編集後記


 役員がそれぞれに多忙(専属スタッフが欲しい!)、また体調を壊した 人も多かったために発刊が大幅に遅れたことをお詫びいたします。 賛助会員からも「次のらくちんはまだ?」と聞かれて恐縮するとともに、 待ちわびていて下さることに嬉しさと申し訳なさが同居します。

 今号は一般会員からの寄稿が集まらず、海外の会報の紹介を主体に せざるを得ませんでした。会員の方々のご寄稿、あるいは専門医への 紙上質問など、紙面作成への積極的参加を切望します。さらには、会員 同士の意見交換や通信欄も設けたいと思いますので、ご協力をお願い 致します(ペンフレンドまたはEメールフレンド募集!とか言うヤツも。 海外の会報ではなかなか盛んで、これをきっかけに会員同士にロマンス が生まれることもあるそうな)。

 本号掲載のASIF(強直性脊椎炎国際連盟)会長 Fergus Rogers氏 の著述 を読んで、「ASは自分で体を動かして自分で治すもの」という ことを改めて認識しました。ASだから体を動かさなくていい仕事に 就くべきだということではなく、むしろ肉体労働の方がASには向いて いるということのようです。それと、AS先進国であるイギリスであって も、患者の実状とそれをとりまく環境は、日本と大差がないようで、 これには驚いたと言うか落胆したと言うか、はたまた日本人として安心 したと言うか……。

ところで、何度めの再発なのか、もうわからなくなってしまった ブドウ膜炎 が暮れにまた出ました。誘因は、疲労?、ストレス?、夫婦ゲンカ?、 いや、どうも痛飲らしい。 ブドウ膜炎のベテランになりましたので、 そろそろ眼球内注射かなと思って眼科に行くと、その通り。慢性疾患の 主治医は患者自身です。医者は専門技術者として利用するだけ。
 それにしても西洋医学(治療)はスゴイもんです。眼球内注射1発で 症状は著明軽快!(そのお祝いで、また痛飲)。でも、いつまで 経ってもいっこうにASを治せない。

 Mさんという ケーナの名手が入会されました。その他にも、友の会には ギターや大正琴の先生、トランペッターなど、演奏家が何人か いらっしゃいます。きっと声楽家とかピアニストとか(プロでなくとも)、 はたまた三味線のお師匠さんとか浪曲師とか……、まだ埋もれている はずです。総会の後には必ずミニコンサート……と楽しい夢が膨らみます。

(Q)


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