鶴岡市温海(あつみ)温泉名物の「竹廣屋」の「とち餅」と「とちの実かき餅」

2012(平成24)年6月12日

 

 山形県鶴岡市の南部の温海町の日本海沿いの国道7号線から少し山側に入った所に温海温泉があります。

 その温海温泉の名物が「とち餅」と「とちの実かき餅」です。

 温海温泉の「竹廣屋」(0235-43-2027)で購入できます。

 「とち餅」は,アク抜きした栃(とち)の実と餅米で作った餅の中に美味しいこしあんを入れた茶色い餅で,栃の実の風味が感じられとても美味しいです。

 「とちの実かき餅」は,栃の実と餅米でつくった餅を油で揚げた少し厚い煎餅で,サクサクした食感で栃の実の風味がよく出ています。

 栃の実は,デンプンやタンパク質を多く含有する栃の木の実で,古くから食料(飢救作物)として活用されてきました。

 栃の木は巨木となり,沢山の花をつけます。この栃の木の花の蜜をミツバチが集めたものが「トチミツ」です。

 フランスでは,セイヨウトチノキを「マロニエ」と呼び,パリの街路樹となっています。

 その他のヨーロッパの都市でも街路樹としてマロニエがよく植栽されています。

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