2001.09.13
2ヶ月ぶりに督促処理をする。

通常は1ヶ月ごとなんだけど、8月は帰省中の学生さんが多いため、実施しなかったのだ。
さすがにいつもより件数が多い。1.5倍くらいかな。
補佐員Nさん、Wさんに手伝って頂き、作業はほぼ完了。
明日の午後には、督促状が発送できそう。

明日は大手学術出版社Elsevier Scienceが主催する、ユーザミーティングに出席する予定。お題はずばり、電子ジャーナル。ちょこちょこと、その下準備をする。
あとは早めに寝ておこうっと(笑)。

■学術雑誌総合目録欧文編 データ作成マニュアル / 国立情報学研究所
仕事の本です。
最近、これに掛かりっきり…。

 

2001.09.12
アメリカのテロ騒動に呆然。

今朝の新聞各紙の一面は、この話題で持ちきりだった。
あまりの衝撃に、開館準備の手を止めて見入ってしまう。

この事件を、たった一つの物差しで測ろうとしてはいけない。
できるだけ偏りの少ない情報を収集すること。
事件の全体像を把握すること。
そして今自分に何が出来るのか、自分の頭で考えること。

冷静に、落ち着いて。

東京にあるキャンパスから、同期N嬢ご来訪。
横浜キャンパスの同期が集まり、楽しい昼食会と相成った。
新妻(!)N嬢の近況を色々探ったり…。
時間を作って、また皆で飲みに行こうね!

■素敵なラブリーボーイ / 伊藤伸平 (YOUNG KING COMICS) 495円 (bk1)
ほのぼの学園ラブコメディ(漫画です)。

主人公は、高校1年生の野村沙紀(男)。彼は、女所帯の演劇部の黒一点。
パシリとして良いように使われているけれど、何だかんだ美味しい思いをして(笑)日々過ごしている。
夏合宿に始まって、文化祭、バレンタイン、卒業、入学…お楽しみイベントは一通り網羅してある所がエライ(笑)。

自分の高校時代を、懐かしく思い出したりして。
和みたい方にオススメの1冊です。

 

2001.09.11
今日は職場で健康診断。
食欲最高潮の秋に体重測定をするって、どうよ!?

産休中の掛員Hさん、無事男の子をご出産。
おめでとうございます!
予定日(8月末)を大分過ぎても何の音沙汰も無かったので、みな気を揉んでいたのです。
嬉しい報せに、分館一同大喜び。
近い内に、赤ちゃんの顔を見に伺いますね。

■魔女の結婚 / 谷瑞恵 (集英社コバルト文庫) 533円 (bk1)
■魔女の結婚 運命は祝祭とともに / 谷瑞恵 (集英社コバルト文庫) 533円 (bk1)

中世ヨーロッパを舞台にした、ラブコメタッチのファンタジー。

う〜ん、既読の”夜想”と比べてしまうからでしょう、余りにお気楽な展開に呆然。肩透かしを喰らった気分になりました。
少女小説でありながら、主人公の少女エレインと同調できなかったのも辛かったです…。

 

2001.09.10
この大雨にもかかわらず、レポート提出日を間近に控えた学生さんが大勢来館。
ご苦労様です。
だけど、鞄に入れて来た図書館資料はグッショリずぶ濡れ。
後から利用する人の事を考えて、本はビニール袋に入れて来る…その程度の思いやりって、誰でも考え付くと思うんだけど…。

製本業者に発注していたChemical Abstracts御一行(101冊)、無事納品。
よかった、よかった。

■パンプルムース氏のおすすめ料理 / マイケル・ボンド (創元推理文庫) 600円 (bk1)
元パリ警視庁刑事、今はグルメ雑誌の覆面調査員を務めるパンプルムース。
彼とその愛犬、ポムフリットがフランスの片田舎を舞台に活躍するユーモア・ミステリー。

これ、面白かったです。
軽快・洒脱な文章に乗っかって、するする読了しちゃいました。
駄洒落の効いた訳文もお見事。
肩肘はらずに楽しめます。

 

2001.09.09
これから美容院へ行ってきます。
しかし外は大雨。
…ついてないなあ(泣)。

■渋谷君友の会 1 / 藤枝とおる (エニックス ステンシル コミックス) 552円 (bk1)
背が小さくて女顔、健気で可愛い男子高校生・揚羽(あげは)ちゃんが主人公の学園ラブコメディ(漫画です)。

絵柄の可愛さに惹かれて購入。
登場人物の動きは今ひとつカタイけど、構図の取り方がとてもお上手。ティーンズノベルの挿画に向いていると思います。

話の雰囲気は…前作”レンアイアレルギー”によく似ているかな。
私としてはお腹一杯、食傷気味…という感じでした。

 

2001.09.08
昨日は飲みすぎました。
うぇっぷ…。

午後には何とか持ち直し、町田まで。
とりあえず、町田へ来たからには福屋書店をチェック。
仕事に役立ちそうな本を数点購入。
締めて一万円弱。
…たかっ。元が取れるように頑張らなきゃ(笑)。

■ま・く・ら / 柳屋小三治 (講談社文庫) 667円 (bk1)
落語のイントロ、枕。その枕ばかり18篇を収録した作品。
これ、面白かったです!

アメリカで英語が通じなくて苦吟する(他人事だと愉快…)”ニューヨークひとりある記”。
戦後、食料が乏しかった時代の家族の食卓を描いた、切なくも可笑しい”玉子かけ御飯”。
小三治流「困った人との付き合い方」を説く”駐車場物語”。
自分の両親と、人間の天職について思いを馳せる”郡山先生”。
理屈抜きで抱腹絶倒、”バリ句会”。
そしてトリ飾るのは、自分の弟子、そして若い世代へのメッセージ”口上”。

一読して、”まくらの小三治”の異名に深く納得。
ほんとに面白いんですよ〜!!

昨今、テレビで流れている”笑い”の多くは、誰かをひどく傷つけるような、過度に暴力的なものが多いと思いませんか?

でも、師匠の”笑い”は違うんですよ。
勿論、差別的な表現が皆無とは言いません。毒の無い”笑い”、品行方正でちんまりまとまった”笑い”、それはそれでつまらないものだと思いますし。

ただ師匠は、”笑い”の中の、道化役のピエロにさえも深い愛情を注いでいるんです。
人間の良い所・悪い所、強い所・弱い所、みっともない所まで全てひっくるめていとおしい!という感じ。そこが、前述の”テレビの笑い”と決定的に異なる点だと思います。

師匠が創り出す心地よい”笑い”、それは彼の人柄を反映したものなんでしょう。
今度、機会をみつけて絶対!ナマで落語を聞きに行くぞ〜!!

思い切り笑って、元気を取り戻したい方にお薦めの1冊です。

 

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