レトロな町並み48−柳川


 西鉄柳川駅  柳川市内  北原白秋生家・記念館  
旧戸島家住居    柳川城址  御花

 福岡県の柳川市は、柳川藩の城下町、筑後国の商業の中心として栄えた歴史ある街です。西鉄福岡駅から西鉄特急で約45分で西鉄柳川駅まで着くため、福岡市のベットタウンとして駅周辺が発展しています。柳川城趾や御花等の旧市内は駅から約3q離れた場所(徒歩約40分)にあります。
水の都としても知られ、市内に堀川が張り巡らされていて、昔ながらの川下りの舟が観光用に運行しています。北原白秋の出身地としても知られています。

【北原白秋生家・記念館】
御花から徒歩約5分の堀川沿いにある北原白秋の生家は、造り酒屋だったと言われていますが、明治時代に焼失し、残った母屋だけが残り、その後、昭和40年代に復元されたとのことです。記念館が併設されています。母屋には往年の部屋が保存されており、柳川の雛人形が飾ってありました。

【旧戸島家住居】
18世紀末に柳川藩の勘定方が築造したと言われており、かやぶき入り母屋と庭園が復元保存されています。御花、北原白秋生家から徒歩すぐの場所にあり、北原白秋生家の入館券で入館できます。

【柳川城趾】
16世紀に蒲池氏が築き、その後立花氏、田中氏、立花氏の柳川藩の居城として栄えてきたと言われています。天守閣等の建物は明治初期に焼失し、現在は石垣だけが残り、柳川高校と柳城中学の敷地になっています。張り巡らされた柳川城の堀川は、今も旧市内に残っています。

柳川藩主立花邸御花・松濤園
柳川藩主立花家の別邸として、1738年に造られ、現在は立花氏が経営する料亭旅館になっています。1910年(明治43年)に建てられた欧風建築の
西洋館や広大な庭園・松濤園立花氏史料館等があり、見学することができます。
この旅館に宿泊しました。


柳川温泉
御花から庭園を抜けて橋を渡った堀川沿いに
かんぽの宿・柳川があり、日帰り入浴もできます。

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