新潟県かぐらスキー場と和田小屋+苗場スキー場

2011(平成23)年2月15日

第1 和田小屋までの行程

 今月新潟県の苗場スキー場とかぐらスキー場に行ってスキーをしてきました。

 山形市から国道113号線で小国町を通り,新潟県の関川村に入り,荒川胎内インターチェンジから日本海東北道に入り,新潟市で北陸自動車道に入り,長岡ジャンクションから関越自動車道に入り,湯沢インターチェンジで下りて,約30分でかぐらスキー場みつまたステーションの大駐車場に着きます。合計約300キロメートルで約5時間かかりました。

 かぐらスキー場の和田小屋に泊まるため,車からスキー板とスキー靴,ストックを取り出し,スキー靴を履いてスキー板とストックを持ち,着替えや宿泊道具を詰めたリュックを背負って,みつまたステーション山麓駅から「みつまたロープウエー」に乗り3分間くらいで山頂駅に着きます。

 但し,ロープウエーに乗る前に和田小屋泊まりの場合は,チケット売り場ではなく,その後側にあるスキー事務所で和田小屋泊まりの確認を受けます。そうすると特別割引のチケットを発行してくれます。シニア券よりも安いです。

 「みつまたロープウエー」山頂駅を下りたら,リュックを背負いスキー板を履きスキーで滑って下りて,みつまた第一高速リフトに乗り,そのリフトを下りてからゴンドララインをスキーで「かぐらゴンドラ」山麓駅まで滑り下ります。

 スキー板をぬいで「かぐらゴンドラ」山麓駅でゴンドラに乗り,「かぐらゴンドラ」山頂駅(標高約1380メートル)で降ります。

 山頂駅のすぐ近くに「和田小屋」があります。


第2 和田小屋

 「和田小屋」は小屋というには大きな木造2階建,地下1階の建物です。

 「和田小屋」は西部鉄道グループのプリンスホテルが運営しています。

  •  和田小屋の場所は,新潟県南魚沼郡湯沢町三俣で,かぐらスキー場のかぐらエリアの上部のかぐらメインゲレンデの終点付近,かぐらゴンドラの山頂駅近く,かぐら第一高速リフト乗り場の近くで,スキーをガンガン滑るには絶好のロケーションです。

     和田小屋の定員は32名,チェックインが午後4時ジャスト,チェックアウトが午前9時ジャストです。

     宿泊代は,一泊2食付で7000円からです。

     建物の造りは,1階が薪を炊く暖炉を中心に通路があり,その通路の周りを床より一段高い位置に座って食事をいただくカーペットを敷いた座敷が玄関側に向かってコの字形に造ってあります。木の壁に沿って幅20センチメートル位の簀子(すのこ)とその下に金網が巡らされていて,そこから暖かい空気が下からでてきます。

     オンドル式の暖房で小屋の中は大変暖かいです。

  •  2階は,薪の暖炉の煙突を中心として吹き抜けになっており,1階と同じようにその周りに通路があり,通路の周りを床より一段高い位置にカーペットを敷いた座敷がコの字形に造ってあり,その座敷に通路側を頭にして一列に並んで敷き布団を敷き掛け布団をかけて眠ることになります。通路とはカーテンで仕切ってあります。

     眠る場所の座敷の木の壁に沿って幅20センチメートル位の簀子(すのこ)とその下に金網が巡らされていて,そこから暖かい空気が下からでてくるオンドル式の暖房で,快適に眠ることができました。

     1階の玄関側にレジと宿泊受付のフロントとを兼ねた事務室と厨房があります。

     厨房には,比較的背の高い白いコック帽をかぶった調理師さんが3人以上食事の準備で忙しく働いている様子が見えました。

     本職の調理師さん達がつくってくれるおかずなので,大変に美味しかったです。

     特にオムレツがつくりたてで熱く中がトロッとしていて美味しかったです。

     煮物やサバの焼き物もさすがでした。

     消灯時間は午後9時ジャストで,非常に早いです。

     朝食は下記のファーストトラックのために早く午前7時ジャストからです。

     地下には,水洗トイレとお風呂があります。

     お風呂は,男女別の沸かし湯で湯船は3人が入れますし洗い場も3人分シャワーもあります。

     ゲレンデスキーだけでなくスキーのシールやスノーシューを持って本格的にバックカントリースキーやスノーボード,冬山登山をやる人達が多く宿泊していて,リピーターも多数いました。やはり魅力的な宿泊施設です。


    第3 かぐらスキー場のファーストトラック

     「和田小屋」から出てすぐ左の斜面を滑り下りると「かぐら第一高速」リフトがあり,標高1700メートル位から中級斜面が続く「かぐらメインゲレンデ」の最上部に運んでくれます。

     そこから「かぐらゴンドラ」山頂駅(標高約1380メートル)付近までの標高差約300メートルの長い中級クラスの高速バーン(かぐらメインゲレンデ)が続いています。

     「和田小屋」に宿泊した人達は,朝一番に「かぐら第一高速」リフトに乗り,かぐらメインゲレンデをピステイングされた上に積もったパウダースノー(粉雪)を巻き上げながらほとんど人がいない「かぐらメインゲレンデ」を独占して何回も滑り下ります。

     下の駐車場から「みつまたロープウエー」,「みつまた第一高速」リフト,そして「かぐらゴンドラ」を乗り継いで上ぼってくる人達が到着する前の約30分間が至福のスキー(スノーボード)タイムです。

  •  このファーストトラックは,カナダのウイスラースキー場や北海道ニセコ・アンヌプリスキー場でもやりましたが,スキーの醍醐味を存分に味わうことができます。


    第4 かぐら(神楽)スキー場と苗場スキー場

     かぐら(神楽)スキー場は,3つのエリアに別れています。「かぐらエリア」とその下の「みつまたエリア」と「かぐらエリア」の東横にある「田代エリア」,その東横に数多くの稜線や沢を挟んで苗場スキー場があります。

     苗場スキー場とかぐらスキー場「田代エリア」とは,「ドラゴンドラ」という名前のものすごく長い乗車時間が20分もある長大なケーブルのゴンドラでつながっています。このゴンドラは,上には上らないで山の中腹をひたすら延々と横に移動するだけのゴンドラです。

  •  この地域のスキー場はすべて西部鉄道グループで開発しています。西部鉄道グループの資本力は大きいです。

     苗場スキー場には,苗場プリンスホテルがあります。

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