赤湯温泉の「むくり鮒(ぶな)」 (山形県南陽市)
2011(平成23)年11月30日
山形県置賜地方に伝わる郷土料理に「むくり鮒(ぶな)」があります。
「むくり鮒」は,小さな鮒(ふな)を背開きで白焼きにした後,素揚げして甘辛い味付けをした伝統食です。
おせち料理にも使われます。
しかし,近年は希少品で年末から春先にかけて少量が出回る程度です。
私は,赤湯温泉街の中心部にある桝屋(ますや)さん(電話番号0238-43-2441)で手に入れることが出来ました。
1パック1250円でした。
「むくり鮒」は,冬場の貴重なたんぱく源として米沢藩9代目藩主上杉鷹山公が広めたと言われています。
また,「むくり」は,「めくる」がなまった「むくる」が語源とのことです。
以上