上高地の「西穂高岳」と「焼岳」への登山(長野県松本市)

2013(平成25)年8月6日
2013(平成25)年8月22日改訂
2013(平成25)年9月13日改訂

 

 ① 1日目

 山仲間のI氏とE氏に私の自宅まで車で迎えに来てもらい午前4時30分に出発しました。

 小国町を経由して日本海東北道の荒川胎内ICから高速道に入り,午前7時過ぎに北陸自動車道黒崎サービスエリアで朝食をとりました。

 私は,2012(平成24)年8月26日新潟のスタンダートフード「タレカツ丼」で御紹介した「タレカツ丼」(880円)を食べてスタミナをつけました。

 長野県に入り上高地手前からトンネルをぬけて岐阜県側に入り,奥飛騨温泉郷の新穂高ロープウエイに午後2時15分に乗り,西穂高口に降り立ち午後2時30分から西穂高口を登りはじめ午後4時30分に西穂山荘に到着し山梨県からきたS氏と合流し,山形から持ってきたタケダワイナリーの「ブラッククイーン古木」の赤ワインと出羽桜の「純米酒一路」で盛り上がりました。西穂山荘は1泊2食付きで9000円でした。(翌朝の朝食は朝早く出発するので弁当にしてもらいました。)


 ② 2日目(西穂高岳登山)

 夜半に大雨が降ったが午前4時には雨があがったので午前4時30分に西穂山荘をI氏とS氏とともに西穂高岳に向かって出発しました。まだ夜は明けておらず暗い中ヘッドランプの明かりを頼りに大きな石がゴロゴロころがっている登山道を登って行きました。

 E氏は西穂山荘から下り新穂高ロープウエイに乗り駐車場にとめていた車を沢渡(さわんど)駐車場まで回送してそこからバスで上高地に入りました。

 西穂丸山付近で夜が明けてきました。

 午前5時35分に西穂独標に到着し,写真撮影などをしてゆっくりしました。

 天気は曇でまわりの山々の展望があまりききませんでした。

 午前5時45分に西穂独標を出発し,約30mほぼ垂直に下る崖の途中で雨が降り出し,上だけレインウエアを着て前進しました。

 そしてピラミッドピークの手前で更に雨足が強くなり岩が滑りやすくなったので,私は西穂高岳登頂を断念し,西穂山荘に引き返しました。

 ロッククライマーのI氏と登山のベテランのS氏はそのまま雨の中西穂高岳に向かい登頂しました。

 私は西穂独標そして西穂丸山を経て西穂山荘に午前7時30分に到着しました。

 私は,I氏とS氏が西穂高岳に登り帰ってくるまでの約2時間を,西穂山荘別館のレストハウスで優雅にコーヒー(500円)を飲み,名物の西穂ラーメン醤油味(900円)を食べて天空の至福の時間を過ごしました。


 ③ 2日目(焼岳登山)

 I氏とS氏が西穂高岳に登頂して西穂山荘に午前9時過頃戻ってきました。

 午前9時20分に西穂山荘を出発してI氏とS氏と3人で西穂山荘から直接焼岳に向かう山道をひたすら歩きました。大変アップダウンのある登山道で雨が降って登山道の熊笹の根が滑りやすく難儀しました。

 午前12時前に焼岳小屋に到着し,リュックを焼岳小屋にデポジットして空身で焼岳に向かいました。途中硫黄の噴煙をあげている数カ所を通過して活火山である焼岳山頂に午後1時30分に到着しました。

 写真撮影してから山頂を下りはじめ午後2時40分に焼岳小屋に着きました。焼岳小屋のベンチで腹ごしらえをして,焼岳小屋を午後3時30分に出発し,ひたすら急な斜面を下り続け,午後5時前に上高地帝国ホテルに近い田代橋付近に出ました。

 そのまま梓川沿いの道をひたすら歩いて午後5時15分に河童橋近くの西糸屋山荘別館に到着しE氏と合流しました。

 この日は合計12時間近くの行動時間で全身大量の汗でビッショリだったので,西糸屋山荘の浴場で汗を流し木の大浴場にゆったり入ったときは開放感でいっぱいでした。

 体重計に乗ったら体重が4㎏も落ちていて大喜びしましたが,夕食で生ビールを大量に飲んだのでリバウンドしてもとの体重に戻ってしまいました。


 ④ 3日目

 朝風呂をあびて午前7時に朝食を食堂でいただきました。

 昨夜から全身筋肉痛で,特に階段の上り下りがつらかったです。

 午前9時に梓川に面する西糸屋山荘本館前に集合して,ネイチャーガイドの人に引率してもらい,途中湧水が源流となっている全長200mくらいしかない清水川や道の両側の植物の説明などを受けながら約2時間で明神(みょうじん)まで行き,穂高神社の明神池(拝観料300円)や英国人牧師ウエストンを北アルプスに案内した有名な登山ガイド上條嘉門次が建てた嘉門次小屋を見て,帰りは明神から1時間で梓川の遊歩道を通り河童橋まで歩きました。

 河童橋手前で岳沢から下りてくる道と合流しました。

 昨年の穂高岳縦走(2012(平成24)年8月8日穂高連峰縦走)でバテてしまい難儀してたどりついた懐かしい地点です。

 上高地バスターミナルからバスに乗り沢渡駐車場でS氏と別れ,I氏とE氏と3人で上高地のある松本市の隣にある上田市の鹿が教えたという鹿教湯(かけゆ)温泉に行き温泉につかって登山の疲れをとりました。


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