AV女優としての活躍は実質1989年まででデビュー以降2年間だった。
彼女の作った作品はAVとしてはソフト目だったが、さりとてアイドル風のイメージビデオ路線でもなかった
今日、少しだけ忘れ去られている存在なのは
AVとしては中途半端な路線を執ったためだろうと思う(いわゆる過激さが足りない?)
80年代後期はAVにとってのバブルの真っ最中で
様々な才能を持ったスタッフや女優を育てる余力があった
テーマ性やきっちりとしたストーリーを持った作品が多く作られたが
そんな作品に出演して一定以上の才能を発揮したのが桂木麻也子だ
未確認だが1988年当時に前進座劇場(Oh懐かしい、と言っても今もあるが)で
主役をはる芝居を上演したそうな
その後に彼女が舞台女優として開花したという話題を聞いていないのは残念だ
1960年代にアバンギャルドだニューウエーブだと騒がれた新興演劇も
1980年代後期には爛熟期を迎えていたはずだが
AV出身の女優を育てる余裕は無かったと見える
(別に前進座さんがそうだと言っているわけでは無いのであしからず)
にっかつロマンポルノにも二本の作品を残している
天使のはらわた 赤い眩暈(1988年、監督:石井隆) にっかつ
いけにえ天使(1988年、監督:藤井克彦) にっかつ
特に「天使のはらわた 赤い眩暈」は作品自体もなかなかな出来映えでお薦めだ
他にも「悪魔の毒々モンスター東京へ行く」(1989年、配給:松竹富士)
と言うマニアックなアメリカ映画に出演しているらしい
Web上に幾つか情報があるので興味のある方は検索してみて下さい
したの写真をご覧になれば判るが
今時の痩せぎすで神経質そうな雰囲気と違って
セレブ風のバランスのとれたボディーを持っていてナイスである
もう少し彼女の作品を掘り起こして再評価しても良さそうに思うが如何だろうか?
他のサイト内の桂木麻也子のページ、 ちょっと昔だけど ’80年代の懐かしいAVアイドル、その二
桂木麻也子のお薦めの外部サイト:80年代あたりお気に入りセクシーな女性たち資料館2(別窓)のカ行
★記事の続きとお宝はコチラ→桂木麻也子、バブル期のAV界に咲いた杜若かも(別窓、二十三時の色暦・ももいろマップ)★★
01.jpg | 02.jpg | 03.jpg | 04.jpg | 05.jpg | 06.jpg | 07.jpg | 08.jpg | 09.jpg | 10.jpg | 11.jpg | 12.jpg | 13.jpg |
14.jpg | 15.jpg | 16.jpg | 17.jpg | 18.jpg | 19.jpg | 20.jpg | 21.jpg | 22.jpg | 23.jpg | 24.jpg | 25.jpg |