2001.09.07
今日は新部長、S氏の歓迎会。

S氏は、とても気さくで話しやすい方。
分館の現状や、将来の野望(?)等を聞いて頂く。
しかし、どこまで記憶に残っているやら…(笑)。

久々に、2次会、3次会までフルコースで参加する。
お酒の勢いを借りて、羽目を外しまくってしまう。
うぅっ、魔法の消しゴムがあったらゴシゴシ擦ってしまいたい…(泣)。

本日の格言。
”酒は飲んでも飲まれるな”
…ハイ、ごもっとも。

 

2001.09.06
製本の山をすべて業者に引き渡す。
おお、何だか子供を手放す親の気分(笑)。

次は早速、納品分の受け入れ準備に着手する。
このままでは、配架するスペースがない為だ。
どうにかして、空き書架を捻り出さなくてはいけない。

結局、製本作業用に3面確保しておいた書架のうち、泣く泣く1面を手放す事に。
さて、今年はこれで凌げたけれど、来年はどうなる事やら…。
あまり考えたくないな(泣)。

午後3時、分館長先生がお菓子持参で遊びに(?)来て下さる。
新しく入った補佐員さんを紹介したり、研究室の噂話を伺ったり。
とても楽しかったです。
先生、またいらして下さいね!

明日は新部長の歓迎会。
当日中の更新は恐らく出来ません。ご了承下さいませ。

■なつのロケット / あさりよしとお (白泉社JETS COMICS) 581円 (bk1)
5人の小学生が、手作りロケットの打ち上げに挑戦するSFコミック。

この作品、川端裕人氏の”夏のロケット”に触発されて生まれたそうです。
なるほど、確かによく似ています。

この2作、登場人物と一緒になって、ワクワクしながらロケット作りが楽しめる部分は同じ。
幾多のハンディ(経済的、物質的、時間的…)を奇抜なアイデアで乗り越えて、実現不可能に思えた夢を適えていくプロセスは、まさに快哉モノ。

でも個人的には、川端版の方が好きですね。
こちらは、キャラクタ設定が巧みなのだと思います。
川端版は、人生の浮き沈みを多少経験した、30前後の男性4人が主人公。
良い年したオジサマ方(失礼!)が夢を追いかける姿に、思わず胸キュン(笑)。
彼らの高校時代のエピソードも挿入されていて、思わずグッと来てしまった事を憶えています。

ある程度、年齢を重ねた人には川端版がお薦め。
逆にあさり版は、登場人物と同年代の子供達に読んで欲しいな。
あさりさんの宇宙に対する憧憬が、ストレートに伝わってくる佳作でした。

何はともあれ、”裏庭のロケットサイエンティスト”((C)川端裕人)達に乾杯!

 

2001.09.05
秋学期から入学された学生さん、続々来館。
その登録手続きに大忙しの一日。

秋入学の学生さんには、イレギュラーな身分の留学生が多い。そのため、各方面との調整(根回し?)に時間を取られてぐったり。
でも、せっかく来日して頂いたからには、こちらとしても出来うる限り最高の研究環境を提供したい。その為に、微力ながらも奮闘する。

彼らにとって、これからの日々が実りあるものになりますように…。

■姫神町リンク 神KAKUSHI 1 / 紫堂恭子 (角川ASUKAコミックスDX) 520円 (bk1)
紫堂さん初(多分)、現代日本を舞台にしたホラー・ファンタジー(漫画です)。
これ、面白い!

主人公は、母親と二人暮しの男子高校生、七海(ななみ)。この春、東京から母親の故郷、姫神町に引っ越して来た。
ある時彼は、町内にある笹姫神社の裏山で、奇妙なオブジェを目にする。手の平ほどの白旗が数本、地面に突き刺してあったのだ。その白旗に手を触れて以来、七海の身辺に不可解な事件が頻発するようになる…。

1巻に於けるクライマックスは、ずばり七海とその友人達を巡る厚い友情。今時、ここまで正面切って”友情ってスバラシイ!”とぶち上げた作品も珍しいと思います。
でも、その頑ななまでの生真面目さが却って新鮮でした。私の胸の奥底の、ピュアなハートを直撃!という感じ(笑)。他人を信じる気持ちを取り戻せる作品です。

ファンタジーとしての展開は、序盤程度かな。しかし作品の其処此処に、思わせぶりな伏線が沢山あります。こちらの方も期待大!!

ちなみにコレ、牛島慶子さんの小説”姫神町リンク”と繋がっている作品だそうな。併せて読むと、2倍楽しめるのかもしれません。(でも牛島さんって、小説もお書きになるんですね…。漫画作品しか知りませんでした。)

 

2001.09.04
9月から着任された新部長、S氏が分館にいらっしゃる。
噂に違わぬ美声にうっとり(笑)。

実は私、就職活動中にS氏にお目に掛かっている(当然、向こうは面接官)。
その頃の事を、ふと思い出してしまった。

返却本に加えて、今日はILL(Inter Library Loanの略。大雑把に言うと、学外への文献複写依頼のこと)の申込が山と来る。
電話も終日鳴りっぱなし。

ばたばたと気忙しい一日だった。

 

2001.09.03
返却本の山、やま、ヤマ…。
利用者の皆様、この雨の中、重たい荷物を抱えてのご来館ありがとうございます。
しかし!ひとこと言わせて!
付箋は剥がして返してね。
付箋は酸性紙なので、資料の紙を傷めてしまうのです。
どうぞご協力下さいませ。

■月と雲の間 / 岩館真里子 (講談社モーニングKC) 505円
都会に暮らす人間が、ふとした瞬間に感じる孤独や不安。
言葉にするのが難しい、捉えどころのないそんな感情を、鮮やかに切り取ってみせた連作短編集(漫画)です。

主な登場人物は、高校生のみのり、OLのほなみ姉妹とその母親。姉妹の両親は離婚しており、みのりは父と、ほなみは母と暮らしている。
3人行きつけのコンビニの店員、市村と遠藤も巻き込んで、都会の夜は更けていく…。

父の再婚話に始まって、娘2人の恋愛模様、母娘の食事を巡る確執(他愛無いけど、これが可笑しい!)など、3人の生活に話題は尽きません。
全体的にはコメディタッチの作品なので、かる〜く楽しめます。
ささくれ立った心にじんわりしみる、心の栄養剤として是非どうぞ。

同時収録された短編”いつか、どこか雨の日で”は、実に岩館さんらしい作品。
思春期の少女が持つ危うさ、残酷さが印象的。こちらもお薦めです。

 

2001.09.02
Paint Shop Proを使って、タイトルロゴをいじってみました。
なかなか思うように出来ません…。

お気に入りの、お散歩コースにある本屋さん。
今日通りかかったら、閉店のお知らせが!
哀しい…。

スーパー2階の小さな店舗なんだけど、新刊の品揃えは良かったし、週刊売上ランキングを表示したりと、意気込みを感じる本屋さんだったので残念です。
時には平台コーナーで、主婦や子供に的を絞ったミニ・ブックフェアも開いていたなあ…。

ちなみに空きスペースには、電気屋さんが入るそうです。

 

2001.09.01
携帯電話を買い換えました。
8月末に発売された、一番新しいモデルです。
カメラが付いててすっごく楽しい〜!
でも、マニュアルが2冊もあって分厚いです。
測ってみたら、2cm弱ありました…。

Perlで作るCGI入門 基礎編 / 結城浩 (ソフトバンクパブリッシング) 2600円
初心者向けのPerl読本。

ちょっと文章が冗長ですが、項目立てが細かくて判り易いです。
パラパラと流し読みでも…と、その気にさせる構成はエライ!

さて一通り読んでみて、ゼロから独力でスクリプトを作るには、知力と気力、そして沢山の時間が必要だという事が判明。
一朝一夕で出来る物ではないんですね…。
じっくり腰を据えて勉強しようっと。

 

 

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