2005年 1月30日(日) / 一部追加 2月 6日(日)
最近では珍しくないハイパワーLEDですが、今回はLuxeon
Star/O 1W WHITEをマグライトに搭載します。このLED 電圧は3.42V 定格電流350mAとかなりのハイパワー、しばらくパーツボックスで眠っていましたが、今回はこれをマグライトに搭載します。
※写真右 Luxeon
Star/O 1W WHITE
入手先 「マルカ電機工業(株)」
製造元 「Luxeon
Web Site」
※Luxeon → 読み方
ルクセオンかラクシオンかどっち?。
LEDの取り出し
まずは、分解です。コリメータレンズを取り外し、樹脂性の黒い枠をアルミの板から取り外します。これにはアルミ板と樹脂の間にカッターを入れて接着剤を剥がします。
このLED、ある時から放熱用のアルミ板と強力な接着剤で固定されるようになりました。従って最近のものは隙間にカッターを入れてカッターの刃に衝撃を与えて剥がします。非常に取り難く、LEDを破損させることがありますので慎重に作業します。次は単体で、エミッタとコリメーターを購入することで危険な作業をなくします。
※右上写真はエミッターの剥離に失敗したもの。キャップが外れ蛍光体が露出した。
分解して使用するのはエミッタのLEDとコリメータレンズになります。コリメータレンズはこのLED専用で光を最適に集光しします。一部突起を除去するとマグライトのヘッド部にぴったり収まります。取り外したLEDはDC-DCコンバーターに接続しますが、このLEDはしっかりとした放熱が必要です。従って銅板上にLEDを載せ、この間はゲルシートで熱伝導を確保しております。LEDの固定には両極の半田付けに加え、前回、製作したUVLEDライトを使用し UV硬化樹脂で固定しました。 「UV硬化接着剤」
※写真右上 DC-DCコンバーターとコリメータレンズ
DC-DCコンバーター
DC-DCコンバーターは以前製作した回路の電流制限抵抗を変更したものです。
「DC-DCコンバーターの回路図」 一部抵抗値が異なります。
使用してみて
マグライト側には追加工をおこなっておりませんので、いつでも元に戻せるようになっております。DC-DC部も固定しておりませんので、電池を外すと一緒に出てきます。
従って、容易に別のマグライトに移すことが可能です。明るさは以前製作した日亜7球LEDよりもかなり明るく、直視は目を傷めるでしょう。放熱効果は銅板と真鍮ボディのおかげで問題無いようです。
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