2006年 1月18日(水)
MJ−LEDの存在
「人形は顔が命」というフレーズはよく聞く事ですが、ライトに置き換えるとやはり、球ではないでしょうか。いくら優秀なコンバーターがあっても、球が明るくなくては意味がありません。「マグライト、ソリテールのLED化」でも台湾製の安価なLEDから日亜化学のNSPW500CSに変更して、かなり満足していたのですが、最近なり、MJ−LEDという超高輝度のLEDの存在を知りました。入手ルートを探しておりましたところ、当サイトで販売している、ソリテールLED化に対して、持込でLEDを搭載してくれないか。という要望がございました。実はこの持ち込まれたLEDがその超高輝度のハイパワーLEDだったのです。
MJ−LEDとは
この超高輝度LEDはφ5mmの砲弾型で、見た目は普通の高輝度LEDですが、よく見ると、発光部の面積が異常に大きいことに気づきます。これを見ただけで、わくわくしました。発光部は日亜化学などの高輝度LEDの2倍以上の径、面積では3倍くらいあります。まずは通電して見ます。電池2本の+3Vでは高輝度LED並みの明るさですが、白色系の一般的な電圧である+3.4〜+3.6Vを加えた瞬間、違いがはっきりわかりました。壊れるかと思うほどの明るさがひろがります。やっぱり、ただものではないようです。まだSuperMJLEDの点灯確認はしておりませんが、まずは観察、分析に入ります。※SuperMJLEDの点灯については、ソリテール化まで楽しみにしておきます。
●パッケージ/形状
MJ−LEDはSMJ−LEDと2種類あり、SはSuperを意味します。そして全高はMJ−LEDが6mm、SMJ−LEDが5mmです。ちなみに普通の砲弾型LEDの全高は9mmです。これは砲弾型ではありますが、光が拡散されるような形状になっております。これはメーカーの出荷時からこの形状なのかもしれません。この辺はまだ、わかりません。
●発光部
発光部の状態は下記の写真の通りです。
どうも、このLEDは1チップではなく、1パッケージに複数のチップが入っているようです。その証拠にボンディングワイヤーが各リードフレームから4本出ており、ダイに配置された各チップに接続されております。このLEDのドライブ電流は100mAを流せることから、20mAの高輝度チップが最低4個入って、これが内部で並列接続されているものと推察されます。
1個のLEDで4個と同じ明るさが得られるのですから、明るいわけです。
●その他
なぜ、国内製でこういうのが、出てこないのでしょうか。とても、良い発想と明るさなのですから。今後期待するところです。
※点灯状況は近日中にアップ予定。
マグライトソリテール
このMJ−LEDまたはSMJ−LEDはマグライト、ソリテールのLED化として、これから加工、搭載いたします。
現在のところ、このMJLEDの入手ルート並びに搭載の標準化ができておりませんので、しばらくは日亜化学のNSPW500CSを搭載します。
ソリテールはUSA製マグライトのシリーズ中もっとも小型の電球式のライトです。
このライトをベースにして、ノーマルどおり、単四1本、1.5Vで白色LED化をおこないます。 LED+コンバーター部分のみのご要望も承ります。
「マグライト・ソリテールLED化」 ← 販売ページへ
|