米沢市の山大前やまとやの「塩カルビうこぎ中華」(ラーメン)

2011(平成23)年6月15日
2013(平成25)年12月27日改訂

 米沢市にある山形大学工学部の正門斜め前に「山大前やまとや食堂」があります。

 その店は,米沢牛脂をふんだんに使った醤油ラーメンで有名なところですが,その外に牛カルビと大きなキクラゲが塩味スープに入った「塩カルビうこぎ中華」がお勧めです。

 「塩カルビうこぎ中華」は,米沢ラーメンにしては珍しい塩味で,細打ち縮れ麺の米沢ラーメンの特徴はそのままに,その麺の中にうこぎが練り込んであります。

 うこぎとは,米沢では昔から垣根にして栽培されているトゲがある植物で,昔から4月~6月頃に出る新芽を食用としていて,独特の香りと苦みがあります。

 うこぎは五加木といい,原産地は中国で,うこぎの根の皮を乾燥したものが五加皮で,芳香があり強壮剤として用いられ,それを酒に漬けたものを五加皮酒といい強壮滋養酒として知られています。

 そのうこぎを麺に練り込んだ緑色の麺で,スープが塩味でさっぱりしているのですが,米沢牛脂の脂が溶けている濃厚さと程よくバランスがとれています。

 強壮作用もあるうこぎがたっぷり練り込んである中華麺の「塩カルビうこぎ中華」は身体によさそうです。

以上

 

  • 前のページへ戻る