940
なんと、先月メルマガで紹介しました「入手難易度4.5」の稀少な車がヤフ
オク登場です!
程度も良さそうですね♪
3枚の画像はいずれもご夫婦(?!)で乗っているのが何とも微笑ましいです
ね!
実は私も昔、水陸両用車で近所(もちろん陸)をデートした事があるのですが、
スッゴイ注目!そしてガス欠して歩いて帰ったという痛い思い出がありま
す・・・(汗
極上ケンメリGTR(kpgc110)極上
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f28073328
こちらも過去に取り上げた、ほぼ5とも言える「入手難易度4.5」の売り物
の登場です!
第14号→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back14.htm
部品代で300万円以上と言うのは凄いですね・・・
ハコスカGTR・Z432・S54B・フェラリー308、328GTB良品
の下取りOKだそうです。
希少!71年ボートテール リビエラ
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n8403616
ボディラインが最高のリビエラ、ボートテールです。
アメ車って感じがしますよね。
エンジンも申し分無いビッグブロック。内装も張り替えているようですし、車
検も長いという好条件です。
小径クレーガーのディープリムというのもまた味があって面白い!
エアサス付いているなら大径リムに変えるのもアリでしょうし、ベース車種が
面白いと何をやっても決まりそうですね。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
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