鬼怒川温泉


花茶寮 東武スペーシアきぬがわ号
東武ワールドスクエア
東武ワールドスクエア(2010年更新 ・・実物より一足早くスカイツリー完成)
鬼怒川温泉駅 駅前の足湯 きぬ川ホテル三日月

 鬼怒川温泉は、鬼怒川沿いの山間に広がる、約300年の歴史ある温泉です。東武鉄道を利用して日帰りでこの温泉を訪ねました。
 まず、JR新宿から東武鉄道へ乗り入れている東武日光行きの「特急日光号」に乗って、約1時間40分、下今市駅で鬼怒川温泉行きの各駅停車に乗り換えて、東武ワールドスクエアの最寄駅、小佐越駅で下車しました。ここから歩いて約10分のところにある
「東武ワールドスクエア」に立ち寄りました。世界の文化遺産や建築物、遺跡を25分の1に縮小して再現した野外博物館は、現代日本ゾーン、アメリカゾーン、エジプトゾーン、ヨーロッパゾーン、アジアゾーン、日本ゾーン等のエリアに分かれ、建物のディティールから観光客・通行人に至るまで精巧に再現されています。東京駅を新幹線や中央線が出発する風景や、羽田空港のターミナルをジェット機が誘導される光景、日本の農村を特急スペーシアが走る光景、あるいは世界各国の名所旧跡等、大人も子供も思わず夢中になるようなエリアになっています。
 見学の後、東武ワールドスクエアから徒歩10分の場所にある鬼怒川温泉の日帰り温泉施設
「花茶寮」を訪ねました。美しい庭園と鬼怒川の渓谷を見下ろす静かな場所にある温泉は、内湯と露天風呂があります。内湯は木造の湯屋が素朴な趣きがあります。露天風呂は、屋根付きの岩の露天風呂が鬼怒川渓谷の自然と一体になり、爽やかな感じになります。お湯は透明マイルドで体にやさしい感じです。
館内には、
「相田みつを心の美術館」と食事処が併設されています。食事処で京風懐石料理を昼食にいただきました。旬の素材を活かした、美しく美味しい懐石料理はとても満足度の高いものでした。比較的手軽な料金で良質の食事と温泉が楽しめるのは大変魅力的です。
 帰路は鬼怒川温泉駅から浅草駅まで東武
「特急スペーシアきぬがわ号」の個室の旅を楽しみました。1つの車両に6部屋しかないという広い個室は、広い窓と天井がとても開放感があり、ゆったりと車窓風景を楽しむことができました。比較的お手軽な料金で乗車することができますので、お奨めです。(最近、JR新宿へ直通するスペーシア号が運転開始していますが、こちらは新宿・池袋に直行するため、非常に人気が高いようで、週末の列車は満席になっていました。)

【2010年更新】[NEW]
 「東武ワールドスクエアクーポン」という往復乗車券と入場券、日帰り入浴券がセットになった割引切符を利用して、再び日帰りで
「東武ワールドスクエア」を訪ねた帰り、切符付属の日帰り入浴券で鬼怒川温泉に立ち寄りました。券で立ち寄り可能な複数施設のうち、帰りの特急スペーシア出発迄の1時間で立ち寄り可能な、鬼怒川温泉駅前(徒歩3分、駅から見える)の「きぬ川ホテル三日月」を訪ねました。
 往年の日本のマンモス温泉ホテルを彷彿させる、大きなホテルであり、スパも併設していますが、日帰り入浴券で入れる、ホテル1階(フロントが3階のため、エレベータで下りる、地下のような感じ)の大浴場に入りました。お風呂は川沿いのオープンなスペースに
「岩組優雅の湯」という岩の大きな内湯、ジャグジーの湯、半露天でジェット、シルク、ジャグジー等3つの湯舟のお風呂、石の内風呂、楕円型の小さな、銀の湯舟の「銀の湯」「湯の宮露天」という岩の屋根付き露天風呂、「庭園の湯」という石のお風呂があります。とても短時間では入り切れない沢山のお風呂があり、「銀の湯」(もう一方のお風呂には「金の湯」もあるらしい)等のユニークなお風呂は、流石、三日月グループのホテルという感じです。しかもお湯は透明マイルドで温めで、ゆっくり寛ぐことができるため、長時間様々なお風呂を楽しむことができそうです。

 鬼怒川温泉のホテルは、日帰り入浴可能なところが多く、駅からのアクセスもよいため、お得な割引切符等使用して気軽に立ち寄ることができます。ゆっくり温泉で寛いだ後、帰りの広々とした
「スペーシア号」で気持ちよく熟睡して更にリフレッシュして帰ることができました

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