計測データ解析システム

PCDGraph Ver4.61 バージョンアップ 

最終更新 2011/01/05

PCDGRAPHとは
 PCDGraphは,CSV形式データファイルを読み込んで,一つのデータ列とそのほか一つまたは複数のデータ列を縦横の座標系にとってグラフを描くものです.
 もともとは,ある試験体の加力実験において得られる加力の大きさと変位の計測値から復元力特性を描くものとして開発されましたが,どのようなデータでも扱うことができます.

 標準形式のデータファイルの形式は次の通りです.
    1行目-チャンネル番号
   2行目-計測点名称(必須)
   3行目-メモ
   4行目-測定単位(必須)
   5行目以降に数値データが並んでいます.データ個数は 100列,30,000 個までです.ただし,同時に扱うことができるのは任意の16列までです.

 標準形式データファイルであれば,直ちに読み込むことができますが,そうでない任意のCSV形式データファイルの場合は,それを標準形式データファイルに変換・保存して読み込むこともできます.


PCDGraphの主な機能・仕様
 ・16チャンネルまで、チャンネル当たり30,000個までのデータに対応しています。
 ・x軸データとy軸データを切り替えることができます。
 ・一時的に指定のチャンネルデータの符号を変換してグラフを描くことができます。
 ・グラフ上の曲線をクリックして、そのデータを読みとることができます
 ・ループ状のグラフの場合は、ループごとの面積を計算します。
 ・データ点を直線で結んだ曲線とともに、記号でデータを表すこともできます。
 ・力と変形の関係を表すデータでは、復元力特性の解析ができます。


Ver4.61へのバージョンアップ
  • 復元力特性の解析において,等価弾塑性特性を検出するためのルーチンを修正しました.
  • 復元力特性の特性値が従来と少し異なる値となることがあります.

 
 
Ver4.0の新しい機能
 
  • ファイルから読み込んだすべてのデータを表示するようにしました.
  • 16チャンネル以上のデータについては,計測チャンネルをグラフチャンネルと対応させることによって,任意のチャンネル数のデータをグラフ化できるようにしました.
  • (株)東京測器研究所のデータロガー計測出力ファイルを直接処理できるようにしました.
    TDS-7130 のテキストファイル *.txt
    TDS-7120 のCSVファイル    *.csv
 



このプログラムの実行例は下のようなものです。各データ系列はチャンネルとして表されていますが、任意に選んだ特定のチャンネルデータと別のデータの関係をグラフ化します。クリックすれば拡大表示されます.



 データファイルの書き方、詳しい使用法は、プログラムを実行して、メニューバーから、「ヘルプ」−「使い方」を開いて、ご覧ください。

インストール

 このプログラムをインストールするには、右の「Download」ボタンをクリックして、PCDGraph*.LZHをダウンロードしてして解凍してください。
 実行ファイルPCDGraph*.EXEとサンプルデータファイルSAMPLE.CSV,FM3変形角.csv, LARGESAMPLE.CSVがDataフォルダに作成されますので、PCDGRAPH46.EXEを実行してデータファイルを読み込んでください。

PCDGraph 4.61
2011/01/05 更新


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