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98号 三菱ジープJ50系
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第98号
発行日:2004年10月15日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のアルファード、環境に優しい
フィット、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●ロールスロイスシルバークラウドからピンツガウアーまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
秋を感じる今日この頃、いかがお過ごしですか?
オープンカーとバイクはこの季節最高ですよ!
先日も長距離チャレンジ、行って参りましたっ!
(もう既にチョット寒いくらいかも・・・)
何故か突然の思い付きなのですが、両親を旅行に連れていこうかなぁと思い立
ちました。負担が少ないのは国内なのですが、行った事無いであろう北海道か、
または秋の京都か、信州か、高知の海の幸なんかも良いかなぁと思案中です。
片道5時間の範囲なら車で行ってみようかな♪
さて、メルマガは100号までカウントダウン状態!
無意味に盛り上がっているのは多分書いている私だけなのでしょうが(^^;
今号の本編では、今とても頑張って欲しい三菱の名車です。
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■■■□ 第98回
■■□ 【三菱ジープJ50系】
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今回は三菱ジープです。
当メルマガではクロカン4駆はやはり変わり種。
過去に三菱車、ジープベースのミリタリー車の取り上げはあります。
三菱スタリオン→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back34.htm
フォードGPA→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back28.htm
昔はパジェロやハイラックスやサファリの事まで何でもジープと呼ぶ人がいま
した(さすがに最近では聞きませんが)。
「jeep」は商標であるにもかかわらず、それで四駆の代名詞的な存在だと言え
るという事でしょうか。
海外モデルのライセンス生産という形で始まった三菱ジープですが、三菱だけ
を見てもそのバリエーションはハンパではなく、主要のショートボディを取り
上げる意味でJ50系と書きました(これでも充分多岐に渡ります)。
他には20系、30系、40系といったボディが長いバンやワゴン、幌車など
もあります。
GPAの回でも触れましたが、ジープの祖先はウイリスMB/フォードGPWで
1940年代の第2次世界大戦を戦い抜くために生まれました。
戦後の民間用ジープとしてCJシリーズ(シビリアン・ジープ)が始まり、C
J2に続くCJ3A、CJ3Bをライセンスで造った1953年から三菱ジー
プの歴史が始まります。
J1、J2に続きJ3、J4へ、さらに右ハンドルやディーゼルモデルなど独
自の改良でバリエーションを増やし1970年より、ショートはJ50系と呼
ばれる50番台の数字が付くものへとなります。
そのバリエーションは複雑多様で、主要な物で投入の時代順に:
●ガソリン
J52 2.3L 1973年から
J56 2.4L OHC
J58 2.0L 4ナンバー(小型登録)
J57 2.6L 120馬力 "最強のジープ"
J59 2.0L J58の改良型
●ディーゼル
J54 2.7L 1970年から
J53 2.7L 直噴ターボ
J55 2.7L インタークーラーターボ 最強トルク 最後のジープ
となります。
他にも輸出仕様、省庁への納入仕様もあったりするので非常に複雑です。
さらにボディの違いで前半はナロウと呼ばれる小ブリなもので1977年以降
はワイドになりますが、どのモデルからとハッキリ分けれるのではなくて、ワ
イド化はモデルの途中だったりします。
フェンダーも古いタイプはストレートで、後に前部が垂れ下がっている招き猫
の手のような形状のモノに変更されます。
そうは言っても外観の大きな変更は少なく、CJ3Bのコピーで始まりほぼ基
本形を踏襲して発展したのが三菱ジープの特徴です。
(USAの本家の方はというと会社を身売りしながら数回社名を変えて生き延
びていき、ボディ形状もローフードに戻したり丸みを帯びたり角型ライトを採
用したりと、あっちはあっちで魅力的な変貌を遂げています)
'80年代のパジェロの登場以降、生産台数は減少し、1986年には50系
以外のジープは生産を終了し、1986年には50系もガソリン車が生産終了。
50系のディーゼルだけ続いていたのが1998年にはそれも終了し多くのフ
ァンが涙したのは記憶に新しいです。
ここで三菱ジープの46年間の歴史に幕を閉じました。
ナロウ・ストレートフェンダーのモデルに拘る人も多く、古きを愛するファン
の多いジープですが、J57のパワフルさに惚れこんでいる人やディーゼルで
クロカンを楽しんでいる人などさまざまです。
あるモデルではドレスアップやドレスダウン、あるモデルでは多数のアフター
マーケット装備装着品が好まれ、あるモデルでは全くのオリジナルが好まれる
と言った多様な具合です。
よってベストバイ、的なモデルはなく、その人の趣味や使い方、予算により千
差万別、というのが選び方の結論でしょうか。
市場ではナローは手に入りにくくなっており、多くの売り物がワイドです。
ボロボロのモノも書類付きで生きていることも多く、下は5万や10万円で車
検残があるものから、上はJ57の極上で100万円台前半くらいか、はたま
たJ55最終限定モデルの極上がもっとするのか、くらいでしょうか。
入手難易度は「★★☆☆☆ 2」。
「三菱ジープ」という事だけなら、欲しいという気持ちと気合があればスグ乗
れます。
以上、ジープを総括、再考するのは難しく感じましたがどうだったでしょうか?
特定モデルに絞っても良かったなと思います。
私もジープには数台乗ったり売ったりと関わっており、その基本のダイナミッ
クさ、男らしさ、楽しさは肌で感じています。
小さくて軽くて、シンプルで壊れにくくて、丈夫で長持ち!
現在はオンロード用の四駆が増えていますが、生まれも育ちもオフロードであ
るジープは色んな楽しみ方が出来ますね!
長く基本的な形を変えずに多くの人に愛されているこの車には"機能美"とい
う言葉が良く似合うと思います。
三菱ジープ J55
ボディーサイズ: 3455×1665×1910mm
ホイールベース: 2030mm
重量: 1370kg
乗車定員: 2(4)名
駆動: 4WD4速
エンジン: 水冷直列4気筒OHVディーゼル 空冷インタークーラーターボ
排気量: 2659 cc
ボア×ストローク: 92.0×100.0mm
圧縮比: 21.5:1
燃料供給: 分配型インジェクションポンプ
最高出力: 100PS/3300rpm
最大トルク: 22.5kgm/2000rpm
燃料タンク容量: 45L
最高速度: 110km/h
サスペンション前/後: リーフスプリング式車軸懸架
ブレーキ(前/後): 油圧式 リーディング/リーディング・トレーリング
タイヤサイズ: 前後215R15-6PRLT
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
マセラティ コラボレーション
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/70747618
こちらは読者の方から、ぶらり♪向けと紹介があった物です。
マセラティとクライスラーとのコラボレーション。確かに普通のルバロンとは
ディテールが違い面白いですね!
前後に紋章、トランク角にはMASERATIの文字が誇らしげです。
この辺りを見れば現在のフェラーリのエンジンを積んでいるのは面白みに欠け
ますね。
1950年エアストリーム クリッパー
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k8820276
最近輸入の依頼も多いエアストリームです。
このモデルの変わっているのは非常にコンパクトなサイズ。カワイイですね!
更に珍しいのがボディがポリッシュされているという事。ピカールが手放せな
くなりそうです!
私も欲しいのですが、希望は30フィート以上ある長いヤツで、長期間でも住
めそうなのが良いですねぇ。
ポルシェ959★ターボチャージャ★1台分set★新品超希少★直輸入
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f29189463
本編で959を紹介してからもう半年、皆さんはその超弩級の内容を覚えてい
ますか?
そのタービンは一体幾らなのか?!答えはこの出品にあります。
一式定価140万円くらいらしいのです・・・
凄いと思うか、そんなモンと思うか。
959オーナーになってみると正解が解かる特典がありますヨ。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
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自動車輸入取り扱い業務に付きましてはHPに詳細を載せております。
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