PICマイコンボード(PICMB876)の開発ツール        
                
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 PICマイコンボードPICMB876の開発にはMicrochip純正の統合開発環境MPLABとmicroEngineering Labs
(MEL社)のPicBasic Pro Compilerの組み合わせをお薦めします。他に、CCS C, HI-TECH C,WIZ-C, C18, C30
MPASM,
等 Hexファイルを出力するものであれば何でも可能。
マイコンボードPICMB876を CCS C、HI-TECH C、WIZ-C、C18, C30, MPASMでご使用方法について   

(***フリーのCコンパイラのダウンロード***
Microchip社 MPLABのCコンパイラ C18(PIC18F用)とC30(dsPIC,PIC24用)のevaluations and Lite版がでています。
Microchip社HPのAll Compilersから FREE evaluations and Lite compilerがダウンロードできます。また
Special free versions for academic use are available here. からもアカデミック版が入手できます。
http://www.microchip.com/stellent/idcplg?IdcService=SS_GET_PAGE&nodeId=1406&dDoc Name=en534868&page=wwwCompilers



また、HI-TECH(Microchip社が買収済)のフリーCコンパイラのダウンロード があります。
上記、フリーCコンパイラをPICMB876マイコンボードで使用する場合、ボード側に一部制約があります。    


MPLAB上で PICBasic Pro Compilerが起動・コンパイルでき、その後すぐMPLABからPICSTART Plusで書き込
めますので開発時間の短縮がはかれます。
頻繁に「プログラム修正-->コンパイル-->Writer書き込み」を繰り返す開発作業に
MPLABは適しています。
またデバッグ方法はBASIC Proコンパイラ DEBUGモニター使用方法

MPLABではmicroEngineering Labs(MEL社)PICBasic Pro Compilerの他にHI-TECH社のCコンパイラ・CCSの
Cコンパイラを使用できます。

MEL社PICBasic Proコンパイラ デモ版ダウンロード(336KB Zip)
時間制限無し、機能制限有り、
16F627(A), 16F628(A), 16F84(A), 16F870, 16F871, 16F872, 16F873(A), 16F874(A), 16F876(A), 16F877(A)のみサポート。

MPLAB
の入手は 無償でMicrochipのホームページ からダウンロードできます。 またはPICマイコンボードPICMB876に添付の「PICマイコン活用ハンドブ
ック CQ出版」のCD-ROMの中に収められて います。
MPLABの日本語マニュアル(Chapter3, Chapter4のみ 590KBzip)がダウンロードできます。


MPLABのインストール
はすべてデフォルトでインストールして下さい。

***MPLAB
 v5.7やMPLAB v7.xx等、旧バージョンはMicrochip社MPLAB IDE Archivesからダウンロードして下さい。

MBLAB v5.7やMPLAB v8xx上でのPICBasic Proコンパイラの使用方法。
MPLAB IDE v8.xxでのMEL社PICBasic Proの使用方法(34KB PDF)
MPLABの和文マニュアル(一部)
MPLAB IDE v6.xxクイックスタート和文.MPASM MPLAB SIM、DEBUGGER、,ICD2使用方法、等  (560KB PDF)
*** MEL社PICBASIC Proコンパイラ各種データ−、サンプルプログラム。
       (購入可)


開発手順の略例(MPLAB v5.7の場合です。)

1、Wzエディタ、,メモ帳等でBASICプログラムを記述し、MPLABフォルダに拡張子「*.BAS」として保存します。

2、MPLABを起動して「Options」 「Development Mode...」 でターゲットPICマイコンを指定してください。

3、 その後、「Files」 「Open」で1、項の「*.BAS」プログラムを開いて下さい。


 

4、「Project」 「Install Langage Tool...」をクリックして各項目を指定してください。
  下図はmicroEngineering Labs Inc.を選択、コンパイラはB:\PBP231\フォルダのPBPW.EXEを指定して下さい。
  コンパイルエラーの行番号リストを表示させる為ラジオボタンは「Command-line」を黒丸にして下さい。


5、次に「Project」 「Build Node」でアッセンブラにPM.EXEを指定したものです。
  Command Lineは手動書き換えできません。
  Additional Command Line Optionsにアッセンブラオプション-aで(例えばb:\pbp231\pm.exe)を指定して下さい。
  b:ドライブの(通常はc:ドライブ)MPLABフォルダ内に\pbp231フォルダを作成した場合は 、
  -ab:\progra~1\mplab\pbp231\pm.exeです。
  PM.EXEはMEL社のPicBasic Pro Compiler(PBP.EXE, PBPW.EXE)のアッセンブラです。
  「OK」をクリックすればコンパイルが始まります。
  尚、アッセンブラにMPASMをご使用のときはそのパスを指定して下さい。


  特にMPU(ターゲットMPU)にPIC18Fxxを使用する時はMEL社PICBasic Proコンパイラ付属のアッセンブラpm.exe
  ではエラーとなりますのでMPASM.EXEを使って下さい。下図のMPASMDを赤チェックしてAdditional Command Lin
   e Optionsには(通常C:ドライブ) -ac:\progra~1\mplab\mpasm.exeと指定して下さい。

 

6、コンパイルが終了すると下図のようになりますので、生成された「*.Hex」ファイルをMPLABの「PICSTART Plus」
  から書き込んでください。開発作業時は
「プログラム修正-->コンパイル-->Writer書き込み」が頻繁に繰り返され
  ますので
MPLABのような統合開発環境が良いと思われます。


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