岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷(旧上宝村)にある「飛騨山椒」の,奥飛騨の厳選した山椒(さんしょう)を100%使用した香り高い「山椒粉」と「山椒七味」唐辛子(とうがらし)
「山椒(さんしょう)」は,ミカン科さんしょう属の木で別名「ハジカミ」と言い,葉には極上の芳香があり,実には更にピリッとした辛味が加わります。
「粉山椒」は,秋になると山椒の実が熟して皮が2つに割れ,その皮に芳香があるのでこれを粉にしたもので,鰻(うなぎ)の蒲焼きなどにかける香辛料であります。
また,「七味唐辛子」は,そのほとんどのものに唐辛子とともに必ず粉山椒が使われているようです。
岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷(旧上宝村)は,昔から山椒の実取り栽培が盛んなところで,飛騨の山椒は,江戸時代天領だった飛騨の郡代から徳川将軍に献上された記録が残っているそうです。
「飛騨山椒」で採取している山椒の木は,奥飛騨の地に自生する香りの強い山椒の木の個体を選別して接ぎ木によって増殖してきた奥飛騨独自の優良系統の山椒だそうです。
標高800メートル程度の上下100メートル,半径5キロメートルの範囲の限られた土地で栽培された山椒のみが高い香りを生み出してくれるそうです。
「飛騨山椒」では,7月末から8月にかけて,熟した山椒の実を1房ずつ手で収穫し,陰干しした後天日干しをして種と皮を分けて,注文がある分だけ杵でついて山椒粉を作っているとのことです。
「飛騨山椒」の「山椒粉」は,特にさわやかな柑橘系の香りが強くて評判の飛騨産山椒だけを使っています。
香りが強く東京や京都の有名料理店でも使用されているとのことです。
「山椒粉」は,鰻の蒲焼きや焼き鳥だけでなく,ステーキ,中華料理,イタリア料理,特にチーズ,ピザにも相性が良いそうです。
「山椒七味」唐辛子は,香り高い飛騨山椒を入れて作った七味唐辛子です。
うどんやそばなどにふりかけると香りが違います。
「山椒粉」は,1缶600円です。
「山椒七味」唐辛子は,1缶460円です。
購入した場所は,新穂高ロープウエイ新穂高温泉駅売店(電話番号0578-89-2252)です。
製造者は,「飛騨山椒」(電話番号0578-89-2412)です。
なお,「山椒粉」をよく使う鰻(うなぎ)料理等に関連して,2014(平成26)年12月9日静岡県浜松市の「魚魚一(とといち)」の「浜名湖うなぎの刺身」と,2014(平成26)年11月28日静岡県浜松市の「うなぎ料理あつみ」の「鰻(うなぎ)の白焼き重」と,2011(平成23)年12月30日浜松の「うなぎパイ」の頂点「うなぎパイVSOPブランデー」と,2011(平成23)年12月25日浜松の鰻(うなぎ)とスッポン(静岡県浜松市・八百徳(やおとく)・桝形(ますがた))と,2011(平成23)年12月4日鶴岡の「切山椒(きりさんしょ)」と,2011(平成23)年5月20日山形市の鰻六の鰻重及び天重と,2002(平成14)年3月26日川越のさつまいも菓子「こがね芋」,「芋十まつば」,「芋十糖」その他,「亀の最中(もなか)」,そして鰻料理の「川越いちのや」等について(埼玉県)でご紹介しています。
また,「山椒」以外の香辛料に関しては,2011(平成23)年11月18日赤湯温泉の「唐がらし粉」(唐辛子(トウガラシ))・(山形県南陽市)と,2011(平成23)年8月3日長野県安曇野の大王わさび農場の「わさびコロッケ」と「本ワサビソフトクリーム」と,2014(平成26)年4月18日沖縄県那覇市で手に入れた究極のスパイス「島こしょう(ヒバーチ)」でご紹介しています。
更に,「天日干し」に関しては,2015(平成27)年1月18日静岡県伊東市の「長平(ちょうへい)鮮魚店」の天日干しの金目鯛(きんめだい),カマス,鯵(あじ)・(魚の干物)でご紹介しています。
そして,「山椒粉」と「山椒七味」唐辛子を購入した新穂高ロープウエイ新穂高温泉駅に関連して,2013(平成25)年8月6日上高地の「西穂高岳」と「焼岳」への登山と,2013(平成25)年8月7日上高地の西穂高岳及び焼岳の高山植物(登山)でご紹介しています。