愛知県名古屋市の代表銘菓「青柳ういろう」
2014(平成26)年7月6日
今回は、愛知県名古屋市の全国的に有名な棹菓子「青柳ういろう」をご紹介します。
「青柳ういろう」は、明治12年頃から現在まで作られている名古屋市を代表する銘菓です。
「青柳ういろう」は、米粉を主原料にして砂糖と湯水を練り合わせ、型に注いで蒸し器で蒸して作る棹菓子で、モッチリした食感と穏やかな甘さが特徴の美味しいお菓子です。
「青柳ういろう」のモッチリした食感は、「青柳ういろう」と同じく蒸して作る、2013(平成25)年12月1日白鷹町の「やまり菓子舗」の期間限定の「栗蒸しようかん」でご紹介した「栗蒸しようかん」とよく似ています。
「ういろう」の名前の由来は、約600年前に中国から日本に帰化した中国人陳宗敬が、咳や痰に効く薬「ういろう」を伝えるとともに、左記の薬「ういろう」とよく似た色と形の菓子の製法を伝えたことから、その菓子も「ういろう」と呼ばれるようになったそうです。
「青柳ういろう」には、「しろ」(米粉と白砂糖の淡泊な味)、「くろ」(黒砂糖のこくと深みのある味)、「抹茶」(抹茶の味)、「あがり」(小豆のこし餡の味)、「さくら」(桜葉の香りがする上品な味)の5種類があります。
「青柳ういろう」は、各1本378円です。
購入したのは、2014(平成26)年6月3日三重県亀山市の銘菓「関の戸」でご紹介した「関の戸」を購入した銀座三越(電話番号03-3562-1111)の地下2階の全国の銘菓コーナーです。
製造者は、株式会社青柳総本家(電話番号052-793-0136)です。