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14号 日産スカイラインGT-R(KPGC110型)
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第14号
発行日:2003年3月7日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのミラ、環境に優しい
ウィッシュ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
早いもので3月ですね。今月の終わり頃には花見シーズンとはホントに早い!
真冬や真夏が苦手な気難しい車には良い季節がやって来ますね。
で、この季節に何かとよく話題になるのがジュネーブショー!
私的にはやはり目玉は今回正式発表のカレラGTです。早く現物を見てみたい
ものです。
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■■■□ 第14回
■■□ 【日産スカイラインGT-R(KPGC110型】
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今回は4代目スカイライン、GT-Rとしては2代目となるモデルです。
身近な車を、との事だったのにこのGT-Rとなると全然身近ではなくてすみ
ません(汗。
というのも旧車ファンなら皆さんご存知のように、ケンメリのGT-Rは生産
台数197台の超希少モデルだからです。
3代目のC10型スカイライン(GT-Rは初代)は伝説の50勝、"羊の皮を
かぶった狼"などで有名な通称「ハコスカ」。
この後継、4代目として72年に発表されたスカイラインが通称「ケンメリ」
です。
当時のCMキャッチコピー「ケンとメリーのスカイライン」の大きな影響で
C110型というよりもこちらの方が通りがいいですね。
ボディーは60年代末のアメリカンマッスルを思わせるデザインです。
ハコスカの時と同じくして、デビューの翌年に"GT-R"が発表されます。
しかし、この時代の大きな出来事として、「排ガス規制」「オイルショック」が
ありました。
この排ガス規制が車好きには曲者で、この時期以降は世界的に魅力ある車が激
減していくこととなります。
日産ではワークスを解体し、ケンメリのGT-Rは僅か3ヶ月で生産終了、レ
ースで雄姿を見せる事はありませんでした。
この後は89年のR32型まで長くGT-R不在となります。
そんな経緯で前述の生産台数に留まり、価格も高かったことから当時の(今も)
ファンの間ではGTベースに"GT-R仕様"が盛んに行われています。
2車の違いはGTはOHCのL20型エンジンに対し、Rは先代からのキャリ
ーオーバーのツインカムヘッドのS20型エンジン、さらに4輪ディスクブレ
ーキを装備していました。
こういった機関面よりも多くの"仕様車"は外観重視ですが、一番の違いがオ
ーバーフェンダー。
これは先代ではリアだけだったのがケンメリでは前後、リアはフェンダーを大
きくカットして取り付けられています。
そしてリアスポは標準化され、多くの細部のメッキがブラックや艶消し処理さ
れています。
他の違いの一例としてグリルのデザイン、リアガーニッシュ、フェンダーミラ
ーの色、テールやピラーバッジのデザインなどなど、真似のしにくいのがガラ
スがブルーではなくRは透明ですね。
内装でもシートが違ったり、インパネ類はウッドではなくRはアルミだったり
と多岐にわたります。
現在スカイラインで旧車として扱われているメインはハコスカ、ケンメリ、5
代目の通称ジャパン、最近ではその次型のR30もQとして流通しているよう
です。
どれも人気は高いのですが価格は一時の上昇傾向から転じて今は下降傾向にあ
ります。
しかし、ケンメリGT-Rは当時ハコスカよりも重いので期待できないと言わ
れた上にレースでの活躍もありませんでしたが、現存数が大変少なく思い入れ
のある人も多い事から、日本の歴代の車の中でもトップクラスの値を付けてい
ます。
ほぼ売りも無いようですのでハッキリ分かりませんが、あれば800万円くら
いでしょうか?
入手難易度は 4.5 ですかね。
若かった当時スカイラインは友人の誰かが常に所有していました。その頃はジ
ャパンは捨て値で取り引きされていて、その割には壊れずに乗りやすい印象で
した。
ケンメリは当時も高く、友人ががんばって買った4ドアの通称ヨンメリがあっ
たのですが、これはソレックスキャブにタコ足、デュアルマフラーに交換され
ていたせいか、カブりやすく雨の日には不機嫌で乗ず、気難しい車だなァとい
う印象でした、余談ですが。
日産 スカイラインGT-R(KPGC110)
ボディーサイズ: 4460×1695×1380mm
ホイールベース: 2610mm
重量: 1145kg
乗車定員: 5名
エンジン: 水冷直列6気筒DOHC
駆動: FR5速
燃料タンク容量: 55L
排気量: 1989cc
ボア×ストローク: 82×62.8mm
圧縮比: 9.5
最高出力: 160ps
最大トルク: 18.0Kgm
最高速度: 200km/h
サスペンション前/後: ストラット/セミトレーリングアーム
タイヤサイズ: 前後175HR14
当時価格: 163.0万円
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
1951年 MG TD
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/46529673
これも近く取り上げたい名車ですね、人気も高いです。
最近トヨタの2000ccエンジン(3S)を載せたレプリカが日本でも売り
に出されると聞きました。人気が高い故に起こる現象ですが本物の値を押し下
げる事も有り得る、オーナーにはありがたくないニュースです。
73年プリムス・バラクーダ
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b33003246
今回紹介したスカイラインとほぼ同時期のアメリカンマッスルです。
デザインの共通点は本当に沢山見つける事が出来ますね。
エンジンが318ですが結構速そうですね、300万円以上で売っている業者
さんもありますので好きな人には安いと思います。
気が付けばアメ車はメルマガであまり扱っていないですね、好きな人ごめんな
さい。
◆◆━…━…━…━… 今後のお知らせ・お願い …━…━…━…━◆◆
やはりこの手の車はオーナーやマニアなどそれぞれ思い入れの有る
「この1台!」は皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
また、「こんな車の情報を取り上げてくださ~い」というのもアリですが、
それよりも文才の無い私をみかねたあなた、面白い車の知識を豊富に持って
いるあなた!是非是非、原稿を書いてみませんか?
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
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・・・続く
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