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56号 トヨタスポーツ800
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第56号
発行日:2003年12月26日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのキューブ、環境に優し
いワゴンR、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
クリスマスはいかがお過ごしだったでしょうか?
メルマガも今年はこれが最後の発行となります。
正月にトヨタ2000GTで始まった今年のクラ・スパ総研、締め括りも日本
車でいってみましょう!
2000GTは年間ランキングでトップとなっており、今回の本編はそれに因
んで急遽書いたモノです。
フロントマスクに大きく共通の雰囲気を感じさせますよね。
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■■■□ 第56回
■■□ 【トヨタスポーツ800】
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今回はヨタハチです。
ヨタハチとは言っても愚か者を示す「与太」も関係なければましてや水戸黄門
さまの後ろに居るうっかり者も関係ありません。
そう、このメルマガ読者には言わずと知れたト「ヨタ」スポーツ「8」00、
の通称ヨタハチです。
デビューですが、
1962年の全日本自動車ショーにてパブリカ・スポーツの名で出品され、
その後改良されて
1964年のショーにて最終プロトを発表、生産を開始、
1965年4月よりデリバリーを始めました。
最初のプロトの名が示すとおり、ベースは当時の主力小型セダンであるパブリ
カで、その多くのコンポーネンツを利用する事によりコストを抑え低価格で販
売することを可能としました。
何ともトヨタらしい、大衆のためを考え尽くしたコンパクトスポーツカーです。
エンジンはパブリカ用の改良・拡大版で空冷の水平対向2気筒0.8L、これ
をツインキャブとし出力を45馬力、トランスミッションもパブリカをベース
にクロスレシオ化しました。
当時としても目を見張るようなスペックではありませんが、最高速155km/h
はワンクラス上とも言えるレベルで、事実レースでは輝かしい戦績を残してい
ます。
意識したCd値にプラスして軽量化も充分に考えられ、リアガラスをアクリル
製として、ボディにはアルミパネルを多く採用していました。
ボンネット、ルーフ、トランク、バンパーなどに使用され、その甲斐あってか
車両重量わずか580kg、これにより動力性能UPと同時に高燃費も両立し
ているのがいかにもトヨタらしいです。
ライバル視されるのはやはりホンダS800ですが、動力性能ではヨタハチの
方が一歩譲っていたのは事実です。
しかしながらこの車が素晴らしく勝るのはそのデザインではないでしょうか。
流線型のボディラインはクローズドクーペとして見ても充分に面白いのですが、
アルミ製のルーフパネルを外してタルガトップへと変わる凝り様が凄いです。
航空機デザインに大きくインスパイアされたと言われるその丸みのあるライン、
他の何にも似ていない個性の塊は今のトヨタでは難しいかもしれませんね。
このヨタハチ、1969年までに約3131台が生産されるのですが、毎年小
変更、小改良を加えるなどでバリエーションが存在します。
ハッキリとしたマイナーチェンジは1968年で、これ以降が後期と呼ばれま
す。
後期型はフロントグリルのデザインが変更、ウインカーが白からアンバーへ、
リバース灯の追加、バンパーが鉄製に変更、インパネ変更、などなど。
他シートの違いやキーホールなど細かい点多数あります。
また短い期間ではありますが、3つに分けて1969年最終を後期2型とする
見方もあります。
価格帯は個人売買の安いので80万円くらいから、店頭の上限で200万円く
らいまででしょうか。
J旧車の相場は冷え込んでいて手に入れやすくなったものです。
入手難易度は 3.5 くらいかな。
ヨタハチといえば私はマンガ「よろしくメカドック」でヒロイン的な女のコ、
スケ暴小町が可愛がっていたのを思い出します。
また私の親しくするおっちゃん、Gさんはイメージカラー(かな?)である赤
を安く手に入れたとかで乗らずに大事にしまっています(乗れよっ!)。
おっちゃんは庭も広くバイク、車合わせて数十台を持つコレクターで、買いは
すれど売らないというタイプの人です。が、私にはくれたり売ったりも稀にし
ますので、コレも虎視眈々と狙っていますよ~。
トヨタスポーツ800 前期型
ボディーサイズ: 3580×1465×1175mm
ホイールベース: 2000mm
重量: 580kg
乗車定員: 2名
駆動: FR4速
エンジン: 空冷水平対向2気筒
排気量: 790 cc
ボア×ストローク: 83×73mm
圧縮比: 9.0:1
燃料供給: キャブレター×2
最高出力: 45PS/5400rpm
最大トルク: 6.8kgm/3800rpm
燃料タンク容量: 30L
最高速度: 155km/h
サスペンション前/後: ウィッシュボーン/平行半楕円非対称リーフ
ブレーキ(前/後): ドラム
タイヤサイズ: 前後6.00-12 4PR
当時価格: 59.5万円
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
★ 希少車 ソラーラコンバーチブル ★
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d42013034
SOLARAは日本では馴染みが薄いですが、USAでは人気で結構走ってい
るカムリの派生車です。私はあまりカッコイイと思いませんが、出品車輌のよ
うにホイールを変えれば何とか見れるような感じですね。
確かにコンバーは魅力ですが、屋根開きの趣味の車だけにFFではなくリアの
ホイールが回ってほしいものです。
ミニエース!
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d41419398
これもヨタハチと近い時期にパブリカから派生した車ですね。
可愛いですよね!J旧車好きで変わり種が好きな方にはたまらない逸品でしょ
う。
一生モノのトラックとしてお勧めします。
ランドクルーザー
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e33903742
今回は本編を含めてトヨタづくしとなりました。
今や日本でのシェアが凄いどころか世界的に見ても優秀なトヨタですが、現行
のラインナップを見る限りでは残念ながら10年、15年後にしっかり値を残
している車は皆無です。
一番の有力候補はランクルだと思います。
私の周りでも多くの人が色んなモデルに乗っていますが、これは奥さん用のソ
フトなイメージだそうで、こんなランクルは見た事ありません(笑。
ホイールとペイントでまたワイルドへ戻れそうですかね?!
因みに60系は角ライトだとさらに高値で取り引きされます。
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