台湾・台中(Taichung)


 台中市街  宝覚寺   日月潭・文武廟  

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    台北(圓山大飯店)  台南・高雄  九份


 台中・日月譚は、台湾の中西部に位置しています。台中は人口約270万人、台湾第3の都市です。台北から新幹線や高速道路等の交通手段が整備されており、新幹線で1時間弱で訪れることができます。19世紀には行政の中心地だったと言われておりますが、現在は台湾中部の経済や文化の中心地になっています。バイク・スクーターが交通手段として普及している台湾の中で、台中は特に、若者が多く、バイクが普及していると言われています。近代的で活気ある街中には沢山のバイクが走っています。
 台湾旅行の途中、ツアーで台中のホテルに一泊し、この地を訪れました。

【宝覚寺】
 宝覚寺は、台中市の中心部にある仏教寺院で、1928年創建と言われています。境内の屋外には高さ30mの黄金色の弥勒大仏(布袋様)が建っています。その手前には小さい布袋様も建っており、その体の部分を触ると、健康になると言われています。境内入口の左側には、戦前、台湾中部で亡くなった1万4000人の日本人移民の墓地があります。

【日月潭】
 日月潭は、台中から車で約1時間半、台中の南東にある、台湾最大の湖です。湖の北側が太陽の形、南側が月の形をしていることから、この名前が付いたと言われています。日本統治時代の1934年にダム湖と発電所が竣工し、湖面の面積が拡大したと言われています。また、1999年の台湾大地震で湖面の島の面積が縮小し、大きな被害が出ているとも言われています。
 この辺りは、「国立風景区」に指定され、人気の観光地となっています。蒋介石の別荘があり、よく訪れたと言われるこの湖には、その後を利用した高級ホテル「ラルー」を初め、多くのリゾートホテルがあります。

【文武廟】
 湖畔の遊歩道を散策した後、文武廟を訪ねました。湖畔にある廟には、孔子と関羽、岳飛が祀られていると言われています。1938年建立、1975年再建と言われています。廟は前殿、中殿、後殿の三殿様式になっており、中国宮殿式の廟としては台湾で最大級と言われています。

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