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47号 ホンダNSX
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第47号
発行日:2003年10月24日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのラウム、環境に優し
いプレサージュ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。時間帯により「寒いなぁ」と思う事もある今日この頃です
が、皆さんの地域はどうでしょうか?体調管理には充分お気を付け下さい。
二玄社で"カーグラフィック"と双璧を成す"Navi"をご存知でしょうか?
結構面白い企画を組む事で良く知られている雑誌です。
先日なんとそのNavi編集部の方から是非とも水陸両用車の取材に協力頂き
たいとの連絡を受けました!!
取材はたとえ遠方であっても構わないとの事でしたが、私の所にある1台は迷
彩色のかなり"濃い"ヤツだけなので、ちょうど関東の方に納車をしましたの
で了承を得てご紹介しますと返事しました。
しかし嬉しいやら悲しいやら複雑なのは、もし、上手く話が進めばウチの名前
とURLがチョコっと出るとの事なのですが、その頃には確実に水陸両用車の
ネタは切れているであろう事が予想できるからです。今所有の一台も早めに手
放す予定で、それ以降の入庫予定がまだ無いんで・・・
今回の本編はホンダです。
米国のある調査会社による今年のリサーチで、米10代若者の1番人気は実に
「ホンダ」です。2番のヨーロッパブランド(VW)や3番のアメリカンブラ
ンド(ポンティアック)を抑えての堂々の一番人気です(もちろんトヨタも抑
えられてます)。
メーカーのここ数年の伸びも肌で感じ取れ、データとしては4輪世界生産の累
計台数は
1990年に2000万台
1995年に3000万台
1999年に4000万台
2003年に5000万台、
を達成したそうです。
まあ上記の人気やデータの最近の動向は内容的に量販車がメインですので、こ
のメルマガ的には正直どうでもよいデータですが・・・
当メルマガ的視点からは、ホンダスピリットを感じる紹介したい車はたくさん
あります。最初はリクエストも有ったバブルが生んだ名車です。
(前号からバブル期の車続きでごめんなさい)
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■■■□ 第47回
■■□ 【ホンダNSX】
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今回のホンダNSX、あらゆる点で日本のレベルには納まっていない車です!
ロングライフなこの車は現在も進行中であり、記憶に新しいだけでなく情報も
豊富で多岐にわたるので、詳しくは述べませんが、大筋を振り返って再考して
みましょう。
初登場の、純日本メーカーであるホンダですが、自動車界きってのカリスマも
居てそのスピリットを受け継ぐメーカーだけに、いくらでも長くなってしまい
ますので極々簡単に紹介します。
1946年10月に本田宗一郎氏により、静岡県浜松市に本田技術研究所が開
設されたのが始まりです。
レースをきっかけに2輪の世界では市場に受け入れられました。
1962年9月には自社のテストコースを兼ねて、鈴鹿サーキットを完成させ
ています。
この年10月に初の4輪、軽自動車のS360、T360とスポーツカーの
S500を第9回全日本自動車ショーにて発表します。
1964年にはF1出場宣言をします。
1967年には今も尚人気の「N360」が出てます。
1971年の「ライフ」辺りから空冷から水冷化へ変更していきました。
1988年にはVTECを発表、
F1ではマクラ-レンホンダが破竹の勢いで連覇達成してました。
もう既にこの頃には余裕の世界レベルでのブランド確立です。
事実、この頃にはアメリカでアコードがベストセラーを誇り、CS調査で一位
を獲得、「USAで強いホンダ」のイメージでした。
いち早く海外生産に取り組み、アコードのクーペやワゴンなどの逆輸入車も流
行りました。
1990年8月にはアキュラでのNSXの販売を開始しています。
1991年8月5日、創始者である宗一郎氏、逝去。この方には数々の伝説、
逸話があります。
1994年からのオデッセイか1996年のステップワゴン辺りからか、世間
では「RVのホンダ」とも言われる様になります。
1997年には「ツインリンクもてぎ」をオープンします。
2000年には2足歩行ロボット、アシモを発表したのは記憶に新しいですね。
今までにないコンセプトで業界を面白い方向へ引っ張り続けていって欲しいも
のです。
本題のNSXですがホンダのフラッグシップとして、量産車初のオールアルミ
モノコックボディを採用、VTECをミッドシップの2シーター、前後異形タイヤ
サイズ、などなど、その内容は鮮烈!
1988年にシカゴ・ショーにて初のお披露目がなされ、
1990年9月のデビュー時はバブルの時代背景からプレミアもんでした!
1992年11月には徹底した軽量化と動力性能向上に努めた「タイプR」が
デビューします。
1995年にはタルガトップボディの「タイプT」がデビュー。
この年はル・マン24参戦2年目にして、高橋国光、土屋圭市、飯田章の日本
人チームがNSXでクラス優勝してます。
1997年にはMTモデルが3.2Lへスケールアップし、ギアは6段へと進
化しました。
快適装備を残し、軽量で走りのグレード「タイプS」もこの年からです。
2001年には初のビッグマイナーチェンジを行い、ヘッドランプを固定型と
した他、バンパーやテールランプ、ホイールデザイン、インテリアなど多岐に
わたり大きくイメージを一新しました。
2002年には消滅していた「R」が復活しました。
スーパーカーか否か、という事では非常に意見が分かれるこの車ですが、NS
Xは言うなれば、"かなり出来の良いスーパースポーツ"。スーパーカーと呼ば
れるあの無茶苦茶なヤツらには無い快適性と信頼性、イージードライブを実現
していて(AT比率も結構高い)、でもいざ本気になれば充分に勝負できる性能
を持ち合わせている所がこの車の真髄のようにも思います。
かのアイルトン・セナも何かの取材でサーキットでNSXを白煙上げて操りな
がら車の出来を誉め、それでいて毎日の足に出来ることを良さとして挙げてい
ました。
逆にいうと、そういう所が「スーパー」ではないようにも思います。
中古車市場では、グレード、色による違いも勿論有りますが、大まかには他の
日本車と同じく年式と走行距離で評価されます。
新車はATの方が高いのですが中古ではマニュアルの方が評価され、初期モデ
ルではおよそ50万円くらいの差が有ります。
下は初期物、多走行、ATが200万円をそろそろ切るものが出てきており、
上は新車タイプRの1300万円までです。
下限相場を見ても、手の届く範囲で安くなっているとは感じますが、年式を考
えると日本車では恐ろしく高値キープな車です。"280馬力軍団"の中では当
時以上にズバ抜けた存在ですね!
海外モデルの"アキュラNSX"はホンダNSXと比べてさらに高めの推移と
なっています。
90年には納車が間に合っておらず、流通量は圧倒的に91年モノが多いです。
時代背景としてはバブルの冷め止まぬデビュー当時、オーダーが殺到してとん
でもない納車待ち&市場では超プレミアが付き、1600万円で購入した人も
居るという社会現象を皆さんもまだ覚えている事と思います。
この様なロングライフの熟成していくスポーツカーは、新しいモデルほど出来
が良いに決まっていますが、デザイン的には三菱GTO後期かフェラーリマラ
ネロかを思わせる最近の顔よりも、初期のリトラクタブルライトが個人的に好
きです。
純正ホイールの径はさすがに時代を感じさせますが、劇的なインパクトを含め、
発売当初のモデルを支持したいですね。
弱点と言うほどのものはほぼ有りませんが、スピーカーがほとんどの物が一度
はダメになると聞いた事があります(ホント些細な・・)。
今までメルマガで紹介したぶっ飛びの車達と比べれば維持はハッキリ言って楽
勝の部類です。
数年前の私個人の「マイカー選び」の候補に上がりながら、職業が輸入屋であ
ることから購入に至らなかったというNSX、今でも欲しい気持ちはあるので
アキュラでも物色しようかなとも思います。が、ホンダも含めて古い車により
心踊るのも事実です。悩んでいるうちが一番楽しいかな?!
NSX y90
ボディーサイズ: 4430×1810×1170mm
ホイールベース: 2530mm
重量: 1350kg (1390kg)
乗車定員: 2名
駆動: MR5速(4AT)
エンジン: 水冷V型6気筒横置
排気量: 2977 cc
ボア×ストローク: 90.0×78.0mm
圧縮比: 10.2:1
燃料供給: 電子燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
最高出力: 280PS/7300rpm (265PS/6800rpm)
最大トルク: 30.0kgm/5400rpm
サスペンション前/後: ダブルウイッシュボーン
ブレーキ(前/後): 油圧式ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ: 前205/50ZR15 後225/50ZR16
当時価格: 800万円 (860万円)
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
サンヨン チェアマン ベンツ仕様!!! 車検長い
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e31991968
日本では馴染みが薄いですが、海外、特にシンガポールや香港などではたくさ
ん見かけるチェアマンです。
中身はメルセデスを使用しているというこの高級車、スタイルはW140型と
そっくりで少し洗練された感じです。新車並行との事なので製造は1998年、
メルセデスではW140からW220への過度期なのですが、W140の最終
と比較すればかなり安い設定ですね。
やはりクオリティ以上にブランドが値を決めるのは車も同じようです。
イケてる4WD!98年式双龍コランド!
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g8552675
こちらもスリーポインテッドスター付きです。
中身メルセデスのユニークなジープスタイルを持つコランドですが、前モデル
は外見ジープCJ-7、中身はいすゞエンジンでした。
どちらかと言えば今モデルの方が面白いかな?!
2001年式 大宇 マティス A-3
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/60552838
今回は韓国車特集となりまいました。後発だけにコレクター注目度、マニアッ
ク度はまだまだ低い韓国車ですが、その発展には目覚しいものがあり、スーパ
ーなモノもいつ出てきても不思議ではない状況です。
デーウマティスはその時期、コンパクトなサイズなどから当時はスマートと比
較される事もよくありましたが、今思うと比較の対象がズレてませんか?
趣味的ならスマートの方がずっと上ですが、安く普通に乗る分にはマティスも
可愛いスタイリングでよい選択だと思います。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
<<過去の紹介車種>>
●ジャガーEタイプからシトロエンHトラックまで、さまざまな
バックナンバーと車輛の画像はこちら
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http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
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