レトロな町並み71−巣鴨


 既に駒込・巣鴨ページで何回もご紹介している、巣鴨どけぬき地蔵ですが、巣鴨周辺を散策しましたので、改めてご紹介いたします。「おばあちゃんの原宿」と言われる巣鴨ですが、昔ながらの商店街、新しいお店、飲食店など、新旧の町並みが調和し、何回訪れても魅力的な街です。
  
  とげぬき地蔵  巣鴨地蔵通り
巣鴨庚申堂 巣鴨大鳥神社

【巣鴨とげぬき地蔵】
 巣鴨駅から徒歩すぐの場所にある、
とげぬき地蔵は、正式には曹洞宗萬頂山高岩寺と言い、16世紀に湯島に建てられ、明治時代に現在地に移転したと言われています。聖観世音菩薩像に水をかけ、自分の悪いところを洗うと治ると言われる「洗い観音」が境内にあります。
 巣鴨駅から
とげぬき地蔵を経由して庚申塚へ続いている「巣鴨地蔵通り」は、「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる昔ながらの商店街です。旧中山道の日本橋から出発して最初の休憩所として栄えたと言われています。現在も参拝客等で賑わっており、昔ながらの風情が感じられます。

 また、巣鴨駅からは、日帰り天然温泉の
東京染井温泉「SAKURA」への送迎バスが頻発しており(徒歩でも約10分)、心地よい温泉に立ち寄って帰ることもできます。

【巣鴨庚申堂(猿田彦大神)】
 とげぬき地蔵から「巣鴨地蔵通り」を歩いて数分、都電荒川線の庚申塚駅の手前にあります。江戸時代の民間信仰である「庚申様」をあがめるため、土を小高く盛って造った石塚で、17世紀の創建と言われています。現在は猿田彦大神が祀られています。

【巣鴨大鳥神社】
 巣鴨駅から都営三田線の千石駅方向の住宅街に入った一角にあります。17世紀に巣鴨稲荷社として創祀されたと言われています。現在まで続く、酉の市で知られています。


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