浜松の鰻(うなぎ)とスッポン(静岡県浜松市・八百徳(やおとく)・桝形(ますがた))

2011(平成23)年12月25日

 

 静岡県浜松市は浜名湖等でシラスウナギがとれることから,古くから鰻(うなぎ)の養殖が盛んで,鰻は江戸時代から浜松の名産とされていました。

 その鰻の捌(さば)き方は,関東地方の背開きと関西地方の腹開きがあります。

 浜松は,関東と関西の中間地点にあり,鰻の捌き方も背開きと腹開きの両方が混在しているそうです。

 浜松市内には本当に沢山の鰻屋さんがあります。

 今回はJR浜松駅前にある「八百徳(やおとく)」(電話番号053-452-5687)に入って,名物の「お櫃(ひつ)うなぎ茶漬け」(2750円)を食べました。

 この「お櫃うなぎ茶漬け」は,名古屋の名物鰻料理「櫃まぶし」と同様に,1杯目は茶碗によそって「うな丼」風に食べ,2杯目は,茶碗によそって薬味(刻みネギとわさびがすごく沢山付いてきます。)を乗せて熱い昆布茶をかけてお茶漬け風にして頂くもので,とても美味かったです。

 お櫃の中に並べてある鰻の下にはギッシリと刻み海苔が敷き詰めてあり,鰻の旨さを引き立てていました。

 また,浜松はスッポンの養殖も盛んで,その市場占拠率は70%くらいとのことです。

 今回のスッポン料理は,老舗料理店の枡形(ますがた,電話番号053-452-0498)に入って賞味しました。

 コラーゲンたっぷりの滋味豊かなスッポンを堪能できました。また,そのコースの値段もとてもリーズナブルなものでした。

以上
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