レトロな町並み14/食事処4−沖縄


首里城 識名園
金城町石畳道 うちなー料理
いろは庭
琉球村 沖縄軽便鉄道
(ネオパーク)

沖縄のレトロなスポットに立ち寄りました。

【首里城】
 那覇市にある首里城は、琉球王国の中心として栄えてきた歴史的スポットです。太平洋戦争の沖縄戦で米軍砲撃により、ほぼ完全に焼失しましたが、1992年に復元されています。現在も復元工事が継続しており、首里城内の様々な建物が復元中のようです。首里城や次項で紹介する識名園を含めて沖縄県内の計9箇所が2000年に世界遺産として登録されています。
 美しく復元された首里城からは、琉球王国の歴史が偲ばれます。また、那覇市内を眺望することができます。

【識名園】
 同じく世界遺産に登録されている識名園は、18世紀末に琉球国王が別邸として建て、外国の使節の接待場所としても使用されました。首里城から比較的近い場所にあり、美しい池や六角堂、御殿等、全体がとても美しく整備された庭園になっています。結婚式も行われるようで、訪れた当日は、雨の中、琉球スタイルの宮廷結婚式が行われていました。やはり、沖縄戦で焼失し、その後復元整備がされています。

【金城町石畳道】
 首里城の南側、金城町のあたりには、沖縄戦の戦火を免れた、琉球王朝時代の細い石畳の坂道が残っています。周辺の住宅街は、建物は再建されて近代的になっていますが、細い石畳道から往時を偲ぶことができます。

【うちなー料理いろは庭】
 石畳道を下りた左手すぐの住宅街に、いろは庭という沖縄料理のお店があります。昔ながらのこじんまりとした店内の座敷で、気軽に沖縄料理を楽しむことができます。汁物(イナムルチ)、炒め物(クーブイリチー)、揚げ物(ウムクジアンダギー)を含む10品を楽しめる「石畳定食」(1500円)を味わいました。

【琉球村】
 沖縄自動車道の石川ICから車で約10分、残波岬に近い場所に、琉球村というテーマパークがあります。昔ながらの赤瓦の沖縄民家を移築して集めている他、紅型、藍染、陶芸の体験工房もあり、沖縄の歴史・文化に触れることができます。道の駅が併設されており、有料の琉球村内へ入らなくても、売店やレストランに立ち寄ることができます。

【軽便鉄道(ネオパークおきなわ)】
 モノレールが開通するまで、日本国内で鉄道のない唯一の都道府県であった沖縄県にも、1922年〜1945年までは、沖縄県営鉄道(沖縄県軽便鉄道)という鉄道があり、那覇〜与那原間、那覇〜嘉手納間、那覇〜糸満間の3系統、計47kmの路線があったとのことです。名護市内にあるネオパークおきなわ(動物園)の中に、その軽便鉄道が4分の3のスケールで復活し、機関車が所要約20分で園内を1周しています。軽便鉄道に乗車したまま、動物園の各エリアと動物を見ることができます。軽便鉄道駅には、往年の写真、資料等が展示されています。

 

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