浅間温泉
松本の奥座敷と呼ばれ、長い歴史のある浅間温泉は、松本市郊外にあります。松本駅や松本城から車で15分足らずの場所でありながら、老舗旅館が立ち並ぶ温泉街は、昔ながらの佇まいであり、温泉情緒満点です。
【尾上の湯旅館】[2026年1月更新]
約1年半ぶりに浅間温泉を訪れました。今回は、大正時代の木造建築の昔ながらの尾上の湯旅館に宿泊しました。ドラマ白線流しのロケに使用された宿として知られており、廊下に色紙等が掲示されています。菊の湯や目の湯より奥の道沿いにあり、まず昔ながらの重厚な建物、玄関の雰囲気に圧倒されます。
滞在した客室は、玄関右手の廊下を進み、長い階段を上った2階の10畳和室、野薔薇の間です。バスやトイレ洗面所無しのシンプルな和室です。
お風呂は1階大広間近くにあり、昔ながらのタイル貼りの内湯です。お湯は透明マイルド、心地よい香りがあり、温めでゆっくり寛ぐことができます。夜朝男女入れ替えになります。夜は白線流しのロケに使われた大きめの内湯、朝は少し小さめの内湯に入りました。他に人はおらず、夜も朝も貸切でゆっくり入りました。
夕食は1階大広間で信州馬刺しとサーモン刺身、信州ポーク陶盤蒸しや鮎の塩焼き、山菜等ヘルシーで美味しいメニューです。朝食も1階大広間でヘルシーな和食をいただきました。夕食時に多数おられたインバウンドの方々が早朝出発されたようで朝食はほぼ貸切(他宿泊客ひと組のみ)で静かに過ごすことができました。
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| 尾上の湯玄関 | 廊下 | |||
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| 野薔薇の間 | 客室眺望 | 大広間 | 大浴場 | |
【菊之湯】[2023年11月更新]
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| 玄関・古民家 | ロビー | ||
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| 廊下 | 朝霧の間 | 紅風呂 | 菊風呂 |
浅間温泉の入口に近い、下浅間バス停近くのバス通り沿いにある菊之湯は、明治24年(1891年)創業の老舗旅館です。信州独特の伝統的な民家形式である本棟造りの木造建築は昔ながらの雰囲気です。玄関を入ると古民家民芸調の重厚かつ風情あるロビーとフロントがあります。玄関や食事処のある古民家と松竹梅の3つの建物がありますが、滞在した客室は、奥の梅の棟2階朝霧の間です。和室10畳+次の間5畳にバストイレ付の広い客室になります。
お風呂は、菊風呂と紅風呂の2つがあり、男女朝夕時間交代制です。紅風呂は、御影石と伊豆石の内湯と檜の露天風呂があります。菊風呂は、内湯と庭園のみで、内湯はひょうたん型の湯舟にイタリー産大理石の菊が大小2つ配置されたお風呂です。お湯は透明マイルドで心地よい香りがあり、よく温まります。
夕食は、1階玄関すぐの昔ながらの雰囲気の宴会場老松で美味しい懐石料理を頂きました。夏野菜等の前菜やサーモン刺身、岩魚塩焼き、黒毛和牛ステーキ、季節野菜天麩羅、とうもろこしご飯に信州果物等、美味しくヘルシーな料理を味わいました。朝食も1階老松で豆腐や玉子焼き、夏野菜等ヘルシーで多彩なメニューを頂きました。
日曜夜ということもあり、宿泊客は他ひと組のみで、館内は静寂な雰囲気に包まれており、食事も入浴もほぼ貸切状態でゆっくり静かに寛ぐことができました。老舗旅館ではありますが、敷居はとても低く、アットホームなおもてなしでリラックスして過ごすことができました。なお、松本城入場券付きの宿泊プランで滞在したため、旅館チェックイン時に松本城入場券をいただき、翌朝久しぶりに松本城へも入場しました。
[2018年6月更新]
松本出張のおり、松本駅からバスで約25分の浅間温泉を十数年ぶりに訪れました。なかでも松本城主の湯殿として400年の歴史を持つ日帰り温泉施設である、湯々庵 枇杷の湯を長野市在住時代以来、約20年ぶりに訪ねました。
浅間温泉バス停から徒歩で一番奥の山際へ歩いたところに、この温泉はあります。夜は真っ暗で人通りの少ない道をしばらく歩くと、枇杷の湯の駐車場があり、その奥に建物があります。昔ながらの情緒溢れる民芸調の建物です。
玄関を入り、右手に受付、左手に休憩コーナーがあり、左手奥に大浴場があります。お風呂は、タイルの四角い内湯と、屋根付きの半露天の檜風呂があります。お湯は透明マイルドで、とても柔らかく、ほのかな香りが心地よい入りやすいものです。気持ちよく寛ぐことができます。
帰りは浅間温泉発のバスがない時間帯のため、徒歩10分の浅間橋東にある浅間温泉入口バス停まで歩き、循環バスで松本市内へ戻りました。
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| 目之湯旅館 | |||
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