2001.09.21
Nimda騒動にあおられて、自宅パソコンのウイルスチェックをする。
全てのファイルをチェックするのに、約30分。
”ウイルスは発見されませんでした”のメッセージに、ほっと安心。よかった。

■合法ドラッグ 1 /CLAMP (ASUKA COMICS DX) 520円 (bk1)
人気漫画家集団、CLAMPの新作。超能力モノです。
無骨で無口な大男・陸王(りくおう)と、人あたりの良い優男・風疾(かざはや)のコンビが大活躍!

思わせぶりな伏線がた〜くさん。ついでに、イイ男もた〜くさん(笑)。続きがとっても気になる作品でした。

 

2001.09.20
製本のことで、本館のT姉さんと論争になる。
お終いには、”本館の事情を最優先して欲しい。私(T姉さん自身)が分館にいた時は、そうしていたのだから”と言われてしまう。
もう何も返せる言葉がありましぇん…。

■竜騎手の誇り / 久美沙織 (ハヤカワ文庫) 760円 (bk1)
異世界を舞台にしたファンタジー。
シリーズ第2作です。
本作でも、竜飼いの気の良い青年・フュンフが大活躍!

話の展開に目新しさは無いものの、安定した筆の運びでするする読了。
フュンフを巡る家族の絆に、思わずうるっときちゃいました。
相変わらず、勝気なヒロイン・ディーディーが可愛い!
次作もとっても楽しみです。

 

2001.09.19
ひろえさん、あなたが9時5時で許されるのは、お客様として招かれているからだと思います。
私の職場では、大半の職員が朝早く(8時過ぎ)から夜遅く(23時過ぎ)まで働いています。
悲しいかな、時間外手当もごく僅かしか付きません。
実際の現場なんて、こんなものです…。

今日のおやつは、職場の裏山で採れた栗(…すごい所だ)。
茹でたてのホカホカをぱくり。
小ぶりでも甘味があって、とても美味しかった。

■苦い林檎酒 / ピーター・ラヴゼイ (ハヤカワ文庫) 505円 (bk1)
足の不自由な大学教員、セオが主人公の長編ミステリ。
現代の英国が舞台です。

これ面白い!
終盤にかけて、二転・三転するストーリーに唖然呆然。
意外な真犯人にやられたぁ!という感じ。

ラヴゼイらしい、ちょっぴり苦味のある作品。
人生の、酸いも甘いも噛み分けたぜ!という方(笑)、是非どうぞ。オススメです。

 

2001.09.18
国立情報学研究所にて研修。
その後、T姉さんと連れ立って、淡路町のお蕎麦の名店”まつや”へ。
私はざるそば、T姉さんは鴨南ばんを頂く。
上品な味と香りで、とても美味しかった。

アメリカ同時多発テロ事件について。
私でも、即実行できることを発見。オンライン書店Amazon経由で、アメリカ赤十字協会が主催する被害救済基金に募金できます。クレジットカードをお持ちの方なら、誰でも可能。簡単な手続きで、1ドルから募金できます。ささやかですけど…。

9月15日号の東洋経済、ようやっと入手に成功。
これから読もうっと!

■アマリリス 1 / 岩館真理子 (集英社YOUNG YOU COMICS) 505円 (bk1)
旅行雑誌の編集者、赤井君と、花屋で働く桃田さん。
世間から、ちょっとピントがずれた2人が織りなす(しかし当人達に自覚は無い…)、コメディ・タッチのラブストーリー(漫画です)。

これ、面白い〜!!
一見清楚、しかしリアクションが全く読めない爆弾娘の桃田さん。
一見美青年、しかし何故かぷち不幸に見舞われて、周囲の失笑を買う運命にある赤井君。
この組み合わせが最高に楽しい!はやく続きが読みたいなぁ…。

ほんわか和みたい方は是非どうぞ。オススメです。

 

2001.09.17
今日は職場でダンゴムシを退治しました。
……。

(以下、かなり気色悪い話が続きます。苦手な方は読み飛ばして下さい!)
私の職場では、床上に沢山のケーブル類が散乱しています。そのケーブルは、足を引っ掛けないようプラスチックのカバーで覆い、床にまとめて固定してあります。そしてカバーと床との間には、3mmくらいの隙間が出来ています。
その隙間に、何と!数多のダンゴムシがお尻だか頭だか判りませんが、とにかく体を四分の一程突っ込んで死んでるんですよ〜!ズラッと一列、15センチくらい直列して並んでました…。

いったいどうして〜(涙)???
原因に心当たりのある方、再発を防ぐ為にも是非ご一報下さい!!
あぁ、本当に気持ち悪かった…。

明日は、千代田区にある国立情報学研究所で講習を受けてきます。
帰りには、美味しいお蕎麦屋さんへ寄り道するつもり。
えへへ。

■時の渚 / 笹本稜平 (文芸春秋) 1524円 (bk1)
本年度サントリーミステリ大賞、並びに読者賞を受賞した、ハードボイルド・ミステリ長編。
これ、面白いです!

主人公・茜沢圭の前職は、警視庁の花形、捜査一課の警察官だ。
今は私立探偵として働いている。

3年前のある夜、彼は突然妻と幼い息子を失った。
逃走中の殺人犯に、車で轢き殺されたのだ。
その犯人は、未だに逮捕されていない。容疑者として一人の男の名が挙がったものの、決定的な証拠を見つける事は出来なかった。

しかし今になって、茜沢とかつての上司真田の前に、有力な手がかりが浮上する。
果たして茜沢は、妻と子の仇を討つ事ができるのだろうか…?

この作品の泣かせ所は、ずばり”親子愛”。
くっそ〜、こんなシュチュエーションお約束だよ!と思いつつ、ウルッと来てしまいました。
それから、ストーリーの幕の引き方も素晴らしい!
また明日から頑張って生きて行こう、という気になれます(笑)。

でもミステリの部分は、ちょっと都合の良い偶然が多すぎるかな。
そこだけ残念に思いました。

 

2001.09.16
久々に、何の予定も無い一日。
布団を干したり、部屋の本棚を片付けたり、本を読んだりして過ごす。
たまにはこういう時間もないとね。

しまった!今週の東洋経済を買い忘れていた!
9/15日号の特集は、ずばり「大学」。
”本邦初公開!(略)国立大学10校の1999年度決算(学生一人あたりの国費・補助金など)”とあったので、気になっていたのだ。
毎月曜が発売日だから、町中の書店・キオスクでは、次号に差し替えられているだろうな…。
大学生協に在庫が残っていないかどうか、明日確かめてみよう。

ドミノ / 恩田陸 (角川書店) 1400円 (bk1)
東京・上野駅を舞台にした、コメディタッチのパニック・ストーリー。
頭を空っぽにして楽しむべし。
ただそれだけ。

 

2001.09.15
昨日は、Elsevier Scienceが主催するユーザミーティングに出席。
千葉大の図書館長、土屋俊氏の講演が印象的だった。
でも、自分の中ではまだ消化しきれていない感じ。
時間を見つけて、レビューしておかなくては。

ミーティング閉会後、懇親会に参加。
R大、T大、C大のお三方と名刺交換する。
業界裏話に花を咲かせたりして(笑)。

■だれが「本」を殺すのか / 佐野眞一 (プレジデント社) 1800円 (bk1)
”本”に関わる職に就く人への、インタビューからなるノンフィクション。
とりあえず、第六章”図書館(ここでは特に公共図書館を指す)”は熟読。

私は、図書館がベストセラーを複数冊購入し、利用者へ提供する事には賛成です。
率直に言って、そうした資料は図書館に人を呼び込む、有力な商品だと思うので。
ただし図書館には、著作権者(著作者と出版者)に経済的対価(=貸借料)を支払う必要があるでしょう。
出版業界にそっぽを向かれたら、図書館界だって立ち行かなくなるのは自明の理。”喰いつ喰われつ”、したたかにお付き合いを続けていくのが一番かと思います。

 

 

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