沖縄県那覇市の「砂糖天ぷら」とも表示される「サーターアンダギー」

2014(平成26)年4月17日
2014(平成26)年4月24日改訂


 「サーターアンダギー」は、沖縄県を代表するお菓子です。

 沖縄県の首里方言で、「サーター」は砂糖、「アンダ」は油、「アギー」は揚げる、で「アンダギー」は、油で揚げるとなり、「サーターアンダギー」は、砂糖を油で揚げたものという意味になるそうです。

 「サーターアンダギー」は「砂糖てんぷら」とも表示されるように、砂糖を多めに使用した球状の揚げドーナツです。(棒状のものもあります。)

 今回初めて沖縄県の那覇市を訪れましたが、那覇市内の行く先々の店で「サーターアンダギー」が販売されていました。

 「サーターアンダギー」の材料は、小麦粉、鶏卵、砂糖ないし黒砂糖・三温糖とベーキングパウダー等です。

 それらを「やや緩いクッキー生地程度」の固さに混ぜ合わせて140度くらいの低温で数分間ジックリ揚げるそうです。

 精白糖を使用したもの(白)と黒糖を使用したもの(黒)があります。

 生地に、カボチャ、紅イモ、ウコン等を練り入れた変わり種の「サーターアンダギー」もあります。

 また、那覇市のスーパーマーケットで、「サーターアンダギー」専用のミックス粉も販売されていました。(那覇市内の「サンエー那覇メインプレイス店」(電話番号098-951-3300)で1袋189円で購入しました。)

 そのミックス粉に所定量の卵を入れて油で揚げるだけで「サーターアンダギー」が手軽に出来るものです。

 「サーターアンダギー」は、表面はサクサクして、中はしっとりないしホクホクした食感の丸いドーナツです。(棒状のものもあります。)

 数種類の「サーターアンダギー」を買って食べましたが、いずれも美味しかったです。
 1個当たり60~70円の値段のものが多いと思います。

 沖縄県のお菓子としては、前に2014(平成26)年4月8日沖縄県糸満市の「南風堂」の「雪塩ちんすこう」をご紹介しています。


  • 前のページへ戻る