北海道の懐(なつ)かしい「ポン菓子(バクダン)」の「甘吹雪(あまふぶき)・げんこつ」(米・とうもろこし)

2014(平成26)年9月6日

 私が子供の頃よく食べた懐かしい「ポン菓子(バクダン)」の、「甘吹雪・げんこつ」(原料が米ととうもろこしの2種類があります。)を北海道函館市のJR函館駅近くの「フードカン」(電話番号0138-43-6500)で購入しました。

 「ポン菓子(バクダン)」は、穀類膨張機(こくるいぼうちょうき)という機械の回転式の筒状の圧力釜に生の米やとうもろこしなどの穀物を入れ密閉して、釜ごと回転させながら加熱し、釜の中が十分に加圧されたら(10気圧位)、圧力釜のバルブをハンマーで叩いて蓋を開けて一気に減圧します。

 このときに激しい爆発音とともに釜の中から10倍程度に体積が膨らんだ米やとうもろこしが飛び出してきます。

 このときの爆発音から「ポン菓子」とか「バクダン」と言われているお菓子です。

 この膨張した米やとうもろこしに水飴や砂糖蜜を絡(から)めて甘味をつけて食べます。

 「甘吹雪・げんこつ」は、原料に北海道厚沢部町産の米や隣の上ノ国町の契約栽培農家が栽培する貴重な「八列とうもろこし」(現在はほとんど栽培されていない貴重な品種でほのかな甘みと独特の香ばしさがあり、ポン菓子に最適の品種だそうです。)を使用して穀類膨張機で膨張させ、それに水飴を絡めてテニスボール大の大きな球形にした、存在感があるとともにサクッとして軽い食感の香ばしくて美味しい懐かしいお菓子です。

 ボリュームがあり食べ応えもあります。

 「甘吹雪・げんこつ」は、米・とうもろこしとも1袋300円です。

 製造者は、「田村食品工業」(電話番号0139-66-2056)です。


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