08年中東京幹線状況
 

   中東京幹線の箕輪−渋川地区の西上武幹線への切り替え・建て替え工事はほぼ完了しました。
   8月下旬に確認したところ架線工事が完了し、作業場の撤去作業を行なっていました。
   西上武幹線は架線されていますが、全通するまで使用されない様なので、
   電線路名は中東京幹線のままでした。

   完成した鉄塔を見ると今までの500KV鉄塔に比べかなりコンパクトになっています。
   500KV+275KVの併架鉄塔を従来の線幅のままにし、塔高を抑えるには
   最新の技術が搭載されたと思います。


   

   新197号鉄塔です。
   上が西上武幹線 下が中東京幹線です。
   鉄塔は大きいですが、腕金部分が今までの500KV鉄塔に比べ小さいです。


   

   202号鉄塔です。 塔高94メートル

   この鉄塔は電線と向きが違う腕金がありますが、
   この場所が工区の分かれ目なった様で、
   架線工事のドラム場(D場)になり、電線を吊り上げるのに使用したと思われます。
   そういえば07年の撮影でもこの鉄塔から箕輪までしか鉄塔が無かったな・・・・
 
   

   架線部分のアップ画像
   碍子は500KVで20連  275KVで15連になっています
   今までの設備に比べて連数がかなり少ないです。
   碍子の絶縁性能が上がった証でしょう・・・・



   

   ピカピカの鋼材で鋼管は太い
   基礎の形から見て深礎工法によるものと思われます。


   

  回線番号札は中東京幹線しか有りませんでした。



   

   工事の看板です


   

   191号 懸垂吊鉄塔 


   

   建設年月が撮影日より未来日だ〜
   運用開始年月に合わせたのでしょう。



   


  189号です。
  建て替え区間の一番若番側です。
  西上武幹線の電線はここで切れています
  今後はここで直角に曲がり西群馬開閉所へ向かいます。


  

   188号の後ろに巨大な189号が見える様になった
   07年の画像と比較してください。



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