クラシックカー、オールド・ヴィンテージ車両の並行輸入代行、 通関から予備検査登録、 特殊なモノほどお任せ下さい!
輸入業務の流れ
在庫情報・車種例
お問い合わせ
関連コンテンツ
クラシックカー・スーパーカー総合研究所 バックナンバー
NEW ARRIVALS
CARS ON SPECIAL
92号 ホンダS500
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第92号
発行日:2004年9月3日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
このメールマガジンではバリバリ売れ筋のカローラ、環境に優しい
ワゴンR、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
=========================================================
'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
=========================================================
・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●トライアンフTR3からランボルギーニムルシエラゴまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
最近メールや手紙をもらう時に、「メルマガ楽しく読んでますよ」とのコメント
がチラホラ・・・
嬉しいやら、なんだか恥ずかしい気もします^^;
メルマガでは2回続けて寄稿頂いた本編原稿でお世話になりました。
常連である前原さん、歩き目ですさんにはホント感謝致しますm(__)m
歩き目ですさんは聞くところによると、幾つかの隠しダマを持っているとか(笑。
グラサン大門が大暴れしたアノ車とか、
水中走行しながら空に向けてミサイル発射したアレとか、
京都発の魂こもったアノ和製スーパーカーとか、
かえる君をいじめる悪魔の牛くんとか・・・
今後をご期待ください、私も楽しみです^^v
今回の本編、車の選択は妥当ですが、纏めきれていない状態で・・・
何だか余談や個人的な意見も多いですが、そこはご勘弁を。
■■■■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■□ 第92回
■■□ 【ホンダS500】
■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
車好きで「S500」と言えば、今ならメルセデスの大型サルーンの話も出そ
うですが、クラ・スパ総研的には間違いなく「ホンダのS500」でしょう!
7年間に渡るホンダの"Sシリーズの始まりのモデル"、と言うだけではなく、
2輪の頂点に立ったホンダが4輪の世界に踏み入れて初めてリリースした普通
乗用車という、ホンダの原点的モデルとしても貴重な車です。
1962年に「スポーツ500」の名でショーデビューを果たし、
翌63年に発売されたS500。
若干のデザイン手直しに加え排気量も531ccに拡大、改良されていました。
そのメカニズムは独特なモノも多く、感心・感嘆の連続です。
エンジンは当時珍しいDOHCで、さらにアルミ製。
4つのシリンダーに対して4基のキャブレターという凝り様!
最高出力を44馬力としていました。
高回転までスムーズに回る特性はバイクからの技術の盛り込みに他ありません
が、さらに凄いのは後輪をチェーンで駆動している事です!
「技術のホンダ」だけに次々と素早く発展・改良を重ねてS600、S800
へと進化していきます。
DOHC、4キャブは一貫して、チェーン駆動もS800の前期型まで受け継
がれた事実を見れば、S500は基本を満たした渾身のデビュー作だったと言
えるでしょう。
デザインも低重心でカッコイイです!
走りの性格ばかりでなくスタイリングも英国のライトウェイトスポーツっぽい
ですね!
"あのイギリス車"に似ていると思っている人も多いのでは?
あまり取り上げられませんが、私はこの車、リアのデザインがとても好きです
(前後別のデザイン構成のように思いませんか?)。
モールで飾られたラインも秀逸ですし、丸いテールが何ともイキです!
後の角型レンズよりもコッチの方が良いですね。
内装も機能的に配備された計器類、ウッドステアリングなどが気分を盛り上げ
ます。
アンテナはサンバイザーに内蔵してスッキリです。
ソフトトップは質に拘り輸入したものを使用していました。
クーペは次モデルから用意されており、S500ではオープンボディのみ。
全て右ハンドルでした。
今の時代の、例えばユーノスロードスターなんかと比べても驚くほど小さい車
なのですが、乗ればしっくり来ること請け合いです(私が乗ったのはエスロク
ですが。小柄な私には心地よいタイトさでした)。
コレクターズアイテムとしてS500を再考した場合、冒頭の理由以外にも大
きな要素があります。
市販を開始したのは1963年10月の事で、実際にデリバリーを開始したの
が1964年明けてから。
これは次のS600の発表と時期をほぼ同じくしており、オーダーした人のガ
ッカリやプンプン具合は今でも容易に想像つきます(この排気量差は小型スポ
ーツには影響が絶大ですから)。
そうなんです、S500は実質3~4ヶ月と短命で、しかも国内専用モデルで
あったため、台数が出ていないのです(1万台ヒットのS600に対して、S
500は1千台前後、現存は半数にも遠く及びません)。
その為にJ旧車の中でも品薄で高値を付ける傾向、ガッカリしたオーナーさん
も納得の、今では国産きってのコレクターズもんです!
そんなこんなで入手難易度は 4.5 、ほぼ見ないであろう売り相場は安い
もので200万円~、だと思いますが愛情や思い入れが加算された言い値とな
る傾向があるでしょう。
余談ですが、2年ほど前のダイドーのデミタス「NAVI」の企画で、S50
0は名車10台に選ばれていました。
当時、苦くて好きでもないコーヒーをよく飲んでました・・・
あのサイズでは仕方ありませんが、S500は他の車に比べてもあまり出来は
良くなかったかな?
更に余談ですが、日テレのMobiの前身である番組Boonではアイドル真鍋かを
りがS800を手に入れて番組の企画として本格的にレストアをしてました
(ホントの所有者は「?」)
もう一つ余談。S500とショーデビューを同じくした「S360」。
コレは市販デビューは叶わなかった上に「軽規格に無理に当てはめたデザイン」
などとも言われていますが、とても良い出来です。
ホンダ・ビートや最近のダイハツ・コペンなどを含めても、歴代の軽オープン・
モデルの中で最高の1台だと私は思います。
S600、S800も言うまでもなく名車です。
時期を見て取り上げたいですね。
※関連
ホンダNSX→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back47.htm
ヨタハチ→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back56.htm
Honda S500
ボディーサイズ: 3300×1430×1200mm
ホイールベース: 2000mm
重量: 675kg
乗車定員: 2名
駆動: FR4速
エンジン: 水冷直列4気筒DOHC
排気量: 531 cc
ボア×ストローク: 54×58mm
燃料供給: キャブレター4基
最高出力: 44PS/8000rpm
最大トルク: 4.6kgm/4500rpm
燃料タンク容量: 25L
最高速度: 130km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン/トレーリングアーム
ブレーキ(前/後): ドラム
タイヤサイズ: 前後5.20-13
当時価格: 45.9万円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
──────────────────
ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
☆V230ベース特装車、ウエストファリアー稀少車☆
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e40759140
キャンパーコンバージョンとして定評のあるウエストファリアですが、わたし
的にはウエストファリアと言えばVWタイプ2、少ないけれど次はバナゴンく
らいに思っていました。
日本でメルセデスのVクラスベースのウエストファリアは希少ですね。
私もキャンプに興味を惹かれているのですが、今検討中なのはエアストリーム
です。シルバーのイモムシみたいなヤツですがご存知ですか?
そのうち紹介します。
昭和38年式 DATSUN ブルーバード
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g26383593
か、かわいい♪
ダットサンの名車ブルーバードはどの世代にもファンがいますが、初代の響き
はやはり重いですね!代が変わる寸前の末期かな?
画像で気になるのはドア下部の状態ですかね。
かわいいハズのリアの画像も欲しい所です。
●即決 ブルガリ 車載時計 キャデラック エスカレード●
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d51588526
GM純正の車載時計ですが、他車流用が流行っているのでしょうか?
ブルガリの時計としては凄く安いですね!
検索したら10件ほどあり、コチラが最安値です。
流用しなくても最初から高級な時計のついた車に乗りたいものですが、自分の
好きなモノに囲まれるこういうカスタムも良いですね!
洗練されたシンプルさで、ブルガリは私も好きです。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
自動車輸入取り扱い業務に付きましてはHPに詳細を載せております。
本メルマガのご意見・ご感想・リクエストもお待ちしてます。
輸入車、希少車に関するご相談、雑談などもお受けしております。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■発行・編集 M&Mインターナショナル
■URL
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/
■Eメール mac525@anet.ne.jp
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
まぐまぐ http://www.mag2.com/ <ID:0000101452>
解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000101452.htm
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
その他の
関連コンテンツ
もご覧ください
フェイスブックページ
クラシックカー・スーパーカー総研
トライク・スペシャリティーズ
英語ページ
Return to TOP