My mother’s Knit World page7

グレーのベスト

母は3度の心臓の手術をしました。
そのうち2度は続けてで、体力の消耗が激しく手も動きにくくなり「もう、編物もできなくなった。」と言ってました。
けど、隣のベッドの方の影響で「指編み」などで「毛糸のタワシ」を編み始め、また編物を復活させました。

3度目の手術をしたのがこの年の1月だったので、これだけ編めるようになるまで5ヶ月近くかかったことになります。
page7の着物トッパーに比べると、とても簡単だし色も編みやすい色(手術の後遺症や加齢の為 視力が落ちてます。)しか扱えなくなってますが「編物がまたできた」ということは、母に自信を持たせてくれました。

寒い冬に仕事をする時に ちょっと羽織れば暖かいようにと考えて編んだようです。
毛糸もアクリル100%(ハマナカ)なので洗濯に強く普段着に一枚あれば便利だなと思いました。

 (2003/6/11撮影 2004/10/8記述)

 

モヘアのフリフリマフラー

母が「お世話になった看護師さんに何かお礼をしたい。」と言って編んだものです。
手芸屋さんでたくさんある見本のマフラーの中から選び、編み図も手芸屋さんでいただきました。
糸はパピーのモヘアマルティ、1玉です。
編み方も難しくなく1日程度で編み上げることが出来ました。
マフラーは気楽に編めて、ふんわりした糸だと糸の量も少なくてすむのでちょっとした贈り物に便利だなと思い、私もお礼のマフラーを編みました。
(参照 My Knit World Page14)
マフラーは何本あっても楽しいので自分にも欲しいのですが、なかなか自分の為には編まないものですね。

(2003/9/25撮影 2005/2/19記述)

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