鶴岡の白山(しらやま)地区の「だだちゃ豆」
2012(平成24)年8月28日
山形県の庄内地方で枝豆といえば「だだちゃ豆」です。
「だだちゃ」とは庄内地方の方言で「お父さん」のことを言います。
江戸時代鶴岡の酒井藩の殿様が枝豆が大好きで毎日枝豆を持ち寄らせて「今日はどこのだだちゃの豆か?」と聞いたことから「だだちゃ豆」と呼ばれるようになったとのことです。
特に鶴岡市の白山地区でとれる「だだちゃ豆」が味も香りも良いことから,「白山」と産地指定で地元の人々は「だだちゃ豆」を購入するようです。
本来の「だだちゃ豆」は,さやの毛が茶色でくびれも深く,ひとさやに豆が2つ入り,さやに少しシワが寄り,豆は緑色に少し黒ずんだ色が混じっているのが正統な豆と言われていると聞いたことがあります。
「だだちゃ豆」を食べると豊かな豆の香りが口いっぱいに広がり,旨味と甘みが強く感じられる別格の枝豆です。
山形市七日町の大沼デパート(電話番号023-622-7111)前の売店で購入しました。
「だだちゃ豆」1袋850円です。