2005年 1月23日(日)
2007年10月21日(日) 375nmUV-LED対応開始 「375nmUV-LEDへ」
昨年、フライショップでUV硬化型接着剤を購入しましたが、それからシーズンオフ。
しばらく放置しておりました。
このUV硬化型接着剤はフライヘッドを形成したり、フライラインの結び目の突起を無くしスムースするなど、さまざまな用途があります。又硬化時間も数秒なのでとても便利な接着剤です。
手持ちのものは無色透明ですが、ピンクや超発光があります。ちっと高価なのが玉に瑕。
販売はこちらへ「UV−LEDライト販売ページ」
UVライトの製作
UV硬化なのでUVライトが必要ですが、以前購入した紫LED(紫外線含む)を使用して硬化に必要なUVライトを製作します。今回のUV-LEDは1個当たり、3.6V/25mAでドライブします。
この時、波長 405nm、光パワー22mWが得られます。これを5個束ねて点灯させます。キュアリングとしては多すぎると思いますが、
最近では古くなった405nm LEDの使い切りとして多用しました。
UV-LED (実際には Super Violet)
メーカー OptoSupply (台湾製)
1年前 OSSV531 405nm/22mW 3.6V/25mA 5個使用 @200円
最近は OSSV5111A 400nm/45mW 3.4V/25mA パワーアップしてます。
そして @100円となりました。
LEDドライブ回路
LEDドライブ回路は以前、ディスクリートで白色LED 7個をドライブしたもと同様です。
回路図 「白色LEDドライブ回路」
参 考 「見えない光を見る UV-LEDの点灯実験」
使って見よう
UV-LEDとはいっても、可視光限界域なので紫から青の光が確認できます。しかしながら肉眼ではたいした明るさは感じられません。
ですが、光の直視は危険です。なぜならば見えない波長にピークがあるようです。デジカメで確認するとわかりますが、ズコイ輝きです。
それでは固めて見ましょう。接着剤の粘度は模型用の液状セメダイン程度です。半年程度放置しておきましたが、変化は無いようです。
ためしに平面にぽたっとたらすと量の2倍くらいに広がり止まります。そして早速照射してみた所、宣伝通り秒速硬化でした。
硬化10秒後ではまだ、表面がベタツキますが、さらに、30秒ほど照射すると、ベタツキもなくなるようです。 2007年9月8日加筆
接着剤の量が多いと発熱して煙まで出ます。LEDパワー高過ぎですかね。
これだけ、硬化が早いと、昆虫(アリ)も瞬時にコールドできます。
樹脂に封じてリアルアントも ・・・ (冗談です。)
新しい使い道 歯垢チェッカー
そして、色々遊んでいるうちに口の中を照らして見ると歯と歯茎の境目がピンクからオレンジに光るではありませんか。
次に歯磨き後、もう一度同じ事をしました。光る部分がかなり減りました。どうも歯垢は紫外線に反応するようです。
これは磨き残しのチェックができ便利です。個人差や食べ物による影響もありますので、しばらく試して見ます。
※写真の表示ラベルは400nmとなっておりますが、実際のLEDは405nmです。
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