山口県山口市駅通りにあります「御堀堂(みほりどう)」が製造販売しています、特別な製造工程で作られる特製の餡(した)に本蕨粉(ほんわらびこな)と小麦粉を練り込み蒸し上げた「白外郎」と、沖縄産の黒糖を餡(した)に練り込んだ「黒外郎」と、厳選された抹茶を練り込んだ「抹茶外郎」
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今回は、山口県山口市駅通りにあります「御堀堂(みほりどう)」が製造販売しています、「白外郎」と「黒外郎」と「抹茶外郎」をご紹介します。
「白外郎」は、特別な製造工程で作られる特製の餡(した)に本蕨粉(ほんわらびこな)と小麦粉を練り込み蒸し上げたういろうで、優しい甘さとサッパリとした食感と食味が特徴の外郎です。
独特のねっとりした食感があります。
「黒外郎」は、沖縄産の黒糖を餡(した)に練り込んで、ねっとりした食感とともにしっかりした甘みと滋味あふれる豊かなコクがあります。
「抹茶外郎」は、厳選された抹茶を白外郎に練り込んで、優しい白外郎の味わいに爽やかな香りを加えた外郎で、深みのある緑色とほんのりとした抹茶の苦味が口に広がる逸品です。
「白外郎」も「黒外郎」も「抹茶外郎」も、原料全体から約5%しか取れない貴重な国産最高品質の本わらび粉を原材料に使用した安全安心なお菓子です。
わらびもちを彷彿とさせる、くせのないとろりとした食感が特徴です。
御堀堂の外郎は、第18回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞(最高賞)を受賞したとのことです。
なお、銀座の名店「ブールミッシュ」の創始者吉田菊次郎氏が著した「万国お菓子物語」(講談社学術文庫)266頁~267頁によれば、中国大陸の元で礼部員外郎(れいぶいんういろう)の官職にあった陳宗敬という人が14世紀の半ばに来日して日本に帰化して、透頂香(とうちんこう)という名の黒い色の四角い痰切り薬を伝え、それが彼の元の官職名から外郎薬(ういろうやく)とも呼ばれていたとのことです。
そして当時、餅米と葛、黒砂糖を使ったお菓子があり、外観がたまたま外郎薬と似ていたところからこれを外郎(ういろう)と呼ぶようになったようです。
その後、陳宗敬の子孫が小田原に移ったことから外郎が小田原名物となり、その弟が毛利領に伝えたことから外郎が山口名物となり、更に子孫が尾張の徳川家に仕えてその製法を尾張の菓子商に伝えたことから外郎が名古屋名物になったとのことです。
歌舞伎十八番の「外郎売」で、上記の経過が詳細に述べ立てられるようです。
- ①「白外郎」の原材料は、
北海道製造砂糖、小豆、小麦粉、本蕨粉、加工澱粉
です。 - ②「黒外郎」の原材料は、
北海道製造砂糖、小豆、小麦粉、黒糖、本蕨粉、加工澱粉
です。 - ③「抹茶外郎」の原材料は、
北海道製造砂糖、小豆、小麦粉、抹茶、本蕨粉、加工澱粉
です。
真空パック外郎ー小形20個入り1箱2900円です。
製造販売者は、山口県山口市駅通りにあります「有限会社 御堀堂」(電話番号083ー922ー1248、または0120ー601ー106)です。
なお、「ういろう・外郎」に関しては、
2014(平成26)年7月6日愛知県名古屋市の代表銘菓「青柳ういろう」
でご紹介しています。
また、「黒砂糖・黒糖」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「小豆」、「抹茶」、及び「茶」に関しては、
でご紹介しています。
更に、「山口県」に関しては、
2013(平成25)年10月15日山口県岩国市の「岩国海軍飛行艇カレー」
でご紹介しています。
また、「わらび」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「吉田菊次郎氏」、及び「ブールミッシュ」に関しては、
でご紹介しています。
更に、「安全安心」な食べ物に関しては、
でご紹介しています。