長らくスペイン国バルセロナに在住している大内晴夫画伯の弁護士バッジ(記章)の絵を弁護士法人武田法律事務所に飾りました。

2015(平成27)年11月3日

 長らくスペイン国バルセロナに在住していて私と山形東高等学校同期の大内晴夫画伯のことは,2003(平成15)年1月1日スペインの美味しい生ハムとオリーブの実でご紹介しました。

 その大内晴夫画伯から,弁護士バッジ(記章)をモチーフにした絵を当法律事務所に寄贈していただき,当法律事務所の玄関から入って正面のついたてに飾らせていただいています。

大きく弁護士バッジが描かれているインパクトのある絵です。

 弁護士バッジは,正式には「記章」と言います。

 弁護士バッジは,中心部に「天びんはかり」,その周りに「ひまわりの花」をデザインしています。

 太陽に向かって大きく明るくたくましく咲くひまわりの花は「自由と正義」の象徴として,「天びんはかり」は「公正と平等」の象徴とのことです。

 すなわち,弁護士バッジは,自由と正義を求め,公正と平等を期すという弁護士の仕事の使命を象徴しています。

 弁護士バッジは,通常純銀の土台に金メッキをしたものです。

 借用料は1万円くらいです。

 金メッキなので最初は金色をしていますが,使用しているうちに金メッキがはがれて銀の地金がむき出しになり銀色(いぶし銀)のバッジになります。

 いぶし銀のバッジは,ベテラン弁護士の証にもなるので,金メッキが早くはがれるように弁護士バッジを小銭入れに入れたり,紙ヤスリで磨いたりする弁護士もいるようです。

 もう1種類の弁護士バッジは,18金製のバッジで6万円くらいで借りられます。

 弁護士バッジは,どの種類も日本弁護士連合会から貸与されているものなので,弁護士登録を抹消するときは弁護士バッジを日弁連に返還しなければなりません。

 弁護士バッジは,造幣局で製造され,それぞれの弁護士の登録番号がバッジの裏面に刻印されています。

 弁護士バッジは,純銀地金の金メッキバッジが多数派のようです。

 そのようなことで,事務所に出入りする度に大内晴夫画伯の描いた弁護士バッジの絵を見て弁護士の使命を再確認しています。


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