twitter一人TM祭り

このページの趣旨

twitterで期間限定で呟いている一人祭りのログです。


一人TM祭り

2010/4/1〜2010/4/21

「はぁ。月見ると涙出てくるよね」「はあ?」俺の言葉に二人は怪訝そうな表情を見せる。外には飴色の月が煌々とあたりを照らしている。静けさの中に響くピアノは郷愁を誘う。「また失恋したんだ」「悪かったな」俺の言葉に二人は爆笑。これでも繊細なんだけど。
♪ 月はピアノに誘われて:4/1
キネちゃんの失恋話。アンカーとかの設定なしで。
夜の町にディスコナンバーが鳴り響く。聞こえてくるのではなく、頭に直接響いていく。刻まれるリズムはサウンドドラッグの様。青白い月と輝く星はミラーボールを連想させていく。誰も気づいていない。そのリズムを意図的に流している事を。
♪Just Like Paradaice:4/2
独断と偏見で行動するのはある意味彼だからできる事だと思う。特権に近いかも知れない。だから見たくない物も見てしまう。そういう時はあまり本当の事を知りたくない物なんだ。「ごめんね」なんて愁傷に謝られると許されてしまうのも彼の特権だけど。
♪ 永遠のパスポート:4/3
祭り囃子がコンクリートに包まれた街中に響き渡る。祭が始まる。踊り始めは照れくさそうにしていてもそのうち弾ける。「混ざらないの?」「なんで」「面白そうだよ」「だからなんで」移動中という事をリーダーは忘れている様だ。
♪DRAGON THE FESTIVAL:4/4
日本でのお祭り。浅草サンバカーニバル的な。
この歌を君は受け止めてくれるだろうか。季節は世界を彩り街を彩っていく。今はまだ色鮮やかな世界にいる君に届く様に、曲を奏で歌を歌う。まだ奪われていない音色を綺麗なメロディを持つ君に。君が来る時を僕たちは灰色の世界で待つ。
♪ Carol's Theme I:4/5
完全にCAROL設定。
異国の地。住む場所とは全く異質の。同じ地域のはずなのにこうも違う。一人取り残された様な気持ちにさせられる。何かを探しに来た訳じゃない。そう言い訳して彷徨う。いつか共に笑い合う日が来るのだろうか。そんな事を願ってやまない。
♪Come Back To Asia:4/6
色あせ、くすんでいた世界が一つの短い旋律と共に色鮮やかな世界へと戻っていく。色とりどりの草花、緑青き木々。晴れ渡った空。世界を架ける虹の橋。元に戻った僕らの世界。僕達と共に戦ってくれた、旋律を護ってくれた君に。君の世界に帰る君に。凱歌を。
♪Just One Victory:4/7
閉ざされた部屋で何も出来ないまま日々が過ぎていく。出る事も出来ずにただ窓から世界を眺めていた。捜したい。誰を、何を?答えが出ないままただソレを求めていた。ソレがあるのなら闘える。一緒だと実感し共にいられる場所をこの手に掴めるように。
♪7 Days War:4/8
鳴り響く三連符。うなりを上げるエンジン音。ここから飛び出るために僕たちは車に飛び乗った。運転は他人に任せて後方を見る。追いかけてくる連中。それを尻目にその場から走り去る。欲しかった物は手に入れた。あと僕たちに必要なのは未来だけ。
♪TIME TO COUNT DOWN:4/9
『Maria Club』そこは何時も彼等が音楽を奏でる場所だ。小さなライブ小屋はあらゆるバンドが音楽を響かせていたが客の大半の目的は彼等だ。彼らのメロディ、リズム、歌声に酔いしれる。ソレらにひきつけらていく。そして今夜も鳴り響く。♪Maria Club・ TM NETWORK・4/10
♪Maria Club・ TM NETWORK・4/10
雨の音に気づき外を見れば有る日差しにお天気雨なのだと知る。同じ部屋に3人しているのにやっている事はバラバラだ。でも僕らの中では当たり前で、それぞれの役割で。これまでも変わらなかった。きっとこれからも変わらない。
♪10 YEARS AFTER:4/11
「ここを出よう」その言葉で始まった逃亡劇は面白い程にうまく行った。一人じゃ難しかった事も三人集まれば簡単だ。少し感じる郷愁はすぐに忘れるだろう。これからどうするか。決まっている様で曖昧だ。「楽しくしよう。他人が羨むぐらいに」その言葉に頷いた。
♪BURNIN' STREET:4/12
BURNIN' STREETの曲を聴いてると大概脱出系になるのは何故?
遠くの影が蜃気楼の様に見える。知っている空気とは全く違う乾いた空気を持つ土地。いつの間にか知らぬ国に来ていたのか。強い金色の日差しが容赦なく照らす。これはきっと夢だ。手を伸ばしても届かない夢に僕はまだ手を伸ばし探し続けている。
♪SPANISH BLUE:4/13
ビルの屋上から夜闇に輝く摩天楼群を眺める。鮮やかな火の花が夜空を彩る。今夜はいくつ奇跡が起きる?心踊り走り出しそうな夜。地球は奇跡を目の前に踊り、月は踊る地球の周りを回る。僕の奇跡は君に出会えた事。
♪DIVE INTO YOUR BODY:4/14
「静かだな」夜の庭で喧騒から離れた僕達。集った友人達の賑やかさに酔ったのか人気のない方へ静けさを求めた。何をする訳でもなく、ただその静けさを堪能していた。その内、リーダーが僕達がいない事に気付いて探しに来る事を知りながら。
♪Time Passed Me By:4/15
「怒ってました?」上目遣いで俺を見る彼はまるで見捨てられた子犬の様。「そんなことないよ」と軽く言えば「だと良いですけど…」とため息をつく。あの頃からは想像のつかなかったこの別れ方に気にしてない訳ではないけれど、また出会うを願う。
♪TENDER IS THE NIGHT:4/16
キネちゃんと大ちゃんの会話。
真夜中、逃亡用の車を回収して目的地へ向かう。急を要してる訳じゃないけれど、スピードを上げる。お気に入りの曲をかけて、大声で歌う。陰気な逃亡ではなく、未来のための陽気な逃亡。安らぎにさよならを。誰も知らない波乱万丈な明日に挨拶を!
♪ Tomorrow Made New:4/17
彷徨い、どこか分からない場所にいる事に気がついた。側にいない、その事に呆然とする。不意に叱咤する君の言葉が聞こえる様で。忘れ物を探すから。世界のどこかで待ってる君へ、僕達は君に届く様に歌うから。もう一度巡りあおう。
♪CASTLE IN THE CLOUDS:4/18
数年に一度見る事のできる流星群。彼の突然の思いつきに振り回されるのはいつもだけど、今回ばかりは一も二もなく頷いた。車を飛ばしてたどり着いたそこは昔懐かしい。息抜きしていた場所。さて、地球に帰って来る流星に挨拶を。
♪Fool On The Planet・♪ TM NETWORK・4/19 実はディスカバリー帰還記念も入ってたw
諦められるほどの大人でもなく無邪気に振る舞えるほど子供でもない。窮屈な世界で破壊衝動に駆られても出来ずにただもがいている。いつ?聞いても返らない答え、土砂降りの雨が問いさえも消していく。あてもないまま一人の夜を過ごしていた。
♪DON'T LET ME CRY:4/20
高層ビルの屋上。眺める景色は黄昏に染まっている。時を渡る事の出来る僕達は未来すら見える事が出来る。それは幸せなのか僕達には分からない。だからあえて見ないで、僕達は未来を楽しみたい。これから先の未来に君と必ず会える事を信じて。
♪TIMEMACHINE:4/21

2010/6/23・2010/9/26・2010/10/25・2010/11/27

ハロー、ハロー、ハロー。望遠鏡覗き込んで遠くの星に挨拶。宙の彼方はどうだった?帰ってくる君に感想が聞きたくて僕達は宙を見上げる。宙の不思議はまだ知り始めたばかりだけれど君が持ち帰るお土産を楽しみに。オカエリナサト。文字は間違ってても笑わないで。
♪ 1974:6/13
おかえり、はやぶさ記念
何となく寂しくなって窓を開ける。秋の夜空は綺麗に晴れ渡り天の川が見えるとまでは言えないけれど、星が見える。月も良い形。『月見&星見なう』なんて呟いてみる。『綺麗?』なんて返事来て。『写真撮って見せて』なんて返事も来て。寂しくなんてなくなった。きっと、こうして繋がる事は変わらない。
♪ Telephone Line:9/26
キネ誕
「これでいいのか?」「そうそう、ありがとう」笑顔見せて彼は缶を受け取る。彼の普段の顔はそうでもないのに、こう笑顔になると子供っぽさが現れる。この笑顔で甘えられたら多分、女性は困った顔してそのワガママに答えてしまうんだろうな。って…俺もか。
♪ 少年:宇都宮隆:10/25
ウツ誕
冷たい風が窓を叩く。その音はすでに冬の到来を示していて身震いをする。過去の記憶からか、その場所から受けるのは何処かもの悲しい。作り出す音色にもそんな景色を見せるから仲間はどうしたって顔で僕を見る。「僕だって感傷的になるときだってあるんだよ」「分かってるよ」彼らはそう答えてくれた。
♪ NEVER CRY FOR ME :小室哲哉 11/27
テツ誕

2012/4/1〜2012/4/24

CQ CQ ハロー、ボンジュール、グーテンターク、ボンジョルノ、この惑星中の言葉を拾ったり投げてみたり。親しみ覚えた言葉にであった時、彼らは世界に侵入する。「僕達の世界へようこそ」言葉の次に奏でられる音を星に響かせて行くのだ。
♪ 1974:4/1
インキュベ設定
窓から見える光景でこれから先を思い心踊らせる。動物たちが走るサバンナ。空から落ちる水は羽衣のように空気を染めて行く。そびえ立つ山々。そして生の営みが見えるたくさんの光。すべては目新しくそして二度と見ない光景もある。様々な出会いと別れ。その普遍的なルールを自分達も経験して行くのだ。
♪ 金曜日のライオン:4/2
インキュベ設定
黄昏時の雨。それは寂しさを連れてくる。孤独だった時を思い出すからあまり好きではないが。「〜♪」隣でギターかき鳴らして歌っている友人を見たらそんな事も綺麗に消えて行く。「せっかくの雨がそのギターで台無しなんだけど」と冗談混じりに言えばもう一人も同調して彼は勢い任せで言い返して来た。
♪ TIME:4/4
アンカーTM版。組織脱出後
「と言うわけでタイムマシンを作ったんだ」自慢気にキネが言うから何事と思えばそんな事だった。「どうやって動かすの?」キネを無視する形でテツに聞く。が二人して苦笑い。何か嫌な予感がする。それは僕の歌う力。見事的中。僕達は時を動かす為に音楽を奏でる。彼女の願いの為に。
♪YOUR SONG:4/5
これもどっちかっていったらアンカーTM版設定かな?
音が街中を駆け始める。飛び跳ねるピアノの音。重なるギター。それらの音に言葉を乗せ世界を映し出す。その場にある物全てが音を吸収し増幅させ再び音を鳴らす。光が音を輝かせ、また音が光を輝かせる。それは金色の夢。僕達が奏でる夢。:
♪ GIVE YOU A BEAT:4/7
アンカーTM版ですね。
何処かでメロディが聞こえる。それは始まりの合図のようで、その音が合図となって僕たちは走り始めた。一人だった過去。でも今は一人じゃない。疾走する街の中はとても愉快で仕方ない。「よし、何をしよう」考えるだけで体中が踊り出すようだった。
♪YOU CAN DANCE:4/8
過去ログにはインキュベ版って書いてあった。宇宙人設定はどれもありになるから逆に難しい。
合図で歌を歌う。その力は奔流となって目的の場所へと向かう。「よし俺も歌うぞ!」とキネはギターを持ち出してかき鳴らし始めた。「何やってるの?」戻ってきたテツがその場に流れる歌声に苦笑を浮かべる。「俺も歌うって」「見つかったら責任とってもらおうよ」楽しそうに言ったその言葉に頷いた。
♪BANG THE GONG:ETWORK 4/9
アンカーTM版ですね。前書いたBANG THE GONGの続き
星が降る。その軌跡は昔からその姿を変えず、人は星に願いを込めて祈るようになった。僕達の願いはなんだろう。流れ星を見に来た僕達はくだらない願いを言い合いながらどれか叶う事を願っている。「え?どれも叶えようよ?」そう言ってテツは僕の方を見る。「まぁ、頑張れ」キネの言葉にため息ついた。
♪All Right All Night:4/11
誰かと誰かが繋がる。ネット上の会話は現実として聞こえるものではないけど彼らは会話をしている。隣の彼女と斜め前の少年。ネットで繋がっている事を知らない。それでも会話は繋がる。きっとすれ違っている事も斜め前にお互いが座っている事も気づかない 。「気づいたら奇跡だな」その言葉に頷いた。
♪humansystem:4/12
前ツイッターであった実話から。togetterに残ってるかも
「僕はね」そうテツが不可能な夢をぶちまける。聞いてる俺達は半信半疑だけど彼となら叶えられてしまうようなそんな幻想に陥る。いや陥っていた。そんな俺らを見てバカじゃないかと言う人がいた。が今はどうだ。彼が言っていた事は殆どが現実となっているじゃないか。いつもその事に驚かされるんだ。
♪KISS YOU:4/14
吐く息が白く凍るような朝。陽が登り始めた公園で鳩が蹲り、その公園を突っ切る人は出勤時間なのだろうか。足早にすぎて行く。今まで住んでいた所とは予想もしないほどの気温の低さに驚かされる。たまには違う景色でもとの提案で来たそこは全く違う色を持って僕達を迎え入れた。ここは春はまだ遠い。
♪WINTER COMES AROUND:4/15
情景描写だけで設定もなにも合ったもんじゃない
徐々に強くなる雨脚と風。嵐がやってくるだとと暗くても分かる。その嵐から逃げる様に車は走る。のんびりとしてるのは僕達だけ運転手はきつくハンドルを握ってる。「俺はいつ嵐の中に入るのか気が気じゃないよ、しかも夜!」「向こうの方は晴れてるから虹が見れるかもね」なんて簡単に答えて見た。
♪WORLD' END:4/16
叫び出したい夜。一人ではどうする事もできずただ日々に埋没していく。ズブズブと深みにはまるように埋まっていくとそのうち呼吸が止まるような気がした。「死んだような目をしてたかな?」と言うのは救ってくれた友人の談。確かに体も軽いし呼吸もしやすい。これなら道が見えなくても進める気がした。
♪REASONLESS:4/18
最初の期限が近づく。眼下に見える青。色鮮やかな海の色。それはまだ闇の中。僕達が流し続けたメッセージは届いたか。一人でもいい願いにもにたそれを受け取って欲しい。それは僕らだけじゃなくこの星すべての願い。そしてあたりは光に包まれる。
♪think of earth:4/19
久々インキュベ設定
帰還命令を聞いたのはその日だった。まだまだだというのになぜ戻らないとならないのか。「準備期間だよ。足りないものが出てきたんだ。それを揃える為の帰還かな?」とリーダーがいう。「また戻ってくるんだから」いつか来たあの丘で僕達は慣れ親しんだこの都市を見ている。そしてまた明日が始まる。
♪Night of the Knife:4/21
この日もインキュベ設定
「じゃあ始めようか」その言葉に頷く。計画は立てた。「大丈夫?」「僕は大丈夫だけど問題は」僕達二人はキョトンとした顔で見てるキネに目を移す。「オレ?」「そう一番心配なのはキネくんなんだよね」「失礼だなぁヘマなんてしないって」キネとテツの会話を聞きながら穏やかな時間を満喫していた。
♪IGNITION, SEQUENCE, START:4/22
4/21以降は再始動後の曲です。アンカーTM版かなぁ?
夜明け。ビルの屋上で柵に寄り掛かり白々と明けていく空を見ながら何も考えず見ていた。「ここにいたのか」僕の姿が見えなくなった事を不思議に思ったのか二人が探しにやってきた。「夜明けだね」その言葉に頷く。「皆待ってるから帰ろうか」誰かが言い出したその言葉は素直に受け取れる事ができた。
♪ACTION:4/24
違う星に住んでいたとして。例えば人と称されるモノならば人なのだ。人ではないと誰かが言ったとしても。「お互いが向き合えば僕達は分かり合えると思うんだ」それはとても難しい事だとしても。同じ「人」と呼ばれるものならばきっと。不変ではない惑星の片隅で僕達は祈る。同じ前を向ける事を。
♪I am:4/24
インキュベ設定版、武道館初日に合わせてですよ。

2013/4/1〜2013/4/21

彼等が見るのは天上のトワイライトブルーか眼下のアースブルーか。いつの時も見る色は彼等に昂揚をもたらす。彼等から紡ぎ出される音は彼等が見る音なのだ。「さて、始めようか」悪戯を仕掛けるかのように彼はいう。後の二人もそれに頷く。その形はやはりいつの時も変わらないのだ。
♪ Opening:4/1
インキュベ設定とアンカー設定。予告編として付けてみた。
キラキラと輝く光。満天の星空と遠くに見える摩天楼の光。見える景色に呼ばれているようでかけ出したくなる。「やりたい事があるんだ」誘われたのか彼がいう。「出来るかどうか不安だけど」そう言って俺達二人をみる。「まぁ3人なら何とかなるよね?」同意を求めるその仕草に俺達は苦笑いを浮かべた。
♪ Fool on the Planet:4/1
後書き読むとどちらとも可ってあった。
湿気を含んだ空気が景色を霞ませて行く。灰色から桜色へと変わる。目覚めていくその季節は孤独だった頃を少しだけ忘れさせてくれる。「くしゅん」「花粉?」「せっかく気持ち良く深呼吸してるのにくしゃみって」「辛いんだぞ!」他愛もない会話に感謝を。
♪ We Love the Earth:4/2
インキュベ設定のはずがアンカー設定
「お前は知っているのか?結局は籠の鳥だと忘れてないか?」と言われた言葉が忘れられない。知らないわけじゃない。見たくないものだってある。でも自分の為に尽力してくれている二人を責める事なんてできるはずもない。何も知らない子供のままでなんて思ってない。ただ永遠を作れる空間が欲しいだけ。
♪永遠のパスポート:4/3
アンカー設定。最初の台詞の人は本編?に出てくるカイバラ氏。
暖かい印象を受けたはずなのにここはどこか寂しくてはかない。誰かといるはずなのに孤独を感じるからか。「だから探してるんじゃないかな?一途な思いを向けられる相手を」その言葉は寂しさを感じていた僕をホッとさせた。「見つからなかったりして」「なんで茶化すの?」そんな二人の会話に爆笑。
♪Action:4/4
後書き読むとインキュベ設定だったらしい。
頭に直接響く声。それは言葉ではなく歌声。その昔は言葉を使わず通じ合ってきた。今は言葉で通じ合う。僕達は言葉以外に音で通じ合う。今は彼の歌声に音を載せる。それ以外今は必要ないのだ。「一人でコーラスを歌っても意味ないよ」「でも聞こえるでしょ?」そうだけどね。
♪humansystem:4/5
本編humansystem(絆)中のお話。
意識を辺りに這わせる。まるでソナーのように広がる意識。歌声に導かれるように上がる感度。二人の場所を探す。遠いのはテツだけど放っておいても問題ないのでウツの方に向う。「そりゃあ、僕は平気だけどね」その瞬間やってきた。「急いで一人戦っているウツのところに行こうか」その言葉に頷いた。
♪Seven days war:4/6
珍しくキネさん主役のアンカー。
世界が壊れて行く。幼い頃から見ていた景色、見たくもないと思っていたのにどこか郷愁を感じる。彼は知らないのだ。子供は巣立たなくてはならない事を、僕達が新しい世界を求めるのは当然だという事を知らないのだ。「準備はいい?」テツの言葉に頷く。決めた場所に立つ。「始めよう」終わりが始まる。
♪Come on everybody+Common Let's Dance:4/7
アンカー設定。組織破壊編の開始。twitterで修正出来なかったのでこちらでラストを修正。『全て』から『終わり』に変更。
哀しみが惑星を包むのが見える。痛みは流星の涙か。僕達は星の嘆きに心を痛める。できる事は何かを探し求め続ける。「僕達に今できる事、一つあるよ。それをしよう」未来を悲観する事をやめ僕は星を見下ろす。きっと、それだけが地球を回し続ける鍵なのだ。
♪LOVE TRAIN:4/8
インキュベ設定
目覚め。侵食してくる覚醒。世界に呼ばれている感覚。未だ求め続ける何かに手を伸ばす。約束は必要じゃない。泣き続ける必要もない。それがなくても一人だから一人ではないと気づかせてくれる。「その優しさに女の子がメロメロになっちゃうんだよね。いいなぁモテて」そういう事言ってないんだけど。
♪GIVE YOUR BEAT〜NERVOUS:4/9
アンカー設定
くだらないと笑っていた。そんな物達で未来は囲まれているとその笑った誰かは思いも寄らない。今の世界は笑われた人達が描いた世界だ。無理だと言われながら僕達は僕達の世界を変えていく。「世界を変えるなんて大それた事じゃない簡単なのに誰も気づかない」その世界で僕たちは望むように生きている。
♪KISS YOU:4/10
アンカー設定。組織脱出後。
雨の音が聞こえてくる。不可侵の領域を作り出していく。ここは聖域になるんだろうか。眠る息遣いを聞きながら生きている事を実感する。「なんか眠そうだね」「雨だからね」「雨だからって猫じゃないんだから」「静かだから子守唄にはちょうどいいんだよ」そんな会話をしながら目をと閉じた。
♪GIRL:4/11
アンカー設定。実は3人だけじゃない。こっそりRIN0がいる。ウツはRIN0の眠る息遣いを聞いて彼女が生きてるって事実感してるんです。って言うネタバレをここにさらす。
未来から過去へ過去から未来へ。見える光は僕達すらも知らない過去からの光だと知っていてもその光は今の物だと思う。「こんな風に見えるんだ」テレスコープで覗いた光はどこか他人行儀だ。今見えている空の方が親しみ深い。遠くにチャイムの音が聞こえる。それは閉じられた楽園の音なのかもしれない。
♪1974:4/12
宇宙人設定+PVも混ぜて。
回る地球、走る光。世界は罪を重ねながらそれでも回転し続ける。きっと誰もが今日と同じ明日を望んでいる。僕達が望む真実はそこにないけれど、どこかにはあるはずだから。僕達はこの世界を慈しむ事を忘れない。「探す事が僕達の真理なんだよね、時間越えても同じ事を繰り返しながら」いつかの時まで。
♪Beyond the Time:4/13
宇宙人設定。この辺あたりから何かを探してるっていう描写が多くなる。
何もなくなったその場所に立つ。僕達は僕達であるという証明を得るためにここに来た。疑った事は結局違っていたけれど僕達は新たに願いを託される。それは未来につながる事。そして僕達は人間だと確信しながら世界を渡る。人はそれでも神様になんてなれない。人は人に支えられて生きているのだから。
♪I am:4/14
アンカー設定。通称1974編。
この感覚は何だろう。どこかプレッシャーにも似たそれを僕は感じていた。「何か緊張しちゃうね」「あなたが?そんな事ないでしょ」「あのねぇ、僕だって緊張する時はするんだよ」何となく和んだのは二人のおかげか。僕達は今から扉を開けここではない場所に向かう。ここに帰ってこられると信じて。
♪Just One Victory:4/15
アンカー設定1974編。後から読むとこの話………っていうのがなんかある。
破壊衝動。叫びたくなる瞬間。世界の有り様は単純ではないと知っていてもだ。暗闇の中もがき続けて1人だと知らされて目が覚めた。「どうしたの?」「かなり、うなされてたぞ」汗だくで目を覚ました僕に二人は驚く。その存在に安堵して僕は今ここにあるという事を1人ではないという事を実感した。
♪Get Wild:4/16
テッちゃんのソロ込みでのゲワイ。アンカー設定。『ウツ入院、手術、ライブ延期という衝撃の余波』から逃げられなかった結果のラスト。
神様が平等だと誰が決めた?彼こそ勝手な存在はいない。有象無象が存在する街ににダーツを投げて遊んでいるのだ。それに泣き言言っても意味ないけれど。「だから今できる事しようと思ってるんだ」彼はまっすぐ前を見つめ言う。僕等はそんな彼に勇気付けられて何とかしようと何とかなると思ってるんだ。
♪Wild Heaven:4/17
宇宙人設定。のつもり。『ウツ入院、手術、ライブ延期という衝撃の余波』からのテッちゃんのツイを思い出して。
真夜中の世界で繰り広げる。「さぁパーティーの始まりだ」関係者以外立入禁止なんて鍵なんて僕達には意味がない。僕達は誰もいないビルの屋上で賑やかに音楽を鳴らす。「金色の夢なんてどう」「それでいいと思う。どんな夢か僕達は見られないから残念だけどね」「俺見たことあるぞ!」「聞いてない!」
♪Be Together:4/18
アンカー設定・金色の夢というかウツの子守歌から見た夢をキネは見た事がある。
ラッパの音が高らかになる。それは終末の音だと聞いたことがある。それは誰かの世界であって僕達の世界じゃない。僕達の世界だと誰が決めた。僕達の世界はこれから僕達がが始めるのだ。「さよなら誰かのエデン」僕達はボタンを押す。最後のボタンはあなた達で。許されたそれはきっと新たな世界を作る。
♪SELF CONTROL:4/19
アンカー設定。組織破壊編。トランペットにかと思ったんだけど、聖書とかそういうのがラッパで終末の音がラッパだと思い出した。インキュベセルコンのイントロはそれにかけてるのかなぁと今更思ってみたり。
例えば気に入った場所があって。そこを拠り所にしている程強いこだわりでもないけれど弱くもなく。誰にもお気に入りだと言わずに宝物の様に自分の中に秘めている。「きっといつか行くよ、そこに」予言者のように未来を予告して僕達は向かう。小さな事だとしてもそれはとても大きな事となるのだ。
♪Electric Prophet:4/20
世界がゆったりと黄昏色に染まって行く。時間は静止することはないと知っていても人は永遠にその時間に抗い続ける。僕達は行く。因果律を越えて事象地平線の彼方まで。この地を離れることに不安はあるけれどまた戻ってくる事を約束しよう。心配は無用。夜の帳がおりる。また金色の夢を見るために。
♪TIMEMACINE:4/21
宇宙人設定でもアンカーでもどちらでも。因果律はタイムマシン系、事象地平線は宇宙系。

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