越後湯沢温泉


二居温泉・宿場の湯 田代スキー場 かぐらスキー場

 春スキーのメッカ(4月になるとリフト料金が値上がりする数少ないスキー場である)、かぐら・田代・みつまたスキー場は、5月下旬迄滑れる広大なエリアです。田代ロープウェイ駐車場に車を止めて、101人乗りのロープウェイでスキー場に上がり、田代湖や上越の山々を望みながら、田代エリアから、かぐらエリアへ、さらにみつまたエリアへと、雄大なスキーを楽しみました。

 その帰り、田代ロープウェイ乗場から近い、
二居温泉宿場の湯に立ち寄りました。湯沢町の5つの町営温泉の1つです。お風呂は、内湯とジャクジー、サウナのみの、こじんまりした造りですが、それほど混雑することもなく、静かに寛ぐことができました。お湯は透明マイルドで、シンプルな感触の単純温泉です。館内には休憩室、食堂、売店もあり、常設展示のあるギャラリーも併設されています。また、この温泉を含め、みつまたスキー場近くにある街道の湯他、湯沢町の5つの町営温泉施設に入浴できる、外湯めぐり券も販売されているので、湯沢の温泉めぐりをお得にしてみても良いかもしれません。


SPAガーラの湯 ガーラ湯沢スキー場 スキー場から見る湯沢の町並み

 平安時代末期に開湯したと言われる越後湯沢温泉は、三国街道の宿場町にある温泉として古くから栄えたと言われています。1931年(昭和6年)の上越線開通により更に発展し、川端康成の「雪国」の舞台としても知られる温泉地になりました。1982年(昭和57年)の上越新幹線開通により、スキーリゾートとしても急速に発展し、多くのホテルやリゾートマンションがバブル期には建設されました。スキー人口の減少により、若干の静けさを取り戻し、現在ではJR上越新幹線から北陸方面(ほくほく線)への乗り継ぎ駅にもなっています。

【スパガーラの湯】
 上越新幹線での
ガーラ湯沢スキー場への日帰りスキーの折に、JRガーラ湯沢駅の3Fにある「SPAガーラの湯」に立ち寄りました。館内には、プール、男女別大浴場、休憩室、カフェ等があります。入館料にはバスタオル・タオルのレンタルが含まれており、レンタル水着を借りて、スキーの後のプールと温泉を楽しみました。館内のモニターにはJRガーラ湯沢駅発の新幹線時刻表もリアルタイムで掲示され、列車の待ち時間に合わせて、ゆっくりすることができます。先ず、プールは、露天のジャクジー風呂、室内のジャクジー風呂の他、プール、ジャクジープール、マッサージプール、打たせ、子供用プール等があります。全面ガラスの大きな窓からは、森林や越後湯沢の町並み、新幹線ホームを望むことができ、ガーラ湯沢駅に出入りする新幹線を眺望することができます。男女別大浴場は、タイル張りの内湯のみのシンプルな構造ですが、広いお風呂で越後湯沢のお湯を楽しむことができました。5月連休の夕方に訪れましたが、それほど混雑しておらず、スキー同様、静かにプールと温泉を楽しむことができました。
 
 越後湯沢には老舗温泉旅館や日帰り立ち寄り湯も多数ありますが、新幹線でのスキーの帰りに、気軽に越後湯沢温泉を味わえるスポットとしてお薦めです。
 
 

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