『NZ旅のキーワード辞典(南島編)』
NZを旅する上で押さえておきたいポイントを独断と偏見で選んでみました。(?)
旅のお役に立てれば光栄です♪
<Animal(動物編)>
<Food(食べ物編)>
<Plants(植物編)>
<スーパーマーケットへ行こう>
<動物編>
Avon
Duck(エイボンダック) エイボン川流域に生息するアヒル。人慣れしてかわいらしい。庭先に小川が流れていた友人宅では 小鴨連れのエイボンダックが芝生に上がりくつろいでいるのに遭遇。彼らに人間の境界線なんて 関係ないんだなぁ、と感心。暖かい季節は餌をまく人が絶えなく食べ物に不自由しない彼らですが 公園を歩く人もまばらな冬になると、たまの餌まきには激しい争奪戦が繰り広げられます。押し寄せ て くる鴨達、ちょっと怖いほどです・・・。 |
Fantai(ファンテイル) 尾羽が扇状に広がる、かわいらしい小鳥。トランピング(山歩き)の最中に見かけたりします。 滞在当時、NZの鳥ばかりを描いたコースターの中にこの鳥のイラストも入っていて、”こんなおしゃれな鳥 みたいわぁー”などと思っていたのに、トランピングで撮った鳥の写真が実はこちら様だと知ったのは、つい 最近のことです・・・。(小さくてわからなかった,尾羽広げてなかったし・・・。)閉じられた尾羽が全長に比して 長いのですぐに判別がつきます。(知っていればね・・・) |
Glowworm(土ボタル) NZの観光名所ワイトモケーブでおなじみの土ぼたる。洞窟の天井に描き出されるミルキーウェイは神秘的で人を恍惚とさせます。 実はわなを張ったハエの幼虫が餌寄せのために出している光だとしてもそれはそれ。テアナウケーブやその他、山の中でもみること ができます。 |
Gull(かもめ) 大聖堂広場で、ビクトリアスクエアーで、食事のおこぼれにあずかろうとウロウロする大食漢。 その食欲たるやとどまるところ知らず(?)、エイボンダックに餌をあげたい!と思っても8割がた こちらに横取りされてしまい、ついつい熱くなる私でした。純白の羽、すばやい立ち振る舞い それほど嫌われたものでもないと思うのですが、食意地のはった様子が大きなマイナス点に なってしまうかわいそうな奴です。ホストマザーがパクパクとたくさん食べてる娘に向かって ”Gull!”なんてたしなめたりするすることも。バクバクたべてもスリムだった彼女、”gull”の うちが花だよなァ、とポツリと思う雪いちごでした・・・。 |
Hedgehog(ハリネズミ) 夜行性の小動物。もさもさとした様子がとってもラブリーな奴です。 プールそうじをしようとしたらうずくまっていました。知人の一人は お酒に酔った帰り道、これを拾ってフラットに持ちかえり何日かベッド の下で飼っていたとか・・・。NZでの夜、窓越しに地面をみつめ ごそごそと動く物体を認めたらコイツかもしれません(?) |
Kea(キア) NZの動物を語る上で外せないのが、キア。旅行者が自然の中で目にする機会も多いと思います。 NZの山に住む緑色のオウム。するどいかぎ爪とくちばしをもち、少々気性の荒いところがあるので うかつに近寄らない方がいいようです。一方妙に人馴れしていて、旅行者の持ち物を奪って飛び去る 事も日常茶飯。コイツをみかけたら荷物はしっかりと握ってね。 |
Kiwi(キウィ) 言わずと知れたNZの国鳥。動物園へ行くとみられます。小さなイメージがありましたが、大きなサイズ の種類もあります。くちばしで枯れ葉の中をつつきながら歩く姿はユニークでとってもかわいらしいです。 夜行性なので写真を撮れないのが残念。 友人のフラットメイトのおばさんは”あんなのが国鳥だなんて!”と嘆いていましたが。 |
*ポッサムの写真を見たい人は 親コアラさんの 「有袋力学」の写真館に あります。 |
Possum(ポッサム) 夜行性の有袋類小動物。移民にともなってNZに持ちこまれたものの、数が増えすぎ森を荒らすため問題 になっています。道路を走っているとよく道端に落ちているらしい・・・。毛皮が土産品に利用されてます。 手触りはいいです。近頃はマフラー等毛織物に加工され、日本でも販売している様子。ペットとしても注目 を集め出していますが、その繁殖力の強さから輸出規制の声も高まっている模様です。 <ポッサムとオポッサム> |
Penguin(ペンギン) NZはペンギンの宝庫。ペンギンの中で一番小さなリトル・ブルー・ペンギンや、NZにしか生息しない 希少種イエロー・アイド・ペンギン(写真)、フィヨルドランドペンギン他、絶滅が心配される希少種の ペンギンが5種類生息しています。オマルー、ダニーデンあたりに行くと野生のペンギンがみられます。 食料の枯渇等生活環境の悪化が進む中、ペンギンは大切に保護されています。 雪いちごのペンギン体験談は『ペンギン調査員の謎』を読んでね。 |
Sheep(羊) NZのシンボル。長距離バスに乗ると、うんざりするほどその姿をみることができます。 このかわいい羊たちが、かつてはNZの経済を豊かに潤し、世界初の労働組合を作り出す 原動力ともなったとか(?)。(今はそのユニオンもなくなっちゃいましたけど) |
Takahe(タカヘ) 一時は絶滅したと思われていた飛べない鳥。クイナの仲間で、青みがかった深緑の体に 薄紅のくちばしが渋い。(個人的に好みの色♪)現在はテアナウのセンターでみられるらしい。 カシミアヒルの建物の名で親しんでいたタカヘが鳥の名だと知ったのは、前出のコースター のイラストからでした。 |
《NZの動物リンク集》
NZには珍しい動物達がたくさん!希少種も多く、政府は環境保護にとても力を入れています。
ここではそんな珍しい動物達がみられるサイトを集めてみました。
DOC Te Papa Atawbai |
NZのDepartment of Conservation(環境保護省)のHP。活動内容や現地情報などがまとめられてます。「conservation:native species」にはNZの希少種の生き物達がピックアップされていておもしろい。キウィやタカヘなどの写真をみるだけでも楽しめますよ。 |
Kiwi
Recovery programme |
The bank of NZ,DOCなどが共同で勧めているKiwi recovery programmeのHP。 Kiwiの生態、保護活動の様子など、情報満載のHPです。[Kiwi picture Gallery]では珍しいホワイトキウィを含むKiwiの写真がたくさんあります。 |
「食物編」 「植物編」 「買い物編」
<ポッサムとオポッサム>
以前、ポッサムの紹介を「オポッサム」の名でしていたところ、”ポッサムとオポッサムは別の動物”と指摘を受けました。どちらの呼び名も耳にしていましたが、たまたま初めて教えられた”オポッサム”の名の印象が強く、手元の辞書にも同義と記されていたのでこちらを利用したのですが、改めて調べたところ、ポッサムは双前歯類クスクス科、オポッサムは多前歯類オポッサム科、と分布地域(オーストラリアとアメリカ)だけでなく骨格や食性でも別の種類だと確認しました。
訂正すると共に、間違った情報を流しましたことを深くお詫びします。
参考サイト: <有袋力学>