最終更新 2010/08/30
実験データ解析システムPCDSystemの中のPCDSelctを使用すれば,計測データのチャンネル間の演算を施した新しいデータチャンネルを作成することができます.そのためには,変換式を記述した構成ファイルをテキストファイルとして用意する必要があります. 構成ファイルは,エディタを用いれば簡単に作成できるのですが,エディタというソフトを知らない人がいたり,また,変換式の書式を正確に記述するのが面倒と思われる方もいるでしょう. そこで,マウス操作を主体として,視覚的に構成ファイルを作成するソフトPCDConfigを用意しました. 最初から新規に作成するのはエディタを用いるよりも返って大変?だったりするのですが,一度作成された構成ファイルを編集して新たな構成ファイルを簡単に作成することができます.この編集機能を使用すれば,構成ファイルが正しく記述されているかどうか簡単にチェックすることもできます. 構成ファイルのサンプルはsampleフォルダ内の構成サンプル.txtをごらんください. サンプル構成ファイルでは以下のように記述されています.
PCDConfigを起動して「参照」ボタンでこのサンプル構成ファイルを読み込めば次のように変換式が示されます. |
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PCDConfigによる編集作業
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行を指定して編集すれば,変換形式に応じて下の表示がされます. 空白行には,新規に変換式を記述できます.変換式を記述できる行数は最大16行です. チャンネル番号,数値,メモ,単位は直接記入します. 符号,演算子は,コンボボックスのボタンで選択します. これを「確定」すれば,その行が編集されます. 最後に「保存」ボタンで構成ファイルとして保存します. |
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2行目の変換式 |
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4行目の変換式 |
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6行目の変換式 |
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